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ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

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Pendragonを4人でプレイしました。シナリオは前回と同じ「Barbarian Conspiracy」で、約5時間で最後まで進められました。担当はドゥクス。

オケアヌス・ゲルマニクスからサクソンが襲来し、ドゥクスがそれをインターセプト。キウィタスは海洋交易で富をたくわえ、スコティはドゥムノニアの岬に居留する幕開け。ドゥクスとしては蛮族退治でプレステージは上げつつも、ブリトン・コントロールの不用意な回復はキウィタスの勝利につながるので注意しました。

Pendragon

最初のエポックは「コンスタンティヌス3世」。キャバルリー3個を派兵したドゥクスは見事にガリアで勝利を収めて名声を高めます。スコティとサクソンのレナウンはそれぞれ11で、ブリトン・コントロールは35。キウィタスの自動的勝利は回避して、軍人優勢のローマ支配で最初のエポックを通過です。

2回目のエポック(このシナリオではゲーム終了)に向かって、各勢力は勝利に向けてひたひたと近づいていきます。サクソンはイケニに居留し、人口2ポイント以上のリージョンをもう1つ支配すれば勝利できる状態に。スコティは勝利に必要な居留地を保有しており、襲撃と誘拐で名声を高めるのみ。

Pendragon

活発化する蛮族によってブリトン支配の領域が減っていきますが、これによってキウィタスの勝利の芽が出てきます。ブリトン支配の減少でブリテン島がローマ支配から自治(オートノミー)に移行するとキウィタスの勝利条件が緩和され、それによってキウィタスが勝利条件を達成してしまうのです。

詳しくは次のような状態です。
  • ブリトン・コントロールが30以下になると、ローマ支配から自治にかわる。
  • ローマ支配ではブリトン・コントロールが36超でキウィタスの勝利だが、自治なら27超でよい。
  • なので、ブリトン・コントロールが28から30ならば「自治に下がってキウィタスの勝ち」になる。
こうなるとドゥクスのできることは蛮族をとにかく攻撃し、彼らの勝利の因子を潰していくことと、蛮族を除去することでブリトン・コントロールを回復させて自治への移行を食い止めて、キウィタスの勝ちをなくすることです。攻撃はどれも成功して、よしこれで同点決勝に持ち込めるぞ、と思ったのですが…。

Pendragon

キウィタスはここで民兵を集結させて、ブリトン・コントロールをさらに増やしてきました。ローマ支配でも勝てる状態を達成してしまったのです。ひっくり返す方法が何かあるのではと長考させてもらいましたが、すでに万事休す。市民寄りのローマ支配でブリトン・コントロールは37。キウィタスの勝利です。くやしいけれどお見事でした。

なお、2枚めのエポックカードは「ホノリウスの勅令」。ブリテン島はローマの支配から地元出身者による統治、または群雄割拠の時代に入っていくということなのでしょう。

プレイしている途中はゲームシステムと格闘するので精一杯でしたが、その後にプレイブックやWikipediaをパラパラしながらゲームを振り返ると、歴史方面の満足もいくぶん補給できるようになってきた気がします。テーマ的にもプレイヤーを4人揃える的にも容易ならざるゲームだとは思いますが、ハードルを乗り越える価値があるゲームですよ、と申しておきます。




by gameape | 2019-03-17 15:17 | プレイせず書く | Comments(0)
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Pendragonのソロプレイ、シナリオは「Barbarian Conspiracy」です。ノン・プレイヤー(≒ボット)のルールは使わず、人類プレイヤー4人相当でのプレイ。

1枚目:St Germanus
キウィタスはトレード&ルールでリソースとウェルスを増やし、ドゥクスとスコティはリミテッド・コマンドを嫌ってパス。サクソンは同様にパスでもよかったのですが、次のカードのファクション・オーダーが最下位なので手番が回ってくる可能性が低いと見て、イベントを実行してブリトン・リソースを-10。

