ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

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Western Front Tank Leader

猿遊会の2日目にプレイしました。シナリオは「サリーヌ襲撃」で僕はドイツ軍を担当。プレイ時間は朝からお昼まで、とあらかじめ決めていたので、4ターンくらいのところで終了となりました。

Western Front Tank Leader

上の図はセットアップ完了時点の様子です。ドイツ軍は3号突撃砲と75mm対戦車砲をサリーヌの町の北東方向を守る位置に、迫撃砲を西よりに、それぞれ歩兵ユニットとスタックさせて配置しました。

歩兵をスタックさせた理由は近接突撃に強いのではと思ったためです。今回のシナリオではアメリカ軍だけがC3能力がAのカードを持っており、あるターンの最後の手番にハーフトラックで隣接ヘクスまで運ばれた歩兵ユニットを使って、次のターンの最初の手番として近接突撃させることができると思ったので、これに対抗しておくべきかと考えました。

Western Front Tank Leader

北にセットアップされた戦車は林(ボカージュヘクスが林として扱われます)を、東からの機甲歩兵は煙幕を使ってサリーヌに迫ります。

戦車の大半が西端の道から前進してきたので、3号突撃砲をその正面へと動かしました。また、機甲歩兵が川を渡って南から迂回するルートをとらなかったので、後方に配置してあった歩兵を町の東端に動かして歩兵に対する射撃力を強化することにしました。

Western Front Tank Leader

本格的な戦闘はアメリカ軍の機甲歩兵がサリーヌの東でハーフトラックを降りたところで始まりました。ドイツ軍歩兵と迫撃砲(自分で視認しているので火力が2倍!)の防御射撃がアメリカ軍の歩兵を行動不能にしていきます。3号突撃砲と75mm対戦車砲はサリーヌぎりぎりのところまで引き付けたアメリカ軍戦車を着実に破壊していきます。

Western Front Tank Leader

しかし、圧倒的な物量で押し寄せるアメリカ軍はサリーヌ市街に突入し、ドイツ軍に隣接して攻撃をしかけてきます。至近距離の射撃でアメリカ軍を屠っていくものの、ドイツ軍は着実にその数を減らされていきました。

Western Front Tank Leader

プレイのための時間がなくなり、ゲームはここでお開きになりました。両軍ともにかなりの数の損害を出していますが、ドイツ軍の増援が到着するまでの間にアメリカ軍はサリーヌを掃討できるのではないかと思います。

今回のプレイは両プレイヤー共にこのゲームを初めてプレイしたので、まずはゲームシステムを手探りする段階で終わってしまったように思います。両プレイヤーがシステムに慣れた後であれば、まったく表情の違うゲームになるのでしょう。でも、このゲームを再度プレイする機会は得られるかなぁ。。。
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by gameape | 2011-10-30 19:13 | Comments(1)

文化祭気分♪

猿遊会」というゲーム会まであと2日ほどになりました。そろそろ忘れ物がないように持ち物を整えたり、ゲームのプレイ方法の最終確認(あやふやなルールの読み直し、勝利条件のチェックなど)に入るべきところだろうとは思いつつ、ゲームの本質にはあんまり関係なさそうな小物(あんまり小さくないものもある)の準備したい欲求が止まりません。

Western Front Tank Leader - Extended Tables

まずはWestern Front Tank Leaderの図表の拡大版作成。単に拡大コピーするだけではつまらなかったので、プレイ中には使わない「地形定義表」をはずし、射撃関連の表を横に並べ、川関連の表に地形の絵を挿入してみました。本当は地形効果表全部に絵を入れたかったのですが、途中で飽きちゃいました。。。

Western Front Tank Leader - Extended Tables

倍率はこんな感じです。それから「視認の手順」の「平地にいる目標の視認ナンバーは1/3」のところに「端数切り上げ」を追加したのも自分的にはポイント高いです。

Rebels in the White House - Play aid

つづいてRebels in the White HouseのSupply Pad。先日作成した手書きのものを、PCからプリントアウトしたものに差し替えました。将軍のフルネームが書かれているところがキモです。本当は将軍のポートレートも入れたかったのですが、見つけられなかった人がいたのでこのような体裁になりました。

