ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

タグ:Across Five Aprils ( 10 ) タグの人気記事

アクロス25エイプリルズ

Across Five Aprils

タイトルを見て「いいね」と思ってくださった方、ありがとうございます。自分でもとてもよいタイトルだと思っているのですが、思いついてから1年以上放置してしまい、気がつけばあと3日で「アクロス26エイプリルズ」。矢の如しです。

Across Five Aprils(1992年出版)は単純かつオーソドックスなウォーゲームに見えて、実は独特の味わいを持っています。その大きな要因は戦闘フェイズのタイミングを(移動と同じように)カップから引いたチットで決めることと、戦闘がマストアタックであること。チット引き活性化のゲームは数多く出ていますが、この様式のものはあまりない印象です。

ターンの初期に自軍の戦闘チットが引かれた場合、その後はそこそこの戦力を敵に隣接させさえすれば、敵の戦闘チットが引かれたときに敵は自発的に退却してくれます(しかも戦闘後前進までできる)。戦力で劣る部隊がイケイケで敵にぶつかっていく展開はこのゲームならではの光景かもしれません。

戦闘チットがゲームに与える影響が大きすぎる。チットの順番をみっちり考慮して作戦を考え、チットが引かれるたびにそれを修整していくのは大変である。そんな感じでこのゲームを面白くない、Not for Meだと考えるプレイヤーさんは少なからずいらっしゃるんでしょう。ゆえに「戦闘チットでマストアタック」は出版から25年の歳月を経た今日において、チット引き活性化ゲームのスタンダードにならなかった、と。

それでもなおAcross Five Aprilsは面白くて、このシステムでアンティータムやチカマウガが出てくれないものかなぁ、とぼんやり考えます。後継者である「The Tide Turns」や「Clash of Giants 3」も面白いんですが、そっちはそっちでこっちはこっち。多様性こそ紙のウォーゲームの大きな楽しみじゃあありませんか。

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by gameape | 2018-04-28 16:27 | 特定ゲーム | Comments(0)
Across Five Aprils - Bull Run

対戦もソロプレイも過去に何度かしてきたゲームですが、久しぶりにソロプレイしてみたところ思っていた以上に面白くて驚きました。1:1とか1:2といった低いオッズでも自動的退却せず、積極的に攻撃するようになるとゲームの表情は随分変わります。

今回のプレイでは、南軍が序盤にあっさりストーン・ブリッジを奪われ、その後に「南軍は目標ヘクスを全部占領していないと負け」という勝利条件に気づいて、あわててストーン・ブリッジ奪回の攻撃を繰り返すという展開になりました。

Across Five Aprils - Bull Run

北軍は北から迂回してきた2個師団をヘンリー・ハウス・ヒルに差し向けましたが、南軍にうまく守りきられてしまいました。ヘンリー・ハウス・ヒルを取らなくてもストーン・ブリッジだけで北軍は勝てるのですから、戦況に応じて部隊をストーン・ブリッジ側に差し向ける判断が必要でした。

南軍はストーン・ブリッジの対岸に回りこんだスチュアートの部隊が包囲殲滅されるという失敗はしたものの、ヘンリー・ハウス・ヒルの部隊を一部引き抜いて反撃し、ストーン・ブリッジを奪回してゲームに勝利しました。

Across Five Aprils - Bull Run

両軍ともに、兵力をどこにどれだけ振り向けるかの決断があって面白いです。ゲーム終了時に北軍が目標ヘクスを1個でも占領していれば勝ちという勝利条件もスリリングです。各軍20個以下というコマ数はちょっと物足りなく感じますが、そう思ったらより重いゲームは色々ありますので、そちらに進む(またはそちらに他人を誘う)ための踏み台としても役立ちそうです。

実際、「Red Badge of Courage」をプレイしたいという気持ちがどこからともなく。。。
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by gameape | 2013-08-08 00:10 | Comments(0)
Across Five Aprils

ウォーゲームのコマをトレイにしまうことはあまりなくなりました。理由はカサが増して収納場所に困るからです。よほど頻繁にプレイするゲームでない限り、コマは軍ごとに分けてザラザラっとジップバッグに流し込むだけです。コマの仕分けは次にプレイするときにやればいいかな、と。

ただし「このゲームは近いうちにまたプレイするな」「そのときにコマを分類するのが面倒だな」というときはトレイに収納します。このたび拙宅で、「Across Five Aprils」のGettysburgがそういうポジションに相成りました。

