ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

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日露大戦 on GoodReader

「日露大戦」のルールはたった4ページしかありませんが、やっぱりそれを通読するとなるとそれなりに面倒です。暗記してしまえないこともないですが、それほど高い頻度でプレイする感じでもありませんので、次にプレイするときまでには忘れてしまうと思います。

そこで、ルールを暗記していなかった場合でも、次回プレイするときに通読しなくてすむように、要点だけをメモっておくことにしました。紙のルールブック(またはそれをコピーしたもの)にメモしても良いのですが、新しもの好きとしてはiPadのアプリケーション「GoodReader」を使ってみることにしました。ルールブックはスキャンしてPDFにしてあります。

冒頭の画像のように、気になるところ、というか「自分にとっての標準的ウォーゲームのルール」と違うところをGoodReaderのNote機能を使って書き留めていきます。書き留めたものは下の画像のように「Annotations」として並べて表示することができます。

日露大戦 on GoodReader

要点をまとめられるものはNoteを読めばよいようにまとめて書いておきます。日露大戦のキモであるカードプレイのように、章全体を読まないとマズそうなところはそのように書いておきます。

日露大戦 on GoodReader

戦闘ルールについては上の図のようにまとめました。1個のユニットが1回のフェイズに複数回攻撃や防御をおこなえないとか、地形によって戦闘力が変わるとか、戦闘後前進をスタック制限の範囲内でしてよいとか、そういったルールは「僕にとって標準的なウォーゲームルール」なので書く必要はありません。

このように書き込みをしたPDFファイルをDropboxなどにアップロードしておけば、端末が変わったときでも参照できるのでなかなか便利なのではないかなと思っております。これは紙のルールブックではできない利点です。ルールブックをコピーしたものにメモ書きしておく方が圧倒的に軽快なのですが(他にも、ページをめくるスピードではまだまだiPadでは遅く、紙の方がはるかに速いです)、メモしたコピーが何個もできてしまうことがあったりすると、それを最後に取りまとめなければならなくなるのが難点なのであります。
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by gameape | 2011-10-08 23:28 | 電源必須系 | Comments(0)
エポック社の「日露戦争」が発売されたのは、僕がウォーゲームを始めてから1年くらい経った頃だと思う。

当時、僕は第二次大戦以前のゲームに興味がなかった。
そして、「初心者向け」と書かれたゲームにもあまり惹かれなかった。
それ故、これらの両方に該当する「日露戦争」は視界にあまり入ってこないゲームだった。

でも、当時のウォーゲーム仲間の家に泊まりにいったある日、「面白いから」と誘われてプレイすることになった。

僕はその頃から「自分でルールを読んでないゲームは苦手」だったと思う。
でも、「日露戦争」のルールをその場で説明され、プレイしてみたらとても面白かった。
「だから面白いって言ったでしょ」と言われたような気もする。

それ以来、僕と「日露戦争」は時折思い出したようにプレイして楽しむ、という間柄になった。
のめりこむほどでもなく、もう二度とプレイしないかもというほど優先順位も低くなく。
どんなウォーゲームでもこのような間柄になれるという訳ではないと思う。
それを実現できる「日露戦争」は、僕にとってとても魅力的なゲームなんだろう。

まず、ルールがいい感じに簡単なところがよい。

とてもシンプルな根幹部分に適量のギミックがのっかっている。
ギミックはどれも想像しやすく、影響は大きすぎず、小さすぎずで腹八分目。

混乱、増援、複数ヘクスの戦闘後前進、要塞CRT、明石大佐、ロシア海軍、中立侵犯。。。
あらら、書き出してみたら結構な数のギミックがあることに気付いた。
それを重く思わせないところがすばらしい、と言い替えてしまうことにする。
(アバタもエクボです、はい)

そして、プレイヤーに求められる思考と決断が面白い。

マップの両側に配されている目標ヘクスの、どちらをどのくらい重視するか。
戦闘ではどのくらいポイントを得点、または失点するか。

ある目標をとるためには、別の副目標があったりする。
旅順の占領だったり、要塞攻撃の失敗だったり、艦隊の出撃だったり。
一方を立てるともう一方が立たず、おいしいジレンマが味わえたりもする。

そういう思考をエアゲームするだけでも面白いし、簡単なゲームだからあれこれ試行してもよい。
レックカンパニーのゲームは安心して繰り返しプレイできる、と僕は思ってるし。
(感想には個人差がありますし、例外もあるとは思います、なにごとも)

