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ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

ワゴンを守るのが苦手

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引き続き「The Wagoneer's Fight」のソロプレイです。セットアップと進入禁止ヘクスのマーキングをした後、ワゴンの移動力が毎回「7」だったとして、ゴールのWilliamsport(黄色いキューブを目印に置きました)まで3ターンでたどりつけるのかどうかを確認。毎ターン、Fatigue-2までの行軍でもゴールできるようです。

Roads to Gettysburg II

第2ターン開始時の状況。北軍は2個旅団が北回りのルートを走り、残りはすべて南回りでWilliamsportに直進する戦略をとりました。南軍のワゴンがパイク(太い道)を使って遠回りのルートを行った場合、直進した北軍騎兵が先にWilliamsportにたどり着ける可能性があるからです。

しかし北側の脅威が薄まったので、南軍も南側に多くのユニットを投入した結果、南側のルートを南軍ががっちりブロックしてしまうことになりました。北軍あやうし。

Roads to Gettysburg II

ところが第2ターンの途中、南軍がうっかり南側ルートのブロックに穴をあけてしまい、Bufordがそこを突破してGreencastle付近でワゴンを捕捉。攻撃を2回成功させて一気に17VPを叩き出してしまいます(ワゴンは退却1ヘクスにつき2VPで、戦闘結果Dで3VP)。

Stuartが慌ててかけつけてお礼参りをしたものの、小部隊どうしの戦闘ですから取り返せるVPはたかが知れています(GCACWシリーズでは小部隊同士の戦闘で損害はほとんど出ない)。今回はここでプレイ終了としました。

前々から自分はワゴンを守るの下手なんだなと感じていましたが、やっぱりそうなんだという思いがかなり強まりました。苦手意識を持つと更にダメになっていくタイプなので、現実を直視せずにもう少し過ごしてみようと思います(改善しようとしないタイプ。。。)。

by gameape | 2019-01-27 22:38 | ソロプレイ | Comments(0)
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Roads to Gettysburg IIのシナリオ「The Wagoneer's Fight」です。シナリオ特別ルールのサマリを作って、第1ターンのほんのさわりだけをソロプレイしました。なかなかおもしろそうです。

登場するユニットは騎兵とワゴンがほとんどの、いわゆる「騎兵シナリオ」です。GCACWシリーズの騎兵シナリオというと、昔はあまりよい印象がありませんでしたが、最近は結構面白いものが増えてきたように思います。まだ最後までプレイしていないので、実際のところはわかりませんが。

ゲティスバーグの戦いの翌日(1863年7月4日)から3日間で、南軍はポトマック川までの退却を目指し、北軍はワゴンを狩るかポトマック川に先着するかを目指します。歩兵の存在は進入禁止ヘクスとして描かれます。

ユニットは両軍あわせて約20個で、フルマップ1.5枚。マップが広くてユニットが少なくて移動力が大きい、というのは僕の考えるウォーゲームの理想形のひとつであります。マップの置き場を作るのが大変で、ついついVASSALになってしまいますが。

by gameape | 2019-01-24 23:59 | ソロプレイ | Comments(0)
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Harold BuchananさんがTwitterで「2018年に最もプレイした5作」をポストして、多くの人がそれに続いています。

これに乗っからないテはありませんので、僕の5作をコメントしました。

2018年はウォーゲームに触れている時間は例年どおり、または例年より多いくらいだったと思います。でも、人とプレイすることはほとんどなくて、気が向いたときに気が向いたゲームを雑にソロプレイする、というのを楽しみました。

対戦に備えてソロプレイしておこうとか、対戦できないからソロプレイで、とかではなくソロプレイしたくてソロプレイ。対戦もソロプレイも同じように(または違った面白さの)ウォーゲームの楽しみです。

  1. Atlanta is Ours:未プレイのシナリオはまだまだあるし、キャンペーンの対戦は失敗ばかりだったので、引き続きプレイしたい(すると思います)。
  2. Table Battles:面白くて楽しいゲームですが、こういうゲームばっかりプレイするようになったら困るな、という変な心配が頭によぎる不思議。
  3. Pub Battles Monmouth:対戦して面白さが見えてきました。旅団ユニットのバトルゲーとしては優秀なんじゃないでしょうか(まだ断言できない)。
  4. Supply Lines of the American Revolution:南部編に手を付けられぬまま年を越してしまいましたが、そもそもHollandspieleには「気になるけど未着手」が山積みなのです。
  5. Gaines's Mill (Tiny Battle):歩兵が複数ヘクス先を撃てる南北戦争ゲーはこのくらいの簡単さが適量なんじゃないかと思い始めています。

