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ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ
多人数プレイは非対面が面白い_e0120077_22171106.jpg

引き続き、GCACWワールドシリーズの話です。ゲームの展開はひとつ前の記事で紹介しています。

スペインチームが8人で北軍を、日本チームが3人で南軍を受け持ちました。それぞれ1人が総司令官となり、残りのプレイヤーたちはその指揮下の将軍たちをプレイします。

多人数プレイの進め方は「Grant Takes Command」に選択ルールとして含まれていたルールとほぼ同じです。イニシアティブに勝った側の総司令官は指揮下の将軍1人を選び、選ばれた将軍は自分のユニットを活性化するか、他の将軍(または総司令官)にイニシアティブをゆずるかを決めます。自陣営がイニシアティブを持っている間、コミュニケーションは禁止です。

総司令官プレイヤーができるのは、イニシアティブのダイスをふり、誰が活性化するかを選ぶ。またはパスする。ごくたまに総突撃のダイスをふる。それだけです。それで面白いのか。これが非常に、ひっっじょうに、面白かったのでした。

活性化する将軍を選ぶと、その指揮下のユニットがちゃんと、人間がきちんと考えた動き方で動く。自分ですべてのユニットを動かす普通のウォーゲームとも、コンピュータがユニットを動かしてくれるゲームとも違うように感じました。

同じやり方の多人数プレイを対面でやったことはあります。それはそれで面白かったのですが、同じことを非対面でやってみて、印象が大きく違うなと思いました。僕は南軍の総司令官として、部下にイニシアティブを渡すときには不要かつ無謀な攻撃をしかけてしまうのではないかと心配し、渡さなかったときには部下がイラ立っているのではとハラハラする。対面なら得られる顔色や態度といった情報が伝わってこないゆえのスリルです。

Longstreetを担当してくださった(コマを動かす役回りだった)プレイヤーさんも、今回のゲームをTwitterで次のようにほめています。

昨日のGCACWワールドシリーズ。僕は Longstreet 担当だったけれど、Lee からイニシアティブを渡されて、その意図や狙いを汲み取ろうとしたり、分かんないからとにかく自分のやりたいことをやったりする判断がドキドキでワクワクでした。突撃時の指揮のダイスはこういうことを表現してるんだろなって。
@taku9113さんのTwitter

休憩兼作戦会議の時間にみんなで立てたプランが敵の行動によって半ば崩れてしまったあとも当初の目的に向かって手段を(言葉によらず、コマの動きで)協力して軌道修正していくのも、心地よいプレッシャーとおもしろさがあった。一陣営を複数人でやる方式はウォーゲーム界のブルーオーシャンじゃないか

対面でのプレイが悪いとか劣るとは思いませんが、ひとつの陣営を非対面の多人数がプレイすると、非常に面白くなる可能性がある、というのが今回のプレイに発見でした。VASSALがとてもよいツールであることと、通信環境(ソフトもハードもネットも)がいい感じに発達したことで、こういう形式のプレイをする機が熟したのだろうと思います。

ネガティブな要素も書いておきます。まず、プレイ時間は増えます。ざっくり1.5倍から2倍ぐらいになるようです。それから、北軍にはやることがあまりなかったプレイヤーがいたのではないかと思います。手持ちの部隊が敗走させられてしまったまま、最後までお付き合いくださった方には、感謝してもしきれない。楽しいゲームをありがとうございます。グラシアス。

GCACWシリーズを今回のようなスタイルで(でも、より競技性を重視して)プレイする次の企画が発表されています。4人以上のチームでの参加ということなので、あと1人を探さねば。We must strike them a blow、であります。

最後に、今回のGCACWシリーズのエンドロール。全プレイヤーとスタッフです。こうやって名前を並べるだけで、理由の説明しにくい高揚感があります。

Confederate Generals

Union Generals

Staff

by gameape | 2020-04-08 21:54 | 電源必須系 | Comments(0)
第2次マナッサスの戦いを追体験_e0120077_15215509.jpg

Stonewall Jackson's Way 2のシナリオ「Bag The Whole Crowd」です。GCACWワールドシリーズで、南軍を3人のプレイヤーが受け持ち、僕は総司令官(Lee)の役割をプレイしました。VASSALを使ったネット越しのライブプレイで、ゲーム終了までに約5時間を要しました。