Rebels in the White House - Play aid

さらにマグネットが大きくて分かりにくかったので、一回り小さいものに差し替え(20ミリから15ミリに変更)。100円ショップは人類最大の発明だと思います、はい。色がピンクなのはちょっとアレですが、この他は水色しかなく、それだと北軍っぽいのでピンクに甘んじました。

Rebels in the White House - Play aid

そして勝利条件ディスプレイ。コルクボードにマップ画像を貼り付け、ピンを刺して達成した目標をマークしてみてはと思っています。

Rebels in the White House - Play aid

iPadとかノートPCを使うのも悪くないのですが、こういう「天然3D」なディスプレイは心動きます。PowerPointやKeynoteもいいのだけれど、学園祭などで見られる模造紙を使ったプレゼンはとてもソウルフルだなと。

何年か前から「ウォーゲーマーの文化祭」って面白いんじゃないかと思っています。普通のコンポーネントで普通にウォーゲームするのは面白いんですが、普段とちょっと違った備品を使ってわいわい楽しむのもいいんじゃないかなぁ、と。コルクボードが悪い方向に倒れてマップ上のユニットをぶちまけてしまわないかなぁ、と心配でもあったりするのですが。
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by gameape | 2011-10-19 22:36 | 考えごと | Comments(1)
Western Front Tank Leader

Western Front Tank Leaderのルールには、間接射撃を解決する際のダイス修整が視認するユニットと射撃するユニットのどちらを元に決めるのかが書かれていないように思います。

日本語版ルールの19ページに書かれている例では、目標までの距離は視認するユニットで、練度は射撃するユニットでダイス修整を決めています。これに従って、間接射撃の解決には視認するユニットの練度と射撃するユニットから目標までの距離は影響を及ぼさないとしてよいのではと思います。

実際の射撃において、視認するユニットの練度や射撃するユニットまでの距離が射撃にどう影響するか、僕にはよくわかりません。視認するユニットの練度は視認判定に影響しているのでそれでよし、ということにしてよいんじゃないかとも思います。

「いや、それは違うよ」とか「常識で考えたら。。。」と反論されたらちょっと困りますが、反論と共に代案が提示されるならば、それがよっぽど変なものでない限りは採用させていただくと思います。

それをきっかけにして、お互いの「第2次大戦の間接射撃観」みたいなものが交換できれば面白いのだろうとは思いますが、僕はせいぜい「他のゲームでこんなルールがありましたよ」くらいのことしか言えないので、話はいまひとつ盛り上がらなそうです。

「ルールに不明瞭な点があったら常識で判断する」という考え方は適切だとは思いますが、どちらかというと苦手です。「ルール至上主義」と呼ばれるほど極端な考え方ではないつもりですが、できればルールを読めばすべてすっきりわかるようになっていてほしいし、そうでないゲームはプレイせずにおくのが無難と思います。

しかしながら、「Tank Leader」のように古いゲームをプレイするときにそんなことは言ってられないですし、ルールに不明瞭な点があってもやっぱりプレイしたくなるゲームは少なからずあるわけでして。。。
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by gameape | 2011-10-17 23:42 | Comments(4)
Western Front Tank Leaderの上級ゲームシナリオをスペックだけ眺めてあれこれ考えています。前回に続き、後半5本について考えてみました。

Western Front Tank Leader - A6 - The Rhine River Blues

ライン河ブルース(The Rhine River Blues):
1944年、イギリス、10ターン、マップ縦つなぎ。

川の対岸で守るドイツ軍歩兵をイギリス軍の諸兵連合部隊が攻撃します。イギリス軍は兵力的にもC3能力的にも勝っています。ドイツ軍は若干良質の増援を受け取りますが、それでもAFVは3突1個だけ、C3能力もイギリス軍に幾分及びません(イギリス軍はAがありますがドイツ軍はBのみ)。

Western Front Tank Leader - A7 - Assault On Salines

サリーヌ襲撃(Assault On Salines):
1945年、アメリカ、14ターン、1マップ、マップ1枚。

両軍に歩兵と戦車がいますし、アメリカ軍はコマンドの指揮下にペアレントがきちんと揃っています。ドイツ軍は「ハンティングタイガー」を持っているものの、アメリカ軍は空軍と砲撃とより高いC3能力でこれに対抗できる、ということのようです。防御施設がないところもポイント高し(当社比)。ちょっと期待できそうなシナリオです。