Across Five Aprils

このゲーム、開始時にマップ上に配置されるユニットは3個で、残りのユニットたちは毎ターン徐々に来援することになっています。それゆえ、登場ターンごとに分けてトレイに収納しておくとプレイが楽です。

ゲームに付属しているトレーのコンパートメント数は16。ユニットを北軍と南軍に分け、さらにターンごとに分類し、とやってしまうと16ではおさまらないグループに分かれてしまいます。

Across Five Aprils

ここでグループの数をどう16におさめていくかが好みの分かれるところかもしれません。ターントラックの上にコマを並べてiPadで撮影して分類を考えます。今回僕は次のように考えて分けました。
  • 異なるターンに登場するユニットを軍ごとにまとめるよりは、同じターンに登場する両軍のユニットをまとめる方が、見た目が全然違うので判別が容易
  • ゲームを後半までプレイしないことも多いので、まとめるなら後半に登場するユニット
  • マーカー類はトレイを節約するためジップバッグに
  • Gettysburg以外のゲームのコマはゲームごとにジップバッグに(コマ数の多いShilohだけは北軍と南軍で別の袋に)
Across Five Aprils

こんな面倒なことをせず、フィーリングで収納してしまえばよいことが多いのでしょうけれど、「ベストなトレイ収納」みたいな情報があったらそれはそれで便利なのかもと思い、ブログ記事にしてみました。
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by gameape | 2013-07-20 11:50 | Comments(0)
Across  Five Aprils - Pea Ridge

Pea Ridgeをソロプレイしました。Across Five Aprilsをプレイしたいというよりは、ピー・リッジの戦いを手軽にプレイできるゲームを、と思ったためです。2回プレイして、どちらも南軍が1日目で勝利を決めました。1ゲームのプレイに要する時間はセットアップを含めて1時間くらいです。

Across  Five Aprils - Pea Ridge

1回目のプレイでは南軍のPriceがElkhora Tavernをあっさりと占領し、McCollochも大きな困難なくLeetownを奪取して終了しました。北軍は増援を西寄り(登場ヘクスD)からくるものはLeetownに、東寄り(登場ヘクスC)からくるものはTelegraph Roadに、と深く考えることなく配分し、敵軍との間合いをきちんととらずに前進して包囲殲滅されたりしているうちに負けました。

チット引きアクティブ化とマストアタックを組み合わせたこのゲームでは、その時点でどのチットが引かれているかをきちんと把握しないと、こちらが次に移動するより前に敵軍が(そのターンのより後の時点と、次のターンの序盤に)2回動くことになり、あっさり包囲されてしまうことになります。1回の移動フェイズに同じユニットが敵軍ZOCの退出と進入の両方をしてはならないというルールを見逃していたことも大きいです。

Across Five Aprils - Pea Ridge

1回目のプレイで「ゲーム内感覚」を少しつかみ、少しルールを読み直した後に臨んだためか、2回目のプレイはそれなりに面白い展開になりました。Elkhora Tavernをあっさり南軍の手に落ちるまでは同じですが、南軍はMcCullochを東に進めて全軍でUnion HQに向かいます。チット引きのタイミングに恵まれてPriceは早い時点でUnion HQに隣接しましたが、規模、モラルともに良好とは言えない兵力であるが故に、たった2ユニットに守られたUnion HQを攻めあぐねてしまいます。

午後になってMcCullochが西から来援したものの、北軍もLeetownに最小限の兵力をおいた他はすべてのユニットをUnion HQ方面に投入しているので、Union HQを直接攻撃できるのがPriceだけであるという南軍には悩ましい展開となります。

1日目に決着を付けるのは難しいかとあきらめかけた午後4時(次のターンに1日目の勝利判定)、PriceはUnion HQへの2:1の攻撃を敢行し、これが成功します。北軍ターンによる奪回の試みは最終ターンにおこなわれましたが、Union HQにいた南軍スタックに「1」の戦闘結果を与えたものの、うち1ユニットがモラルチェックに成功してその場にとどまり、北軍はその後に続く攻撃をおこなえなかったため、ギリギリのところで南軍が1日目での決定的勝利を守りきることになりました。