2枚目:Niall's Raid
スコティがキャパビリティを獲得、でも、結局一度も使わずに終わります。ドゥクスはパス。

3枚目:Monasteries
キウィタスがイベントでウェルス+10。ドゥクスはバーバリアンがレイドしてこないようトレインを選んで何もせず。

冒頭の画像の「CURRENT」とあるのがこのカードです。振り返ってみればここがヤマでした。ブリトン2勢力が華麗に連携したかと思ったのですが、ドゥクスがここでパスしておけば、バーバリアンがフルスケールでレイドできました。そうすればキウィタスの足を引っ張るとか、ドゥクスが自らのプレステージを上げるとかの展開になったのかも。

4枚目:Niall Noigiallach
スコティがキャパビリティを獲得。これまた一度も使わずに終わってます。サクソンはレイド&サプライズ。Iceniに上陸したレイダーがクー・ドゥ・メン(戦闘前に城壁内になだれ込む)に成功し、ブリトンはこのリージョンの支配を失います。

5枚目:Feeding The Ravens
ドゥクスがサクソンのレイダーをインターセプト。フィートをするウマみがなく、他ファクションによるイベントを封じるためフィートなしでの実行。3リージョンのひとつでイベイドされたものの、残りふたつは完封勝ち。キウィタスはミリシアをIceniにマーチさせてコントロール回復を目論みます。

6枚目:Devastation
スコティが4リージョンでレイド&ランサム。サクソンはレイダーが唯一生き残ったリージョンからリターン。

7枚目:The Irish Shore
ドゥクスがスコティのレイダーをインターセプト。前回同様フィートは無し。4リージョンのひとつを取り逃し、残りは完封。キウィタスがパス。

8枚目:Tintagel
キウィタスはイベントでDumnoniiにヒルフォート、コミタトゥス、ミリシアを配置。本当ならIceniに置きたいところですが、イベントで地形がヒルズのリージョンに限定されているので我慢。

スコティはレイド。サプライズをつけてディープレイドでポピュレーションの高いリージョンをターゲットに加えます。エポックが近いので、多くのプロスペリティを奪ってドゥクスの勝利を阻むことが狙いです。

ここでキウィタスの勝利条件にまで気が回らなかったところが惜しい。

Pendragon

9枚目:Rescript of Honorius
もともと次のカードとして「Isle of Avalon」が提示されていましたが、エポックカードがドローされたのでそちらを先にプレイ。その時点のポイントは次のとおりでした。

・トータル・プロスペリティ:64
・プレステージ:5
・ブリトン・コントロール:38
・ウェルス:13
・リソース:ドゥクス 6、キウィタス 17
・レナウン:サクソン 6、スコティ 4

フォエデラティは不在なのでアノーナは何もなし。続くインペリウムフェイズは、まずはキウィタスがホーディングでウェルスを20に上げ、ミリタリー・ドミナンスからシビリアン・ドミナンスへのシフトがおきます。

そしてビクトリーフェイズ。シビリアン・ドミナンスで、ローマン・ルールで、ブリトン・コントロールが36以上。なんとキウィタスがビクトリー・スレッショルドを超えているではありませんか。ゲームはここで終了です。

よくよく考えてみれば(最初からそれくらい考えておけよ、とも言う)、ゲーム開始時にブリトン2勢力はどちらもビクトリー・スレッショルドを超えた状態にあります。ドゥクスの勝因となるプロスペリティはレイドで容易に下がりますが、キウィタスの勝因となるブリトン・コントロールも適当に下げておかないと、今回のようなゲーム早期終了が置きてしまうのでしょう。

ボットと対戦してコテンパンにされないよう、もう少し人類だけでプレイして修行を積むべきなのかも。


by gameape | 2019-02-16 11:40 | ソロプレイ | Comments(0)