最初のイニシアティブを取った北軍にThoroughfare Gapを塞がれたものの、その北にあるギャップを抜けたLongstreetが北軍の左翼を包囲攻撃して敗走させ、南軍にとって非常によい滑り出しになりました。Hey MarketとGainesvilleの間に布陣している北軍は、左右両翼のどちらにも滑り込めるすき間があったので、「これは早い段階で南軍が勝ってしまうかも」と感じました。

Stonewall Jackson's Way II>

Jackson担当のプレイヤーは、北軍のPorterとBanksがどこに向かうかを心配していました。しかし、僕はPopeの主力を左右から包囲攻撃すれば、一気に勝負をつけられると考えました。Jacksonに攻撃を提案したところ、それに応える形でGainesvilleへの攻撃が成功。Popeを包囲する環がぐっとせばまります。

Stonewall Jackson's Way II

包囲攻撃の目標にするはずの北軍が次々とFlank Refusedになっていく中、PorterとBanksはGrovetonへと北進していきます。Jacksonがこれを巧みに包囲して攻撃、これが決定的な一打になるのかなと思いました。しかし、戦闘のダイスは北軍が5で南軍が1。立往生したJacksonを横目に、北軍は返す刀でTaliaferroを敗走させてしまい、Groveton周辺ががらあきになってしまいます。

Stonewall Jackson's Way II

できることの少なくなった南軍は最後のギャンブルに出ます。D.R. JonesがLeeとLongstreetとともに北軍の側面を迂回し、Grovetonに突撃。その少し後ろにはEvansを随伴させ、タクシーのようにLeeとLongstreetを連れて舞い戻ります。そして、Hey Marketに対する最後の突撃でチェックメイト。Grovetonの突撃には、Stuartの騎兵を後方に回り込ませます。

イニシアティブを取られてしまい、北軍が先にGrovetonの周囲を固めてしまうアクシデントがあったものの、D.R. Jonesは正面突撃で見事にGrovetonを奪回します。しかし、南軍のがんばりもここまで。北軍はGrovetonのD.R. Jonesを次々と取り囲み、対抗できる南軍はJacksonの1個師団だけという状態。

ここで両軍の協議があり、Grovetonに対する北軍の突撃の直前でゲームを終了となりました。この時点の勝利ポイントでは北軍の実質的勝利。ゲームを続ければ北軍がGrovetonを取り返して、決定的勝利となったように思います。いずれにせよ、北軍の勝利は間違いありません。

振り返ってみると、Hey MarketとGainesvilleの間に、両方の側面にスキを作って布陣したのは、北軍の罠だったのかもしれません。南軍はここを主戦場にしてしまった結果、最も勝利ポイントの高いGrovetonに投入できる兵力が足りなくなってしまいました。

このシナリオのタイトルは、「we shall bag the whole crowd」というPopeの発言に由来します。今回のプレイでは逆の立場にあるはずの僕が、「北軍を一網打尽にして圧勝できる」と考えてしまい、史実におけるPopeと似たような形で負けてしまったことになります。

ゲームに負けて喜ぶのは礼を欠く態度かもしれませんが、第2次マナッサスの戦いのけるPopeの体験を追体験できてしまったことは、大変においしいプレイだったんだよなぁ、かなりうれしく感じているのであります。

by gameape | 2020-04-05 18:17 | 対戦 | Comments(0)
GCACWワールドシリーズは4月4日の午後5時開幕_e0120077_20562825.jpg

先週の土曜日に「GCACW vs. the Coronavirus」という、ネット越しに多くのプレイヤーが集まって、GCACWシリーズを多人数プレイする企画がありました。


これと同じようなことをやろう、という話を持ちかけてくれたのがAlberto Romeroさん。スペインのGCACWプレイヤーで、一緒に秋葉原のイエローサブマリンでゲームをしたりした仲です。

DSCN3144

多人数プレイの進め方については、前述した「GCACW対コロナウイルス」のルールを元に、Albertoさんがスペイン対日本のチーム戦のためものを作ってくれました。それに勢いで日本語訳をつけたのがこちら。


色々と書かれていますが、主に参加方法について要約すると次のような感じです。

  • ゲームの様子を覗きたい、会話を聞きたい、という場合は、Vassalのオンライン対戦に自由に入室してよく、Skypeのチャットにも参加できます(マイクは常時オフでお願いします)。退出したくなったときも、特にメッセージは不要です。
  • 日本チームにプレイヤーとして参加したい人は、このブログのコメントか、Twitterの @gameape 、またはMustAttackの「たかさわ」宛にお知らせください。参加は途中から、または途中まで、でもオッケーです。
  • 開始時刻は2020年4月4日(土)の、スペイン時間の午前9時、日本時間の午後5時。所要時間は3~4時間だろうと思います。
  • VassalStonewall Jackson's Way IIのモジュール(バージョン1.1.5aを選んでください)、Skypeを使います。Twitterアカウントもあると便利です。