ゲームの良し悪し、好き嫌い、ではなく人とプレイした回数のランク付けです。ソリティアゲー(Skies Above the ReichとNATO Air Commander)は除外。アメリカ独立戦争が3作もあるのは我ながら「へぇ~」と思います。


by gameape | 2019-01-05 14:47 | 節目 | Comments(0)
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5月から9月に遊んだゲームの月別ベスト5は、GCACWシリーズ5年ぶりの新作「Atlanta is Ours」がぶっちぎりです。

Atlanta is Oursが日本に到着し始めたのは4月。僕は少しではあるものの本作のプレイテストに参加してまして、もしかしたら現物が送られてくるかなと思っておりました(前作、前々作はそうだったのです)。しかし、どうもその気配がなさそうだぞというところで「プレイしましょう」と嬉しいお声がけをいただき、慌ててオーダーして入手に至りました。

結果的に5月から9月がAtlanta is Oursにドップリだったわけですが、1864年のアトランタ戦役も5月に始まって9月に収束してまして、面白い偶然だったなと喜んでおります。

最も遊んだゲーム(2018年5月~8月)

  • Korea: The Forgotten War:OSCをプレイしようと思って読んでいたものの、Atlanta is Oursが到着して後回しになってしまいました。
  • Fifth Corps:Central Front Seriesの遺伝子はGCACWシリーズとして実を結んだのだと思います。
  • Traveller と Edge of the Empire:映画「ハン・ソロ」を観たらやっぱりこの辺をやりたくなるではありませんか。
  • Dixie:仮想戦というにはトンデモなさすぎるけれど、SFというには飛躍が足りない、というジャンルってあるんでしょうか。
  • Gringo!:GBACWはまず1862年7月から1863年9月をしっかりプレイすべきで、その他の「スピンオフ」に触れるのはその後でいい気がします。

Atlanta is Oursと一緒に届いたRoads to Gettysburg IIはまだコマを切り終えていません。来年はコレですよ、えぇ。

by gameape | 2018-12-30 23:55 | 節目 | Comments(0)
Atlanta is Ours

Atlanta is Oursのシナリオ「Last Stand at Tara」で北軍をプレイしました。途中に食事休憩をはさんで、実質的なプレイ時間はセットアップ込みで4時間強。結果は37VPで北軍の圧倒的勝利。VPの内訳は次のとおりです。
  • 4:Lavejoy Stationに隣接
  • 12:駅を4つ破壊
  • 18:Line of Communication切断(4VP×3個、2VP×3個)
  • -12:北軍の損失
  • 15:南軍の損失
フッドの攻撃が最初の時点で奇襲なし(dr=6)になってしまい、南軍には厳しいゲームだったと思います。数で勝る北軍で、すでに弱体化している南軍をじわじわと包囲していく展開を、意地悪く堪能させていただきました。スターリングラードのようであり、ファレーズのような味わい。GCACWシリーズで損害のVPを稼がなくても包囲すれば勝てるシナリオは珍しい気がします。

シナリオのタイトルにある「タラ」は、もちろん映画「風と共に去りぬ」に出てきたプランテーションのことですが、ゲームは映画と直接の関係はなく、マップ上にタラはありませんし、スカーレット・オハラやレッド・バトラーのコマもありません。なお、僕といたしましてはアトランタの映画と尋ねられれば「ベイビー・ドライバー」とお答え申し上げる次第です。テキーラ。

ゲームのタイトルをAtlanta is Oursではなく「Gone with the Wind」にすれば、より多くの人にリーチできたりするものなんでしょうか(制作コストも跳ね上がるのでしょうけれど)。こっそりと「アトランタは私のもの~風と共に去りぬ」(私には「わたくし」とルビ)みたいな邦題をつけてしまうとか。。。

by gameape | 2018-07-26 00:21 | 対戦 | Comments(2)
Atlanta is Ours

Atlanta is Oursのシナリオ「The Gap is Blocked」です。南軍をプレイして負けました。北軍の損失が9ポイントに対して南軍は15ポイント。鉄道ヘクス支配による20VPとあわせてトータル47VP。惨敗です(北軍の決定的勝利)。プレイ開始から終了まで約4時間。

