ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ
Table Air Combat Table Air Combat

戦闘機コマをプリントアウトして、ルールブックに従ってニッケル(5セント硬貨)を包むと、ほんの少し硬貨の方が大きくて収まりません。プリンタの設定が合ってないとか、レターサイズをA4で印刷すると縮むとか、そうことかもしれません。

そもそも5セント硬貨はサクサクと用意できる種類のものではないので、別の何かで代用しなければと思っていました。大きさがほぼ同じな50円硬貨は同じように大きくて収まらず。より小さい1円硬貨はサイズはいいのですが軽すぎて今ひとつです。1セント硬貨は大きさ重さとも合格なのですが、必要な数をそろえるのに苦労しそうで悩ましい(旅行中には持てあますのに)。

バラストにできそうなものをいくつか探しました。ウォーターラインシリーズのパーツ。釣りのオモリ。金属のオーダーメイド。アクセサリーの部品。で、ワッシャーに行き当たりました。通販サイトをいくつか見て回った後、せっかく東京にいるので秋葉原に行って探してみたところ、ありました。

ワッシャー(直径20ミリ、厚さ1ミリ) Table Air Combat

直径20ミリ、厚さ1ミリのワッシャーです。直径はジャストフィット。厚さはもう少しあってもいいなと思います。2枚重ねにしてもいいかもしれません。見つけたのは高架下のお店で1枚10円くらい。買いに行くときは自前のノギスを用意していくか、Table Air Combatの戦闘機の現物を持参するといいかもしれません。

ゲージを使って動かす種類のゲームの場合、紙製のコマは軽すぎてうっかり位置が変わってしまうことがあります。コマにバラストを入れて、プレイマットも摩擦係数の大きいもの(ラシャ紙を使ってます)にするとコマの位置が安定して、プレイはぐっと快適になりました。めでたい。

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# by gameape | 2018-01-20 16:05 | ウォーゲーム用品 | Comments(0)
Gaine's Mill

Tiny BattleのGaine's Millをプレイできました。ユニットの戦力を下に置くマーカーの数で示す手法は心地よかったです。マーカーの枚数を0から3に設定したところがキモだと思います。より多いと目測で戦力を把握するのは難しそう。

損害をちゃんと数えずプレイしてしまったのでゲームの勝敗はわかりません。南軍はコマンドのダイスのせいでAPヒル以外がほとんど動かず、勝敗的にもプレイ体験的にも苦しいゲームだっただろうと察します(僕は北軍担当)。ジャクソンがいつ来援し、どれだけ戦うかをダイスで決めるコマンドルールは豪快ですが、ゲインズ・ミルとはそういう戦いだったということなのかもしれません。

砲兵が他のユニットの頭越しに射撃できず、移動したターンは射撃を制限されるルールは、砲兵の行動が自由になりすぎず、かといってプレイの手間を増やしすぎないほどよさだと感じています。大砲は撃つだけならいいけれど移動させるのが大変。大砲は近接戦闘で仕留められるけれど至近距離では防御射撃が激しい。こう書くとWW2の大砲も同じことですね。自走式ではない直接射撃な大砲は19世紀も20世紀も同じで、20世紀はそれに間接砲撃が追加された、と。

ヘクス辺とぴったり一致するLOSが遮断される条件が規定されておらず、それって21世紀のウォーゲームとしてどうなのよと思いました。とりあえず、遮断するヘクスが片側だけにあるならLOSは通る、を希望します。

ゲインズ・ミルは「Gaine's Mill」「Gaines' Mill」「Gaines Mill」「Gaines's Mill」など、いろいろなスペルで書かれるようです。とりあえずこのゲームについては箱に書かれている「Gaine's Mill」を使うことにします。ここでは「Gaines Mill」ならCWBです。

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# by gameape | 2018-01-19 19:51 | 対戦 | Comments(0)
Supply Lines of the American Revolution

ありがたいことにお誘いをいただいて対戦が実現しました。ソロプレイでは何をすればいいのか見当がつかなかったのですが、少し分かってきた気がします。イギリスを担当して1776年中盤に負けました。プレイ時間は3時間ぐらい。

早期勝利を狙って攻勢に出たのですが、あと一歩のところで目標の攻略できず。ここで実は占領すべき都市を間違えていたことが判明。アメリカは攻勢のせいで手薄になったボストンを繰り返し攻撃し、支援マーカー振り切りでゲームに勝利しました。