このように簡単なルールで面白い思考と決断を味わえる「日露戦争」を通じて、僕は何となく日露戦争史をわかったような気になって今日に至っている。

この「わかったような気になる」ことはとても心地よい。
本などを読んだり、別のゲームをプレイしたりして、より知識を増やそう、理解を深めよう、と力を入れるほどではない。
さりとて、「日露戦争」のここが好きだけどここが違うよね、みたいなコメントがあると知的好奇心をいい感じに刺激される。

僕が日露戦争史について知らないことや、間違えて認識していることもたくさんあるんだろうと思う。
でも、それが深刻な問題になったことはないし、今後もならないだろうと確信している。

今後も僕はときどき「日露戦争」を思い出して、たまにプレイして、わかったような気になるのを楽しむはず。
ことさらにこのゲームだけを強く推すほどではないけど、「日露戦争」をプレイしてみてよかったとはつくづく思う。

プレイするきっかけをくれたゲーム仲間さんは、いまどうしてるのかなぁ。
あ、自分のことだ、と思ったHさん(苗字です)、よろしければ連絡ください。

(この文は はねはね 【ゲーム】ボードゲームのブログ主さんへ「祭り」のご提案 へのお返事ですが、「Hさん」は「はねはねさん」ではありません)
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by gameape | 2010-10-27 22:39 | Comments(0)
インメルマンの月例会に遊びに行ってきた。
会場では日露戦争、Atlantic Storm、Battlelineなどがプレイされていた。

Russo-Japanese War

日露戦争はJWC版。

Three Battles of Manassas

僕はThree Battles of Manassasで北軍をプレイ。
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by gameape | 2010-02-20 23:21 | Comments(0)
On to Richmond!のキャンペーンゲームのPBEMを始めて明日でちょうど3ヶ月。
ゲーム上の日付は1862年5月8日で、ゲーム開始から5週間が経過している。

南軍は史実と同じく、北軍の攻城砲の準備が整う5月初旬にWarwick川を放棄。
若干の後衛部隊に北軍の前進を阻ませつつ、攻城砲の効果が及ばないJames City郡に新たな陣地を作ろうとしている。

北軍の前進は南軍の遅滞行動の他、ターンの途中終了や雨、そしてMcClellanの「ぐずぐず病」の影響もあって芳しくない。
しかし、5月8日にようやく南軍のMagruderを包囲できるかも、という局面になった。

On to Richmond! - A battle of Williamsburg?

「ここはどこだろう」と近くの町の名前を見ると何と「Willamsburg」。
日付はちょっと違うが、史実においても追撃戦が発生したところである。

やっぱりOn to Richmond!はいいゲームなのだなぁ、と惚れ惚れ。
Gaines Millで偶然の一致を見てから4ヶ月後に、再びの偶然の一致。

「書物は何が起きたかを教えてくれる。ゲームはなぜそれが起きたかを教えてくれる」
Joseph Balkoskiはこのゲームのデザイナーズノートでこう述べている。
本当にそのとおりだ、すばらしい。

しかし、史実におけるWilliamsburgの戦いについてWikipediaを流し読みしてみると、このゲームの北軍はちょっと厳しいことになってるかもなぁ、と思う。
  • 南軍は既にLeeが司令官に就任している(史実では5月末のSeven PinesまでJohnstonが司令官)
  • 北軍はYork川を支配できていない(史実ではWillamsburgにいたLongstreetがGloucester Pointの傍にいてジャマしているのだ)
  • Norfolkも落ちていない(ゲーム上の明日に陥落させる予定)
On to Richmond! - May 8th., 1862

On to Richmond!の舞台となる「半島」の幅は10ヘクスもなく、ここではStonewall Jackson's Wayで起こるような大迂回機動は難しい。
しかし、その代わりに第2次大戦のような水上移動による迂回を念頭においた戦略を考えなければならない。

あ、でもエポックの「日露戦争」でも似たような思考があるので、「第2次大戦のような」という考え方は適当ではないのかもしれない。

Norfolkを陥落させた部隊を前線に送るのは、旅順の部隊を運ぶのに似ている。
容易に明け渡すと水上移動で痛い目にあうGloucester Pointは営口のようだし。
Shenandoah ValleyでMcDowellをひきつけるJacksonは明石大佐といったところか。。。

1862年の「半島戦役」と1905年における遼東半島における戦役が似ているように思えるのは、自然と言えば自然なのかな。
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by gameape | 2009-01-10 12:54 | Comments(0)