DaltonからTiltonまで長さ9ヘクスの鉄道があり、北軍はその1ヘクスでも確保すれば最低限勝利に必要なVPを得点できます。2個軍団で守る南軍に対して北軍は6個軍団。鉄道に進出してきた北軍を何度か撃退することはできますが、きりがないことモグラたたきゲームのごとし。完全に北軍を排除するのは難しくないでしょうか。

最終的に鉄道占領によるVPはくれてやる前提で、それを挽回できるだけの損害を北軍に与える戦略が求められるのかもしれません。ジョー・ジョンストンというよりはボビー・リーな気持ちで臨むべしと。リーが「戦争がむごたらしいものだと教えてやる」と言えば、シャーマンは「戦争は地獄ですよね、わかります」と返すみたいな。

史実とは反対の東回りルートで南軍後方に斬りこんでくるマクファーソンが憎らしい(北軍視点なら頼もしい、ですね)存在でした。シュガー・バレーで「人生最高のチャンス」を逃した印象が強いですが、シャーマンにとってストーンウォール・ジャクソンのような存在だったりするのかもしれません。

by gameape | 2018-07-14 21:33 | 対戦 | Comments(0)
Atlanta is Ours

Atlanta is Oursのシナリオ「Ezra Church」で南軍をプレイしました。Ezra Churchを占領して10VPを得た北軍に対し、戦闘で一方的に7ポイント(-14VP)の損害を北軍に与えた南軍が、トータル-4VPで決定的勝利を得ました。プレイにかかった時間は約1時間半。

北軍は初手でEzra Churchを奪った後、2つ目の目標ヘクスに向けて正面からグイグイと前進しました。南軍がこれを跳ね返す形で攻撃し、北軍の損失が積み重なっていきました。

北軍はAtlantaの南西に延翼してくる南軍を、そのさらに外側から回り込んで襲えるといいのですが、Atlantaから放射状に伸びる道路ネットワークは輪を描くような移動に不向きです。この辺は「7日間の戦い」で南軍が直面した難しさに通じるのかもしれません。

左翼にいるPalmerの軍団の移動制限が解除されるといいのですが、わざわざ南軍が隣接してくる可能性は低いと思います。Palmerの移動制限を解除させる大事な要因を見逃しているのかもしれません。心配です。

このシナリオはコンパクトな盤面でのプレイになるものの、両軍とも攻撃する必要があって派手な迂回機動のチャンスもあります。手早くAtlanta is Oursをプレイするには最適ですし、GCACWシリーズ全体としても短時間でプレイできるシナリオの新たな定番になりそうな予感です。

by gameape | 2018-07-12 22:02 | 対戦 | Comments(0)
The Great Campaigns of the American Civil War series with Lee vs. Grant

Atlanta is OursとRoads to Gettysburg IIを手に入れました。記念にシリーズ全部ならべて集合写真を撮影。11個だと並びが悪いので、ご先祖さまのLee vs. Grantにもご参加をたまわって四角く並べました。

ウォーゲームを12個並べたぐらいで、と油断していたらこれが非常によい眺めなのであります。撮影が終わった後もしばらくそのままにして、しみじみと景観を楽しみました。ウォーゲームのパッケージアートを原寸大で床に敷き詰めるインスタレーションは、結構イケるんじゃないかと思います。踏んづけることに抵抗がある人向けにスリッパを常備で。

Stonewall Jackson's Way IIが出てから5年も経っていることに驚きました。MMPになってからは5年に1作ぐらいの出版ペースになっていたのですね。西部戦域完結編は2023年に出るのでしょうか。次回も「バンドル再販」の大きな箱が一緒に出るのか。そのころ自分は何をしているのか。細かいコマをつまんだり読んだりできるのか。めでたさ余ってしんみり百倍。