ユニットと補給、そして土地の占領とが複雑に関係しあうところがよいです。ユニットの移動や戦闘には補給が必要。補給を得るには土地の占領が必要。補給を運ぶにはユニットが必要だけど、ユニットは攻撃や防御にも使うので配分に気を使います。

両軍の非対称ぶりも素敵です。イギリスはユニットを自由に増やせるけれど、増やすほど勝利条件がキツくなる。アメリカは毎ターン徴兵できるけれど、みなさん冬になると家に帰ってしまう。イギリスは都市で強いですが、荒野ではアメリカがスカーミッシュで襲ってきます。その他、イギリスは海を使って移動や輸送をしてくる、などなど。

こういうのが「積み上げ式のウォーゲーム」なのではないかと思います。いいゲームに出会えました。ごきげんです。

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# by gameape | 2018-01-18 21:29 | 対戦
2017年にプレイしたゲーム

2017年に少しでもプレイ(ほとんどがソロプレイです)したゲームを、触れた日数が多い順に並べています。上半期ベスト19と同じ手法です。ヘクスやターンの欄に強引な値を入れているゲームもありますので、取り扱いにはご注意ください。

2017年はコマンドマガジンがきっかけで、古い(SPI時代の)S&T収集欲が爆発した年でした。S&Tだけで50作近くを入手しましたが、プレイしたゲームはリストの三分の一未満に収まりました。S&Tばかりをプレイしないよう意識した結果ではあります。限りある資源ですので、引き続きちびちびと味わっていきます。

秋ごろからP&Pゲーム(Print & Play Game。コンポーネントをPDFなどで入手し、自分でプリントしてプレイするゲーム)への関心がぐっと盛り上がりました。送料不要の手ごろな価格と、欲しいときにすぐ手に入るスピード感がありがたいです。P&Pはずっと工作が億劫だと思っていましたが、クオリティを割り切れば、厚紙コマシートのゲームとそれほど変わらぬ時間と労力でプレイできそうに感じています。

2017年はプレイの質より数に重きを置きました。ルールをしっかり把握する。プレイテクニックを考える。背景を調べる。対戦を調整する。最後まで、かつ複数回プレイする。そういったことは優先順位を下げ、より多くのゲームについて「へぇ、こんなゲームもあるんだねー」と感じることも、これはこれでとても有意義だなぁと思っています。

リストの中から「2017年のオレベスト5」を選出して、2018年のウォーゲーム生活をスタートしたいと思います。順番はタイトルのアルファベット順です。

・France 1944
・Fulda Gap
・マレー電撃戦
・More Aggressive Attitudes
・Nightfighter

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# by gameape | 2018-01-03 19:03 | ウォーゲーム生活 | Comments(1)
Strategy & Tactics Cards

これは「War-Gamers Advent Calendar 2017」の12月6日分です。Strategy & Tactics誌の51号から90号までの表紙をカードにしたら楽しかった、という話。

元々は「Operation Grenade」がコマンドマガジンの付録になったことがきっかけでした。最近はコマンドをKindleで読んでいます。ゲームを買うと紙の本とKindole版の両方を買うことになるなぁ。お、Operation GrenadeはS&T版でも手に入りそうだぞ。なんだなんだ、他の号も買えそうじゃないか。創刊号から全部は厳しいけれど、SPI最後の40号に限れば何とかズブズブズブ......(沼に沈む音)。

Wall of SPI S&T

めでたくコンプリートした記念に「インタビューボード」を作りました。スポーツ選手とかグラビアアイドルの背景にあるアレです。表紙をスキャンして、コンビニでプリントアウトして、両面テープで垂直な壁面に貼り付ければできあがり。予想をはるかに上回る楽しさでした。

お好きなゲームのカバーアートを集めて、ぜひやってみてください。見てるだけでもうっとりすること請け合いです。

Wall of SPI S&T

日本ウォーゲーム界のVIPたちと記念撮影の図。左後方から、yagiさんこと岩永秀明さん、中黒靖さん、鹿内靖さん、信長さん(MustAttackは来年3月で10周年ですよ!)、そして筆者です。中黒さん、思い切り見切ってしまったことをお詫びいたします。こんなことが実現するのもインタビューボードがあればこそ。グレート!

