Rex Brynenさんのブログに掲載されたJames Lacey教授の文章が非常に面白くて、さらにそれについて
「輪講会してもいいくらいツボ」というTwitter発言がありまして、「何それやりたい」と思ったらあれよあれよと参加者の都合がつきまして、たちまち開催とあいなりました。
参加メンバーや話されたことなどは、参加者のひとりが素敵にまとめてくださっています。4時間半、好きなことをしゃべりまくって、いろいろ教えてもらって、お腹いっぱい胸いっぱいのひとときでした。インターネット最高、ウォーゲーム最高。
こんな話をして、こんな話を伺って、こんなことが勉強になりました。そう書きたいところですが、2日かかってまったくまとまらなくて、結局いつものごとくアット・ランダムに短文を並べるだけの結果となりました。
射程やLOSのない戦術級ゲームもある / 軍人さんは戦術ゲームなら民間ウォーゲーマーに勝てたのか / ○○級という分類をしたいわけではない / 作戦術とはワンツーパンチだ / 民間ウォーゲーマーの適応力の高さはロバーツ系ゲームのユルさ由来か / レイテはアウステルリッツに似ている / 次のGCACWはバルコスキがデザインですよ / 作戦といっても立案ゲームと遂行ゲームがあってな / チャールズ・ロバーツ発祥とミニチュアゲーム発祥という2つの流れ / ○○級という分類によってゲームが面白くなるならその事情を知りたい / 敵のコマを囲んで壊滅させる手法は戦略・作戦・戦術どのゲームでも共通 / SPIもスターウォーズもブレードランナーもノスタルジーにあらず / 猿遊会で1時間ぐらいのおしゃべり企画をどうですか / ○○級というのはゲームの題材によって決まるもの / 最近読んで面白かったSF / プレイが下手な人は幸せである / トブルクからハルファヤが10ヘクスなのか100ヘクスなのか / ゲームを実戦に応用した人物といえば007のクロンスティーン / 戦術ゲームは強いのに作戦以上だと弱い人とは
バッグの中にはスケッチブックとカラーマーカーがあって、ホワイトボードとして使おう、素敵なスライドがいっぱいできるにちがいない、そう思ってました。さらに、Bluetoothのキーボードも持参していて、スマホにじゃんじゃん議事録をタイプしてやるぜー、とも思ってました。話し始める直前ぐらいまでは、そう思ってたんですけどね。。。
なお、Lacey教授の文章は事前に自分用に以下のように要約してありました。端折りすぎで意味不明のところもあるかと思いますが、自分用ということでごめんなさい。
合衆国軍は50年以上にわたって戦術的戦場を支配してきた
要因はどんな戦場でも迅速・的確に認識・対応できる能力
文字どおり数千回のセット&レップ実行で実現
作戦レベル以上の戦場についての教育や訓練は不足
「この部隊でこの目標を取る」という「プロセス」はできる
「最初の突撃はこの目標でいいか」に答えられない
ウォーゲームでこれに気づいた
バルト海に進撃したUS・NATO軍がロシア軍に側面を攻められ大損害
作戦・戦略レベルのゲームで民間ウォーゲーマーに歯が立たない
民間ウォーゲーマーが実戦で役立つわけではない
ウォーゲームは戦闘力や移動力がコマに書いてある
実戦では部隊ごとに刻々と変わる能力を読み取る経験が必要
とはいえ民間ウォーゲーマーは作戦レベル以上の即応能力に長けている
軍の戦術的経験と民間ウォーゲーマーの作戦・戦略的能力が結婚すべき
イラクとアフガンのCOIN戦が10年以上
戦術にフォーカスした選択は正しいがその間に対等な仮想敵国が2つ
作戦的戦闘のカリキュラムも必要
民間ウォーゲーマーは作戦レベルのセット&レップをやっている
軍事史にも驚くほど詳しく、その先の政治・外交・経済も知っている
新しい題材の理解を助ける事例や成功・失敗例も豊富に蓄えている
「マヌーバリスト」を育てるには作戦・戦略のセット&レップ
作戦・戦略ウォーゲームの導入にはWar Collageを使える
もうひとつの方法は戦略指揮官候補に軍事史を教えること
書籍リストを作るだけでなく強制的な読書プログラムを
「まずはアントワープです」とモントゴメリーに言えるように