Western Front Tank Leader - A8 - On The Road To Arnhem

アルンヘムへの道(On The Road To Arnhem):
1944年、イギリス、14ターン、マップ縦つなぎ。

これまたドイツ軍が「戦車は3突1個だけ」(「戦車じゃなくて突撃砲」ですが。。。)というシナリオです。C3の劣悪なドイツ軍歩兵が守り、優秀なイギリス軍が攻め、そこそこのドイツ軍が来援する、という感じでしょうか。

マップの端から進入したイギリス軍が逆側の端から突破しないと負け、というなかなか強引(かつマーケットガーデンらしい)勝利条件は気になるものの、最初のシナリオとしてはどうかなぁ、と。

Western Front Tank Leader - A9 - Between A Rock And Hard Place

背水の陣(Between A Rock And Hard Place):
1945年、アメリカ、10ターン、マップ2枚。

両軍ともに戦車と歩兵を持っているし、防御施設も使わないし、マップ2枚だし、ターン数も短いと、とりあえずは好条件が並んでいます。勝利条件が損失、突破、占領の組み合わせと、選択の幅がありそう(ものすごく推測)なところにも好感触。

このシナリオとは関係ない話、かつまだプレイしていない段階での憶測ではありますが、Western Front Tank Leaderはアメリカ軍とイギリス軍の違いに加え、1944年と1945年の違い(連合軍の練度とC3と装備がぐんと改善される)も提示されていて面白いと感じます。

Western Front Tank Leader - A10 - Germany's Last Gasp

Western Front Tank Leader - A10 - Germany's Last Gasp

ドイツ最後の攻勢(Germany's Last Gasp):
1944年、アメリカ、14ターン、マップ縦つなぎ。

バルジの戦いにおけるドイツ軍の攻撃が題材です。アメリカ軍が防御施設を持っています。両軍が戦車を持っていますが、アメリカ軍は1個中隊(とM7を1個)だけです。

初めてプレイするシナリオ(かつ、かつそんなに準備を周到にしたくないセッション)においては、一方が防御施設を持ち、かつ移動力が皆無に等しい歩兵を適切にマップに配置しなければならないものよりは、両軍がマップに進入してくるものだったり、多少の配置ミスがあっても移動して何とか立て直せるようなものがいいのかもと思ったりします。

以上、10本のシナリオを眺めてみて、最初にプレイする(なおかつ、その後しばらくはこのゲームをプレイしない前提です)シナリオとして適切そうに見えるのは「鉄槌と金床」「ルール掃討戦」「サリーヌ襲撃」「背水の陣」ではないかと思っているところです。それぞれユニットを並べて少しだけでも動かしてみることができるといいのですが、果たして。。。
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by gameape | 2011-10-09 14:22 | Comments(0)
Western Front Tank Leader(というかHJが出版した「タンクリーダー」)をプレイする予定ができたので、ルールを読んだり、マップにユニットを並べたりしてゲームと戯れています。行動するユニットをカードを使って決めていくシステムは、チット引きシステムほど無作為ではないけれど、プレイヤーが好きなフォーメーションを選んで行動させるシステムほどプレイヤーの自由度が高くないように思えて、なかなか面白いのではないかと感じています。

このゲームには戦車だけを使う「基本ゲームシナリオ」と、砲兵や歩兵なども登場する「上級ゲームシナリオ」があるのですが、いまのところ後者をプレイする予定です。そこで、10本ある上級ゲームシナリオそれぞれの両軍の兵力を眺めながら、どのシナリオがいいかをあれこれ考えてみることにしました。

Western Front Tank Leader - A1 - Incoming!

Western Front Tank Leader - A1 - Incoming!