The Wall of SPI's S&T

インタビューボードは元の雑誌をスキャンして、ほぼ原寸大でプリントして作りました。A3でカラーを20枚コンビニプリントするとそれなりのお値段です。なので、事前に縮小版でカメラテストをやってみました。

The Wall of SPI's S&T

カメラテスト自体が、これはこれで非常に楽しい体験でした。中子真治さんの本とかシネフェックス(今の公式サイトはこちら。僕が読んでた頃はバンダイが翻訳版を出していた)とかで読んだ、スター・ウォーズやブレード・ランナーの特撮解説を思い出しながらやりました。

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リハーサルに使った縮小版インタビューボードは捨てるにはもったいない。切り離してカードスリーブに入れてみました。ウォーゲームのプレイ準備自体よりも、こういう工作の方に盛り上がってしまいがちなのは、テスト直前に机の整理をしちゃうのと似ています。

Strategy & Tactics Cards

カードは普通の大きさのカードスリーブに入れて、余った部分をハサミでジョキジョキ切りました。カードを重ねると、スリーブの大きさが微妙に(ときには激しく)違うことがわかります。各号2枚づつあったので、合計80枚のデッキができあがりました。

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2人マージャンをやってみました。手牌は7枚でメンツ2セットとトイツ、またはトイツ4セットで和了する縮小版。「ダニガンの清一色」、「Victory in the Westのイーペーコー」、「包囲戦のみ」、「顔のアップ」など、役を考えるときが一番面白いけれど、実際にプレイするとそうでもない。そんな感じがしないでもありません。

なお、上の図は左側プレイヤーが「BAORがアタマ」「PGGシステムが3枚」に「包囲戦待ち」でリーチをかけているのですが、実は二巡目に「Siege of Constantinople」(タイトルからして包囲戦!)を捨てているのでフリテンです。

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バトルラインもできそうです。ラミーとかセブンブリッジもイケると思いますが、いずれにせよ役を考えるのが一番面白いことに違いはありません。むしろ思い切りシンプルに「名刺ジャンケンのウォーゲーム版」が一番面白いのかも。いやいや、ゲームしたいならばS&Tについているゲームをプレイすべきで、カードは別の目的に...。

Strategy & Tactics Cards

ということで、まずは題材となっている戦争の年代ごとに分類。ぐっと面白くなってきました。ポエニ戦争と十字軍は隣にありますが、その間は1000年以上あいています。シナリオが広い期間をカバーしているFighting Sail(独立戦争、ナポレオン戦争、1812年戦争など)とRaid!(WW2、ベトナム、エンテベなど)は、境界線をまたいでいます。

Strategy & Tactics Cards

デザイナーごと。2作以上デザインしている御仁に限定しました。James F. Dunnigan、Richard H. Berg、Joseph M. Balkoskiが3巨頭です。デベロッパーを集計するとGreg CostikyanやNick Karpなどに加えて、デザイナー部門と同じくBrad HesselやJoseph M. Balkoskiが並ぶことになります。

DunniganとButterfieldの境界線をまたぐ3作はFifth CorpsとBAORが共作で、Paratroopはそれぞれがデザインしたゲーム(とあと1作)のセットです。

Strategy & Tactics Cards

戦場の場所ごとに世界地図の上に並べてみたところ、ヨーロッパの収集がつかなくなりました。具体的には、まずフランスとドイツに10枚以上が集中し、それらがポーランドや北アフリカを圧迫し、ロシアや中東にも影響が及ぶというさながら世界大戦をシミュレートする結果に。

Fighting Sailを北米ではなく中央アメリカに置いたのは、筆者がちょうど「ホーンブロワー」を読んでいたからです。

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持っているゲーム全部がカードになっていればいいのにな、と思います。実物を全部並べて眺めるのはなかなか大変ですが、小さなカードであればテーブルや床に並べられるはずです。シャッフルしてランダムにゲームを選ぶとか、所有ゲームをいろいろな基準で並べなおして遊ぶとか、結構役に立つのではないでしょうか。

仮面ライダーカードとか、永谷園のお茶漬けに入っていた浮世絵カードとか、あんな感じでウォーゲームカードの出版を検討いただければ幸いです(たとえが古くてごめんなさい)。無料で、とは申しませませんが、あんまり射幸心をあおったり、入手にお金がかかったりしない方法が好ましいです。

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# by gameape | 2017-12-06 00:00 | ウォーゲーム生活 | Comments(3)