シリング社長は大丈夫だろうかと思って調べたら、実は僕より年下なのでした。人の心配してる場合じゃありません。5年後のウォーゲームはまだ紙でできてますかね。Oculus Goか、レディ・プレイヤー・ワンか。首筋にUSBを差し込む穴があいてたりしたら、それはそれで楽しそうです。

by gameape | 2018-05-25 00:25 | プレイせず書く | Comments(0)
Stonewall's Last Battle

上の画像は1863年5月2日未明のフレデリクスバーグ周辺を、Stonewall's Last Battle(AH)でセットアップしたものです。このゲームをご存知の方向けに言うと、シナリオ「Salem Church」または「Sedgwick to the Rescueの東半分」にあたります。

GCACWシリーズは戦闘ユニットの下に、現在の戦力をあらわすマーカーを置きます。このマーカーは敵軍のものでも自由に見られますが、いちいちユニットをめくってマーカーを見るのが億劫、というのが普通の感覚だと思います。このシリーズが大好きな僕は、そんな不満を感じることは全くありませんけれど。

Stonewall's Last Battle

マップを拡大すれば、ユニットとマーカーを重ねずに配置できます。これで各ユニットの戦力は一目でわかります。攻撃目標を悟られないために、すべての敵軍ユニットをめくって「調べてるふり」をする必要はもうありません。

Stonewall's Last Battle

戦力マーカーを「もっとアナログ」にすることもできます。上の図ではキューブが1ポイントを、スティックが5ポイントをあらわしています(「5のタバ」と「バラ」で数を示すカリキュラマシーン方式)。前の2つに比べるとヘクスごとの部隊規模がより明瞭になります。

チャンセラーズビルの戦いでフッカーが苦境にあったとき、フレデリクスバーグのセジウィックが積極策に出たらどうなったか。見るだけで北軍の持っていた(そして失った)好機を直感できる、なかなかよい表現手法になっているように思います。

ただし、マップがものすごく広くなり(オリジナルを250%拡大)、ユニットの移動はとても面倒になるので(キューブやスティックを正確に動かさねば!)、セットアップを眺めてブヒブヒ喜ぶだけのことが多そうです。

by gameape | 2017-08-31 22:30 | 考えごと | Comments(0)
On to Richmond!

On to Richmond!におけるUSSモニターとCSSバージニアの戦いは、ダイス1回で判定されます。結果は一方が破壊、双方に損害、双方が破壊、効果なしのいずれかです。損害が生じた場合、双方が同じターン数の間、行動不能になります。

2d6で4が出ると破壊されるモニターの方が、同じく5が出ると破壊されるバージニアよりも少しだけ強い、という評価のようです。Iron and Oakではバージニアの方が沈みにくいように感じましたが、何か見落としがあるのか、それとも両ゲームで評価が違うのか。Iron and Oakをもう少しプレイしてみたくなりました。

On to Richmond!

バージニアを破壊するまで、北軍はジェームズ川を水上移動や砲艦による戦闘支援、補給に使えません。半島をはさんで流れるヨーク川とジェームズ川の両方を心配しなくてよい状態は、南軍にとってなかなかありがたいです。

史実における北軍が、ジェームズ川沿いのハリソンズ・ランディングに補給源を移動する選択肢を持っていなかったら、半島戦役は悲劇的結末を迎えたかもしれません(そもそもマクレランがリッチモンド正面への前進を嫌がりそうです)。

On to Richmond!

モニターとバージニアの戦いは、南軍がバージニアを出撃させたときにだけおこります。北軍が水上からバージニアを狩りにいくことはできません。しかし、南軍がバージニアをずっと出撃させず、ジェームズ川の門番として使い続けられるかというと、そうではありません。

北軍は陸上ユニットを使ってバージニアの基地であるノーフォークを攻略できます。ノーフォークが陥落するとバージニアは破壊されます。ノーフォーク攻略を判定する際、モニターが無傷であれば北軍に有利なダイス修整が得られます。

南軍としては、バージニアが破壊されるリスクをかかえつつも、モニターを行動不能にしてノーフォーク陥落の可能性を低めるために、バージニアを出撃させるかどうか悩む。On to Richmond!におけるバージニアとモニターの戦いは、このような南軍の決断から生じるようになっています。

by gameape | 2014-10-31 00:30 | Comments(0)