ネット越しでウォーゲームするのは久しぶり(1年ぶりぐらい?)なのですが、今回はかなり大がかりなイベントで、ちょっと緊張しています。「競技よりは仲良くなろう」という趣旨なので、肩の力を抜いて楽しもうと思います。

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by gameape | 2020-04-03 21:44 | 電源必須系 | Comments(0)

スマホでウォーゲーム

スマホでウォーゲーム_e0120077_15265501.jpg

ひとつ前の記事で紹介したHere Come the Rebels! 2のソロプレイは、最初から最後までNumbersというアプリを使って、iPhoneでプレイしました。画面が小さくて全体が見えにくいとか、思っていたのと違うコマをうっかり動かしたりもありましたが、全体として非常に楽しいウォーゲーム体験でした。

Here Come the Rebels!

嫁とデートに出かける地下鉄の中で、北軍の移動力のダイスが3回連続「6」になって驚いたり。

ロイスダール

お目当ての甘味処が早仕舞いして、プランBで訪れたカフェのケーキに見とれて、「チョコケーキとサウス・マウンテン」な画像を撮影し忘れたり。

Here Come the Rebels!

雪の中でウォーゲームなんてすごいじゃん、と思って撮ったら全然雪が写ってなかったり。

マクドナルドでHere Come the Rebels!

嫁と解散した後、若者たちで賑わうマクドナルドで、ロングストリートが戦場に向かっていたり。

ととら亭でHere Come the Rebels!

ロングストリートの攻撃が成功したところで大昔からのウォーゲーム仲間たちとの夕食の時間となり、ヨーグルト味のおいしいスープ(トルコ料理(トルコライスではない))でまずは記念撮影、となったり。

その後の画像はありませんが、終電間際の地下鉄ではずっと立ったままでゲームを最後までプレイできました。

紙のコンポーネントに比べて、またはVASSALに比べてプレイに手間がかかる、プレイしづらい、というのはあると思います。ソロプレイしかできませんし、プレイの経過を記録することもできません。とはいえ、ちょっと手のあいたときに、どこででもソロプレイできる手軽さは大変に魅力的です(個人の感想)。プレイの様子をTwitterなどポストするのも、とっても簡単で楽しい(個人差があります)。

Numbersはもともとウォーゲームをプレイするためのものではなく、これを画像編集アプリとして使って、無理やりウォーゲームをプレイしているわけですから、プレイしづらいのは仕方のないことと言えます。ウォーゲームをスマホでプレイするために作られたツールが出てくれば、体験の質は格段に上昇するに違いありません。

そういうツールを自分で作るのは無理です(深く礼)。どなたかがそういうツールを提供してくださることを、つぶらな瞳で夢見ております。

by gameape | 2020-03-15 18:01 | 電源必須系 | Comments(0)
敵の強運と戦うということ_e0120077_15283833.jpg

Here Come the Rebels! 2(Roads to Gettysburg 2に入っている)の「South Mountain」です。1回目のイニシアティブはシナリオ特別ルールで北軍が取り、その後2回も北軍のイニシアティブになり、しかもその3回において移動力のダイスがすべて6が出るという極端な序盤になりました。ここで北軍はReno、Reno、Hookerの順番でそれぞれ全ユニットを活性化し、まずはMountain Houseを攻略します。

4回目からは南軍が連続してイニシアティブを取り、Longstreetが戦場に移動します。移動のダイスは今ひとつで疲労レベルは3に。その時点の盤面が冒頭の画像です。北軍はMountain Houseを攻撃した際に戦力1ポイントを失っていましたが、Mountain Houseは3VPなので、このままゲームを終えれば最低限の勝利に必要な2VPを得点できます。

次のイニシアティブは南軍。負けないためにはMountain Houseを奪回するか、両軍の損失の差をあと1ポイント増やさねばなりません(南軍は損害なしで、北軍に1ポイント損害、など)。Mountain Houseの北軍は戦闘力が7。Longstreetのスタックなら2:1にできます。しかし、戦闘後前進でZittlestownの守りが弱まるのは好ましくないし、攻撃のダイスが悪くて多くのユニットが疲労レベル4になってしまうのも困る。攻撃を1:1にすれば予備を持てるけれど、そもそも攻撃が失敗したらゲームの勝ち目はほぼ消えてしまいます。

Here Come the Rebels!