Across Five Aprils - Pea Ridge

ゲームが2日目に進んだとしても、プレイにかかる時間に大きな違いは出なかったのではないかと思います。サクサクと2時間たらずでプレイできるゲームでありつつ、熟考し始めればチットを引くごとにかなりタップリと考えてプレイできるゲームでもあるように思います。ユニット数が少ないこともあって、ちょっとしたミス(や考慮不足)が致命的な結果に繋がることもあるので、それなりに考えてプレイした方が面白くなるかもしれません。

南で守る北軍に対して北側の複数方向から南軍が攻めてくることや、最終日まで守りきれば北軍が勝てることなどからゲティスバーグの戦いを思い出しました。そういえばSPIの「Pea Ridge」のサブタイトルが「西のゲティスバーグ」だったなと思い出したものの、Googleで検索してみると「Gettysburg of the West」でより多くヒットするのはニュー・メキシコのグロリエタの戦いでした。勉強になりました。
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by gameape | 2012-03-17 21:13 | Comments(0)

2009年11月

対面

・Napoleon's Art of War - Eylau

PBEM

・Not War But Murder

ソロプレイ

・Napoleon's Art of War - Eylau
・Napoleon's Art of War - Dresden
・Across Five Aprils - Bentonville

読んだ

・Strike Them a Blow

このところずっとプレイしているNot War But Murderを除くと、久しぶりに触ってみたゲームばかり。
Strike Them a Blowは新たに入手したゲームだけれど、CWBは昔プレイしているので「久しぶり物件」であることに変わりはない。

どちらかというと慣れたゲームを繰り返し遊ぶことが多い僕が、こういう「対戦できるかどうかわからないゲーム」に時間を割いたことは珍しいことなのかも、と思う。
そして、その時間にルールを読みなおしたり、ソロプレイしたり、VASSALモジュールを作ろうとしたりしたことは存外に楽しかった。

対戦する目途が立たないなら、ゲームをプレイするための準備に労力を割くのは合理的ではない、と思うときもある。
けれど、対戦する予定はないから、ユルっとした気持ちでゲームに時間を割けるというのもあるんだろう。

どっちか良いか、という話ではなく、今月はたまたま後者のユルっとした雰囲気がしっくりくる心境だったということなのだと思う。

月の途中くらいから、ウォーゲームに関するテキストをクリップするTumblrの更新を再開した。
Tumbling Game Ape (Text) (携帯用URL)

「ブックマーク」が「とにかく見たWebを記録」で、Tumblrは「ウォーゲームの読み物の自分用のまとめ」のようなもののつもり。
TumblrはPCのみならず、携帯電話とかiPhoneとかとも相性がいいので、もっとウォーゲーマーが使うようになって、いろいろな人の選んだ記事とか写真を見られるようになったらいいのになぁ。
(ウォーゲーム以外の題材だけでもTumblrをついつい見てしまうので、Tumblrにこれ以上面白い情報が来ない方が良いと思わないでもないですが。。。)
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by gameape | 2009-12-02 12:41 | Comments(0)
Across Five Aprils - Bentonville

入っている5個のゲームのうち、一度もプレイ(ソロプレイを含む)したことがなかった「Bentonville」をソロプレイしてみた。
南北戦争終戦直前のこの戦いを題材にしているこのゲームは、なかなか貴重な存在なのかも知れない。

上の画像でマップの横に置かれているiPod Shuffleには、ダイスをふるアプリ「Motion X Dice」が立ち上がっている。

ゲーム開始時、及び各ターン(全6ターン)終了時の状況は以下のとおり。

Across Five Aprils - Bentonville Across Five Aprils - Bentonville
Across Five Aprils - Bentonville Across Five Aprils - Bentonville
Across Five Aprils - Bentonville Across Five Aprils - Bentonville
Across Five Aprils - Bentonville

2回プレイしてみたのだけれど、展開も結果も大きくは変わらなかった。
(冒頭の画像が2回目のプレイが終了した時点です)。
南軍はぐいぐいと押すのだけれど、北軍の戦列に穴を開けることができない。
徐々に後ずさりする北軍は守るべき範囲が狭まり、かつ増援を受け取っていくので、防御がどんどん硬くなる。

南軍は砲兵を使ったソークオフをもっと効果的に使うことでもう少し前進できるかもと思う。
それから、損失を恐れずにどんどん攻撃するのも良いかもしれない。

また、北軍の増援がゲームごとに変わるので、何度プレイしても楽しく、毎度違った思考を求められるところはこのゲームの楽しさだろうと思う。

このテーマ、GBACWくらうのスケールで出てくれないものか。
面白いんじゃないかと思うんだけど。
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by gameape | 2009-11-28 12:22 | Comments(0)

2009年7月

対面

・Flying Colors
・Across Five Aprils
・Lee vs Grant

PBEM

・Not War But Murder
・On to Richmond!

