随分前に
BPAのニュースレターで「JAPAN BOARDGAMING CHAMPIONSHIPS」という見出しを見つけて興味を惹かれたものの、ずっとそれを忘れていた。
その後、
スラッシュドット・ジャパンの
「日本ボードゲーム選手権」開催」という記事を見て「おお、本当にやるんだ!!」と驚かされた。
プレイされるゲームはいわゆるドイツゲーやバックギャモンなど、「ウォーゲーム以外のゲーム」ばかりであるようなのだけれど、「WBCに参加した人が、WBCに感銘を受けて開催するゲーム会」というのがどんなものなのかとても気になっていた。
日本ボードゲーム選手権は5日間にわたっておこなわれたが、唯一僕の時間の都合がついた最終日の今日、会場に遊びに行ってみた。
会場はとても広く、テーブルが何枚も広げられていて、1980年ごろのホビー・ジャパンのコンベンションを思い出した。
数は数えなかったけれど、30以上のゲームが同時に進められるくらいのテーブルがあったのではないかと思う。
入り口で登録料と参加料を支払うと、名札が配られる。
名札には名前(ニックネーム)の他、プレイしたいゲームなどを書き込むことができる。
また、名札の一番下には日付が書かれたボックスが書かれていて、ラジオ体操のカードのように参加した日にスタンプを押してもらえる。
名札にはヒモをつけ、会場内ではこれをクビからぶら下げる。
場内のテーブルはすべて2枚ずつテープで貼り付けられていた。
確かにこれなら、テーブルのつなぎ目を気にしなくて良いので、糊の残らないテープで貼るのはよいかもしれない。
元々、ゲームをプレイするつもりはなく、会場内の雰囲気を見ることができればよいと思っていたのだけれど、場内を歩いていると何人かの方が声をかけてくださって、ゲームに参加することができる。
「○○というゲームをプレイします、参加しませんか?プレイ時間はおよそ××分です」
。。。というように声をかけてもらえる。
「ルールを知らなくても参加できるのか」
「どのくらい時間がかかるんだろう」
。。。というこちらの心配を一気に解消してしまうところがすごいなぁ、と感心。
そのようなお声がけのひとつのおかげで、僕は「ジャマイカ」という海賊のレースのようなゲームに参加した。
ルールは知らなかったけれど、その場で説明を受けて、それなりにプレイすることができた。
それからもうしばらく場内の雰囲気を楽しんで会場を後にした僕は、富ヶ谷のルヴァンでビールとパン(ここのパンはやっぱりおいしい!!)をいただきながら、あれこれと考えたことをメモ。
- 広い会場って理由は分からないけれどワクワクする
- 来年の日本ボードゲーム選手権でウォーゲームをプレイできるかな
- もしできたとして、浮いたり、迷惑をかけたりしないかな(汗)
- その場で参加者を募って、ルールを説明して、それなりにプレイしちゃうなんて、ウォーゲームでできるのかな
- もし、それができないとしても、必ずしもそれはウォーゲームの欠点ではないんじゃないかな
- 「ジャマイカ」をバリバリとプレイしたい人が、僕のようなプレイヤーがいる卓でばかりプレイしなければならないとしたら、それは「最高のゲーム会」になるのかな
- WBCに参加したいな、っていうかするぞ(笑)