結局、戦闘力比がちょうど2:1になるD.R.JonesとHoodで攻撃してこれが成功。南軍はMountain Houseを奪回します。対する北軍はHookerが1個師団を南に回してColquittを敗走させ、Rohensville(3VP)に続く道がガラ空きになってしまいます(上の画像)。

Here Come the Rebels!

南軍はRodesをBoonsboroから動かしてRohensvilleの手前に置き、RickettsはRodesを攻撃したところで力尽きます。北軍はHookerの残り2個師団を南北にふりわけ、BoonsboroとRohensvilleを「王手飛車取り」の状態にします(上の画像)。

Here Come the Rebels!

南軍はEvansをRohensvilleの1ヘクス前に置き(戦闘後前進でRohensvilleを取られないように)、LongstreetとGarlandと5VAでBoonsboroを守ることに。これでD.H.Hillを除くほぼすべてのユニットが疲労レベル4になり、D.H.HillもZittlestownをを空けることができず、南軍にできることは実質なくなりました。北軍は騎兵を大きく迂回させてBoonsboroの側面を押さえ、HookerとMeadeが万全の体制でLongstreetを撃退しました。

D.H.Hillがアクロバットを演じて大逆転を起こす可能性もあるのかもしれませんが、ゲームはここで終了としました。両軍の損失は同じだったので、VPはBoonsboroの7VPだけ。北軍の実質的勝利です。

南軍は全般にかなりよい決断ができていて、ミスを重ねたのはむしろ北軍だと思います。Renoを別のユニットにスタックさせていれば、よりスムーズにゲームを決められただろうし、スタックしたまま何もしていなかったCoxとRodmanの、どちらか一方を北側の峠に送るのもよかったでしょう。序盤3回目の北軍イニシアティブで、Hookerを動かしたのも早計だったように思います(ここで移動力のダイスが悪いと南軍はかなり楽になる)。

このシナリオで北軍が最初にRenoを活性化して、移動力のダイスで6を出すと、南軍プレイヤーとしてはちょっと焦ると思います。それが3連続するような強運となると、挽回するには南軍にもそれなりの幸運が必要なのでしょう。史実では北軍が南軍の命令書を入手するという強運に恵まれたわけですが、それを相手にしたリーやロングストリートの苦労は、今回のプレイにおける南軍のツラさと似たものだったに違いありません。

by gameape | 2020-03-15 17:20 | ソロプレイ | Comments(0)
これまでのあらすじは「審判ありでGCACWシリーズ(妄想)」でご覧いただけます。

U:北軍の手番どうぞ。
P:ジョーンズがマウンテン・ハウスに入ると詰むので、先に攻撃します。リノが突撃。スタージスとロッドマンは両方攻撃です。
U:マウンテン・ハウスの南軍、動きません。スタージスとロッドマンはどちらも疲労レベル4で混乱。
P:むー、厳しいな。
U:コックスの正面に南軍の小規模な歩兵がさらに移動してきました。

続、審判ありでGCACWシリーズ(妄想)_e0120077_22244008.jpg

P:フッカーにがんばってもらいましょう。F2でここまできました。
U:リケットを強行軍させてスタックさせないんですか?
P:戦闘力重視ですよ。
U:で、ここでいいニュースと悪いニュースです。どっちを先に聞きたいですか。
P:どっちでもいいです。
U:フッカーの正面、マウンテン・ハウスに中規模(MV5~9)の歩兵が移動してきました。
P:D.R.ジョーンズが前進してきたのが悪いニュースで、延長行軍に失敗して戦力が下がってるのがいいニュース、ということね。
U:北軍どうぞ。

Here Come the Rebels!

P:リノがウィルコックスに飛び移って準備攻撃。
U:おお、山はZOCじゃないので、確かにいけますね。南軍が退却してジトルズタウン(先にジッタータウンと書きましたが、Zittlestownでした)が空きました。
P:そりゃ戦闘後前進ですよ。しますとも。

Here Come the Rebels!

U:北軍に見える南軍の動きはありません。北軍どうぞ。
P:ジトルズタウンで4VP。北軍は損失なしなので、ここで終われば限定的勝利。
U:どうします?
P:北軍の限定的勝利は2VPからなので、フッカーでマウンテン・ハウスを攻撃してD.R.ジョーンズの動きを止める手もあるんだよね。相手の素性が見えないのが悩ましい。
U:で、どうします?
P:北軍パスです。どうなりますか?