6月末から7月頭くらいにPBEMがバタバタと終了し、新しいゲームが何となく進まない状態。
一方でThe Old Musketeersやユサールの会で対面プレイが充実。
対面でプレイしたゲームの方がPBEMより多い、というのは珍しいような気がする。

これらの他にBattle above the Cloudsのキャンペーンが1ゲーム。
名目上はプレイテストだけれど、これから何かコメントをしても、よほど重要なことでないかぎり出版されるゲームの内容が変わることはないんじゃないかと。
確かめた訳じゃないけれど、既に出版直前の状態にあるんじゃないかと思うので。

GCACWよりそれ以外のゲームが多い、というのも珍しいかもしれない。

別にGCACW以外のゲームへの興味が薄い訳ではない。
(そうでなければ、色々なウォーゲームに関するページをブックマークしておくなどという酔狂はいたしません)
投入できるエネルギーに限りがあり、ある程度のエネルギーを投入せずにゲームに接しても面白くプレイできなそうに思えてしまうのである。

今回、Flying ColorsやAcross Five Aprilsをプレイしてとても楽しい時間を持つことができたとは思っている。
けれど、「もっともっと時間と気力をつぎ込めばもっともっと面白くなるだろうなぁ」という気持ちがふつふつとしてしまったことも確かである。
そして、もっともっと時間と気力をつぎ込むためには、今楽しんでいる何かへの投入量を減らさなければならないことは痛いほど分かっているのである。
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by gameape | 2009-08-01 22:34 | Comments(0)
The Old Musketeers Vol.4にて「Gettysburg」をプレイした。

僕はゲティスバーグのゲームをプレイした経験があまりない。
Roads to Gettysburgはキャンペーンもシナリオも何度となくプレイしている。
けれど、その他の、いわゆる「ゲティスバーグ会戦」のゲームをプレイは数回だけ。
思い出せるのは「Badge of Courage」だけだ。。。

別にそういうゲームが嫌いとか惹かれないという訳ではなく、単に何となく縁がなかっただけだ。

そして、今回このゲームをプレイする縁に恵まれてみて、とても面白い時間を持つことができて、またこのゲームだったり、その他のゲティスバーグの会戦ゲームだったりをやってみたいと思うようになった。

Across Five Aprils - Gettysburg

上の図はゲーム開始時の状況。
Gettysburgの北西をBufordの騎兵がポツンと守るおなじみ(?)の配置。

Across Five Aprils - Gettysburg

南軍は北西からAP Hillの軍団を前進させる。
北軍は騎兵に遅滞戦術をとらせつつ、南からやってくる増援で守りを固める。
(DH Hillがいない戦場でもついつい「AP Hill」と呼んでしまいます。。。)

Across Five Aprils - Gettysburg

ゲームは時間の関係で第7ターンで終了。
所要時間はだいたい3時間。
途中でルールを読み直したりして進めたので、慣れたプレイヤーならもっとサクサク進められると思う。

北軍はGettysburgの西から北に楕円形の防衛線を何となく整えた。
南軍はAP HillとEwellの強力な2個軍団で北軍をグイグイと押す。

両軍共に奇をてらうような策もとらず、大きなミスもなかったように思う。
史実における展開とほぼ同一になっているのはそれゆえか。

Across Five Aprilsはカップに残っているチットの構成を把握してプレイすることが重要だと思っている。

敵の移動が既に終わっているならば、不利な戦闘を強いるような移動をする。
自軍の戦闘が先に起これば自動的退却で逃げる。
自軍の戦闘も既に終わっているならば、言うことなしである。

今回は久しぶりだったのでこの辺を意識してプレイすることが難しかった。
さらに慣れてくれば、次のターンのことまで念頭においてコマを動かせるようになって、さらに面白くなってくると思う。

実を言うと、僕はこのゲームに割と低めの優先順位をつけていた。
けれど、今回のプレイを通じてGettysburgはまたプレイしてみたいなと思うようになった。
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by gameape | 2009-07-25 13:25 | Comments(0)