上げ潮(Incoming!):
1944年、アメリカ vs ドイツ、20ターン、マップ縦つなぎ(2枚のマップの短辺をつなげた横長マップ)。

ゲームに入っているアメリカ軍のほとんどを使うという大規模なシナリオを最初に持ってきてしまっています。ノルマンディ(でも、タイトルから連想してしまうような海岸での戦闘ではありません)のシナリオということで、西部戦線の最初に持ってきたい気持ちもわかりますが、「まずは順番にプレイしてみよう」とトライして挫折したプレイヤーがいなかったか心配です。

長さ20ターン、ドイツ軍には防御施設あり、などなど、プレイヤーの負担も大きそうなので、初めてプレイするシナリオとして選ぶのは避けたほうがよさそうに思います。一度はプレイしてみたいと思わないではないですが。。。

Western Front Tank Leader - A2 - Aracourt

回廊(Arracourt):
1944年、アメリカ vs ドイツ、16ターン、マップ2枚。

原題のとおり、アラクールの戦いが題材になっているのだと思います。マップが広くてユニットが少ないところや、規模の大きい攻撃側と少数精鋭の防御側という状況は僕の好みに合いそうです。また、アメリカ軍にコマンドとペアレントがきちんと含まれているところも高得点。しかし、ドイツ軍が隠匿配置であるところが初めてのプレイに使うシナリオとしてイマイチに思えます。ドイツ軍に歩兵がいないところも減点材料です。

Western Front Tank Leader - A3 - Meat Grinder

肉挽き機(Meat Grinder):
1945年、アメリカ vs ドイツ、12ターン、マップ1枚。

両軍ともに歩兵中心の配置で始まり、防御側のドイツ軍が戦車の増援を、攻撃側のアメリカ軍は機械化された歩兵の増援を受け取る展開のようです。序盤はコマンドとペアレントを持つアメリカ軍の方がC3が高いので両軍が攻撃できるのかもしれません。両軍ともに歩兵中心なのでダイナミックな移動があるのか心配ですが、ちょっと気になるシナリオではあります。

ただ、ドイツ軍に防御施設があるのがちょっと面倒くさかったりします(特に地雷が。。。)。このゲームに限らず、防御施設の登場する戦術級ゲームに軽い気後れを感じるのは僕だけでしょうか。。。

Western Front Tank Leader - A4 - Hammer And Anvil

鉄槌と金床(Hammer And Anvil):
1944年、イギリス vs ドイツ、15ターン、マップ1枚。

イギリス軍の歩兵1個大体と戦車1個中隊に対するドイツ軍の戦車1個大隊による攻撃で始まり、イギリス軍の戦車1個大隊が(西部劇の騎兵隊のように(推定))来援するシナリオのようです。ドイツ軍はイギリス軍を撃破しないと勝てないので、序盤に攻撃して稼ぐのか、長期戦に持ち込むのかの判断を楽しめるかもしれません。

ペアレントフォーメーションがあったり、大隊の指揮範囲があったりするアメリカ軍に比べると、イギリス軍はドイツ軍との差異が少ないので「異質な軍隊の衝突」というウマ味は薄いのかもしれません。また、せっかくマップ2枚を広げられるスペースがあるのにマップ1枚のシナリオをやるのはちょっともったいなかったりします。

Western Front Tank Leader - A5 - Clearing Action In The Ruhr

ルール掃討戦(Clearing Action In The Ruhr):
1945年、アメリカ vs ドイツ、16ターン、マップ1枚。

ドイツ軍に防御施設があるのはマイナスですが、C3能力に勝るアメリカ軍戦車が「ハンティングタイガー」5号駆逐戦車(「ロンメル」ですよ!)と戦う状況は、小林源文マンガの「こちらドーラ1、足を狙え!」というコマを連想して体温が上がります(アチラは3号戦車とKVでしたが)。マップが1枚だったり、カードの読み替え(「額面上は同じ指揮系統にないけれど、同じ指揮系統に属するものとして扱う」)があるなど、気になる点はいくつかありますが、補って余りある面白さを期待できます。

(10/9 13時ごろに追記。「ハンティングタイガー」が登場するのはより後のシナリオ「サリーヌ襲撃」でしたので訂正しました)

結構なボリュームになってしまったので、残り5本は後編として掲載したいと思います(まだ書いてませんが。。。)。
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by gameape | 2011-10-09 12:01 | Comments(4)