Here Come the Rebels!

U:北軍の限定的勝利でゲーム終了です。こういう盤面になってます。
P:VASSALで過程を全部見られるのは便利だねぇ。
U:ロングストリートとD.R.ジョーンズがリノに反撃しようとしたんですが、突撃のコマンドロールが6でした。万事休す。
P:エバンスに乗り移って反撃、は厳しい、か。。。
U:戦力比が1:3、山で-1。戦術と準備攻撃で+2になればDrにできたかもしれませんね。ともあれ、おめでとうございます。アンティータムは北軍の大勝利になるんじゃないでしょうか。
P:エバンスを北に回したのは失敗じゃないですか?
U:そうなんですけど、ここに南軍が出てきたときに驚いたでしょ?それで満足です。
P:なるほど。確かに、今回一番盛り上がったところでした。

(おしまい)

by gameape | 2019-06-17 22:34 | 考えごと | Comments(0)
審判ありでGCACWシリーズ(妄想)_e0120077_22423647.jpg

Here Come the Rebels!のシナリオ「South Mountain」を、審判(アンパイア、ゲームマスター、コントローラーなど、お好きな呼び方に)ありでプレイする様子を妄想してみました。僕が普通にソロプレイしたゲームを元にしたフィクションです。

北軍プレイヤー(以下、P):サウス・マウンテンの前にいる南軍についての情報は何かある?
審判(以下、U):北の方、ナショナルロードにいるのは2MVの歩兵です。南側、フォックス・ギャップの入り口にいるのは騎兵です。
P:最初のイニシアティブは北軍。移動力は4。やります。

Here Come the Rebels!

U:コックスに隣接された騎兵が退却して、コックスは移動力がなくなって山の入口でストップです。
P:最初の北軍のアクションはこれにて終了。

Here Come the Rebels!

U:南軍が動いてこうなりました。コックスの隣にいるのは小規模(1MV~5MV)の歩兵です。

Here Come the Rebels!

P:騎兵で偵察します。本当は隣接したくないけど、移動力がたりないのでここから。
U:隣はガーランドの歩兵旅団。2MVで砲兵1、戦術2です。北にいる方は騎兵です。
P:さっきコックスが退却させたやつですね。
U:それは言えへん、なんですけど、バレバレですね。北軍に見える南軍の動きはなしです。続きをどうぞ。

Here Come the Rebels!

P:ウィルコックスが騎兵のいる山道に進みます。
U:騎兵退却で移動力減りましたけど、まだ進めます。残り2MP。
P:ジッタータウンの隣までいきます。この南軍は何ですか?
U:小規模の歩兵です。
P:ロングストリートはまだ来てないようですね。よかった。

Here Come the Rebels!

U:南軍が動きました。まず、ウィルコックスの前に小規模の歩兵が来ました。
P:はい。
U:続いて、このヘクスにいる歩兵の一部がリノの前に移動。リノの前に来たのは小規模の歩兵。
P:まだ続く、かな?
U:続きます。リノの北2ヘクス先に南軍が出現しました。
P:そこに来たか、ロングストリート。
U:そして、ウィルコックスの前に歩兵が来ます。これは大規模(10MV以上)なやつです。
P:あれれ、D.R.ジョーンズ。まぁ、こっちに来るのが普通だよね。

。。。とこんな感じになるんじゃないかと思います。実際にやったらこれは面白い、というほどの確信は持てておりませんが、もう少し膨らませてみたい案件です。

なお、情報隠匿や偵察のルールはThe Skirmisherの2号に掲載されたFog of Warの記事をほぼそのまま使っています。

by gameape | 2019-06-17 00:14 | 考えごと | Comments(0)

ワゴンを守るのが苦手

ワゴンを守るのが苦手_e0120077_22050526.jpg

引き続き「The Wagoneer's Fight」のソロプレイです。セットアップと進入禁止ヘクスのマーキングをした後、ワゴンの移動力が毎回「7」だったとして、ゴールのWilliamsport(黄色いキューブを目印に置きました)まで3ターンでたどりつけるのかどうかを確認。毎ターン、Fatigue-2までの行軍でもゴールできるようです。

Roads to Gettysburg II

第2ターン開始時の状況。北軍は2個旅団が北回りのルートを走り、残りはすべて南回りでWilliamsportに直進する戦略をとりました。南軍のワゴンがパイク(太い道)を使って遠回りのルートを行った場合、直進した北軍騎兵が先にWilliamsportにたどり着ける可能性があるからです。