The Old Musketeers Vol.4

The Old Musketeers Vol.4 - Name Plate

The Old Musketeersは1914年以前を題材にしたゲームだけをプレイするゲーム会である。
昨年11月におこなわれた第3回に続き、第4回も開催地は東京。
20人を超える参加者で大盛況だった。

僕は何も予定を入れずにふらりと遊びに行った。
そうやって参加したゲーム会は消化不良になることが少なくないのだけれど、今回はとても楽しんだ。

Flying Colorsをルールを教わりながら2回プレイ。
その後にルールを思い出しながらAcross Five AprilsのGettysburgをプレイ。

どちらもとてもとても面白かった。
特にFlying Colorsは欲しくなってしまって困るほど面白かった。

明日は南北戦争限定の「ユサールの会」である。
The Old Musketeers以上のニッチを志向したゲーム会がどんなものになるか、今からとても楽しみ。

Napoleon at the Danube Napoleon at Bay Bonaparte in Italy Tai Hei Ki Ravenna Ravenna Ravenna Flying Colors Flying Colors Seven Days Battle Kou-U to Ryu-Ho Ravenna Flying Colors Flying Colors Flying Colors Flying Colors Flying Colors Seven Days Battle Across Five Aprils - Gettysburg Nichi-Ro Sensou (Russo-Japanese War) Across Five Aprils - Gettysburg Peter the Great Seven Pines (S&T) Peter the Great Across Five Aprils - Gettysburg Across Five Aprils - Gettysburg
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by gameape | 2009-07-20 01:01 | Comments(6)
卵が先か、鶏が先か? - KMT'S Game Life」に次のような問いかけが書かれている。
 「卵が先か、鶏が先か?」ではないですが、ウォーゲームでゲームを選択する時って、
(1)予めそのテーマに知識があり、興味があるから選ぶ
(2)歴史知識はないけど、ゲームが面白そうだから
 のどちらで選びますか?
僕がウォーゲームをプレイするのは、戦史に興味があるからである。
ウォーゲームではないゲームを僕はウォーゲームほど熱心にはプレイしない。

その点から考えるに、僕がウォーゲームをプレイする根本的要因はテーマへの興味ということになるんじゃないかと思う。
それは「戦争をシミュレートするゲーム」を求める気持ちであって、「6角形のグリッドを使うゲーム」や「手番プレイヤーが全てのコマを動かせるゲーム」や「戦闘を比率とダイスで解決するゲーム」を求める気持ちではない。

ときおり、ゲームシステムに惹かれてゲームを選ぶこともある。
Across Five AprilsやGCACWシリーズがそれだ。

でも、これらのゲームシステムに惹かれたのは、そのシステムが実際の戦争における重要な要素をうまく描くのではないかという期待からだ。
チット引きによる活性化システムが複数フォーメーションの連携の難しさを、疲労と回復のシステムが部隊のローテーションの重要性を描くのを見てみたい、という種類の期待はシステムそのものに惹かれているというよりは、歴史的好奇心に基づく欲求ではないかと思う。

とは言え、ウォーゲームをプレイし始めた頃に遡れば、せいぜい「ノルマンディ」「クルスク」「スターリングラード」「ミッドウェイ」という地名くらいしか知らなかった。
だから、自分の戦争に関する知識とウォーゲームで描かれる何かを比較するようなことは不可能だった。
でも、ウォーゲームはとても楽しいと感じていた。

ウォーゲームを始めてから30年近く経った今、僕はウォーゲームを始めた頃に比べれば多少の知識を得たけれど、それほど多くの知識を持っているわけではない。
そして、自分が戦史について知っていることがウォーゲームでどう描かれるかについてそれほど強い興味を持っていないような気がする。
むしろ、ウォーゲームをルール上の勝利をめざしてガツガツとプレイして、その過程で見える歴史的な何かを楽しく感じているように思う。

僕は「戦争をシミュレートするゲーム」というコンセプトに惹かれてウォーゲームをプレイしているのかもしれない。
この文章を書きながらそんな気持ちがどんどん高まってきた。

だとすると、冒頭の問いに対する僕の答えはどうなるのか。

「テーマに興味はあるが、歴史的な知識はなく、でもプレイしたら面白そうだから」

。。。という玉虫色の答えになってしまうのかな。
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by gameape | 2008-11-30 01:06 | Comments(0)