ようやくブリテン島へ

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ゲームを入手してから約1年。ようやくPendragonを対戦できました。4人プレイの場を設定してくださったWilandorさんに感謝。もちろん、他の2名のプレイヤーさん(と風邪で参加できなかったもう1名さん)にも。

序盤の1/3をプレイするシナリオ「Barbarian Conspiracy」。かなりざっくりで端折りまくりのルール説明を含めて約6時間かかりました。慣れれば大幅に短縮できるのではと思うものの、ゲームのメカニズムが結構複雑なので慣れるにはそれなりの努力が必要かもしれません。

ドゥクス(元ローマ軍)とキウィタス(ローマ化したケルト人)のいるブリテン島に、まずはサクソン(ゲルマン人)とスコティ(ピクト人やアイリッシュ)が上陸して資源(金色のキューブ)を奪います。当初は損失を交易や統治で補っていたブリトン(ドゥクスとキウィタス)でしたが、ドゥクスの戦闘能力の高さに気づいた後は強力な反撃が成果をあげていきます。

Pendragon

一度目のエポック(≒冬)がくる直前、このままではドゥクスが自動的勝利してしまうことが判明します。3人のプレイヤーが妨害方法を考え、勝利にはあと1ポイント足りない、というところまで押し戻します。

そしてシナリオが終了する2回目のエポックの直前。今度はサクソンが勝利条件を満たしていることがわかり、手番プレイヤーのドゥクスが知恵を絞ります。サクソンの勝利を阻む方法は見つかるものの、それを達成すると今度はキウィタスが勝利条件を満たしてしまいます。いずれにせよドゥクスの勝利はないね、というところでゲームを終わりにしました。

なお、僕がプレイしていたスコティは勝利からかなり遠いところにおりました。。。

Pendragon

Pendragonのルールはウォーゲームとしてそれほど難しくはないと思います。しかし、4勢力それぞれに異なるパラメータが複数あって、それがどう連動して何に影響していくのかを体得するのが大変です。これを奪ってあの値を上げて、上げた値を使ってこのアクションをすると敵のあの値を減らせるから勝利を阻める。そういう種類の計算と思考がいろいろ出てきます。

この「風が吹くと桶屋が儲かる的」、または「ピタゴラ装置的」なゲーム世界はとても面白く、5世紀のイギリス(ブリタニア?)をそのようにモデル化したことが、Pendragonのウォーゲームとしての大きな魅力なんだろうと思います。ソロプレイしただけではそれを理解できなかったのですが、今回の対戦で強い手応えを感じました。ソロプレイもできるようになりました。

まだまだゲーム自体で手一杯ですが、今後もう少しゲームに慣れれば歴史や軍事などのフレーバー要素も摂取できるようになるかもしれません。Wikipediaをちょろっと読む程度ですが。

by gameape | 2019-02-14 22:31 | 対戦 | Comments(0)

書かないと覚えられない

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Pendragonのソロプレイを2回トライしましたが、2回とも最初のカードで力尽きました。1回目はルールをざっと読んで、2回目はプレイヤーエイドカードを割と真面目に読みながら。でも、全然感じがつかめない。そもそもどのコマが何で、どのポイント(プレステージとかリソースとかレナウンとか)が何をどうすると変わるのか。何が分からないのか分かってないのかも。

読んでもダメなら、ということで書いてみました。前段階としてパソコンで書いたものと、別のノートに文字だけで書いたものがあります。複数回書いてようやく何となくアタマに入ってきたような気がしますが、気のせいかもしれません。

おそらくこういう傾向は、より年をとっていくにつれて進む(しかも加速していく)のでしょう。年取ったらウォーゲームするぞー、とか言ってると老眼とあわせて、ゲームはどんどんできなくなっていく気がするなぁ。

冒頭の画像は見てる分には昆虫採集の標本みたいで、何となく楽しいのができたと思います。

by gameape | 2019-01-28 22:37 | ウォーゲーム生活 | Comments(2)