しかし北側の脅威が薄まったので、南軍も南側に多くのユニットを投入した結果、南側のルートを南軍ががっちりブロックしてしまうことになりました。北軍あやうし。

Roads to Gettysburg II

ところが第2ターンの途中、南軍がうっかり南側ルートのブロックに穴をあけてしまい、Bufordがそこを突破してGreencastle付近でワゴンを捕捉。攻撃を2回成功させて一気に17VPを叩き出してしまいます(ワゴンは退却1ヘクスにつき2VPで、戦闘結果Dで3VP)。

Stuartが慌ててかけつけてお礼参りをしたものの、小部隊どうしの戦闘ですから取り返せるVPはたかが知れています(GCACWシリーズでは小部隊同士の戦闘で損害はほとんど出ない)。今回はここでプレイ終了としました。

前々から自分はワゴンを守るの下手なんだなと感じていましたが、やっぱりそうなんだという思いがかなり強まりました。苦手意識を持つと更にダメになっていくタイプなので、現実を直視せずにもう少し過ごしてみようと思います(改善しようとしないタイプ。。。)。

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by gameape | 2019-01-27 22:38 | ソロプレイ | Comments(0)
GCACWシリーズの騎兵シナリオは面白くなった_e0120077_23531105.jpg

Roads to Gettysburg IIのシナリオ「The Wagoneer's Fight」です。シナリオ特別ルールのサマリを作って、第1ターンのほんのさわりだけをソロプレイしました。なかなかおもしろそうです。

登場するユニットは騎兵とワゴンがほとんどの、いわゆる「騎兵シナリオ」です。GCACWシリーズの騎兵シナリオというと、昔はあまりよい印象がありませんでしたが、最近は結構面白いものが増えてきたように思います。まだ最後までプレイしていないので、実際のところはわかりませんが。

ゲティスバーグの戦いの翌日(1863年7月4日)から3日間で、南軍はポトマック川までの退却を目指し、北軍はワゴンを狩るかポトマック川に先着するかを目指します。歩兵の存在は進入禁止ヘクスとして描かれます。

ユニットは両軍あわせて約20個で、フルマップ1.5枚。マップが広くてユニットが少なくて移動力が大きい、というのは僕の考えるウォーゲームの理想形のひとつであります。マップの置き場を作るのが大変で、ついついVASSALになってしまいますが。

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by gameape | 2019-01-24 23:59 | ソロプレイ | Comments(0)
2018年に最もプレイしたゲームを5点_e0120077_14212084.jpg

Harold BuchananさんがTwitterで「2018年に最もプレイした5作」をポストして、多くの人がそれに続いています。

これに乗っからないテはありませんので、僕の5作をコメントしました。

2018年はウォーゲームに触れている時間は例年どおり、または例年より多いくらいだったと思います。でも、人とプレイすることはほとんどなくて、気が向いたときに気が向いたゲームを雑にソロプレイする、というのを楽しみました。

対戦に備えてソロプレイしておこうとか、対戦できないからソロプレイで、とかではなくソロプレイしたくてソロプレイ。対戦もソロプレイも同じように(または違った面白さの)ウォーゲームの楽しみです。

  1. Atlanta is Ours:未プレイのシナリオはまだまだあるし、キャンペーンの対戦は失敗ばかりだったので、引き続きプレイしたい(すると思います)。
  2. Table Battles:面白くて楽しいゲームですが、こういうゲームばっかりプレイするようになったら困るな、という変な心配が頭によぎる不思議。
  3. Pub Battles Monmouth:対戦して面白さが見えてきました。旅団ユニットのバトルゲーとしては優秀なんじゃないでしょうか(まだ断言できない)。
  4. Supply Lines of the American Revolution:南部編に手を付けられぬまま年を越してしまいましたが、そもそもHollandspieleには「気になるけど未着手」が山積みなのです。
  5. Gaines's Mill (Tiny Battle):歩兵が複数ヘクス先を撃てる南北戦争ゲーはこのくらいの簡単さが適量なんじゃないかと思い始めています。

ゲームの良し悪し、好き嫌い、ではなく人とプレイした回数のランク付けです。ソリティアゲー(Skies Above the ReichとNATO Air Commander)は除外。アメリカ独立戦争が3作もあるのは我ながら「へぇ~」と思います。


by gameape | 2019-01-05 14:47 | 節目 | Comments(0)