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ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

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1980年台前半にホビー・ジャパンが発行していたSPIのカタログがかっこいい、という話題がTumblr発Twitter経由で流れています。カタログは懐かしく、そこに写っているパッケージアートは素敵で、かつ愛くるしい。



レドモンド・A・サイモンセンのアートワークはいいよね、というのは年配ゲーマーたち(僕を含む)がしばしば述べる意見で、若い人たちにとっては「またかよ」な話題なのかもしれませんが、どうもすみません。

Grey Soba, White Udon

以前から、サイモンセンのマネをして遊んでみたいと思っていまして、今回のビッグウェーブに便乗させてただきました。パソコンに保存してあった画像から、ウォーゲームっぽくないものを選び、モノクロにして適当な文字を添えたらどうなるのか、を試してみました。ソバとウドンになっていることを差し引いても、何か大きく違っているのは分かります。

もっとセンスのよい方、きちんと美術の訓練をなさった方であれば、よりかっこよい、サイモンセンっぽい画ができるのではと思いますので、できあがったらネットにポストしていただけると幸いです。

by gameape | 2019-03-26 22:37 | 考えごと | Comments(0)
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PnP版をプレイ可能な状態にする費用は合計2,491円でした。内訳は次のとおり。
  • Wargame VaultでPDFを購入:1,333円(12.00USドル)
  • 1ミリ厚のボール紙:20円ぐらい(もともとB3で64円)
  • プリント費用:1,138円
「PnPではない版」は送料込で77ドル。同じレートで計算すると8,553円となるので、約6,000円を節約できたことになります。何より、購入して2日後ぐらいにはプレイを始められる納期の短さこそプライスレス。

This Guilty Land

プリントはコンビニではなく、アクセアさんに依頼しました。Webで発注すると翌日の夕方には仕上がります。コマはシール紙に、マップとカードは220kgの厚い紙に原寸でカラープリント。紙のサイズは「A3ノビ」というA3より大きいものを選び、レターサイズのPDFを原寸でプリントしてもはみ出さないようにしました。

カードの背面もカラープリントしたのですが、3枚注文したはずなのに納品物には1枚しか入っていませんでした。受け取るときはちゃんとチェックしないとダメですね。220kgの紙で作ったカードは、切ってそのまま使うのに十分な厚みがあるので、スリーブに入れずに使っています。それゆえカードの背面は不要になって、なくても困らない結果となりました。

1mm厚 ボール紙

コマはシール紙にプリントしたものを1ミリ厚のボール紙の両面に貼り付けて、あとはハサミでジョキジョキと切りました。1個1個のコマは大きさや形がまちまちで、手作りならではの味わいです。カードは金属製の定規をあててカッターで切りましたが、こちらもあらぬ方向に切れ目が入ってしまって、ガタガタの形になってしまっているものがあります。ドンマイ。6千円の差はこの辺のクオリティに強くあらわれるよ、と。

工作に要した時間は約1時間。プリントの発注と回収なども含めるとそれなりの手間と時間と言っていいでしょう。工作の翌日は右手や両腕が筋肉痛でした。「プリント・アンド・プレイ」と言いますが、実は「工作」とか「お店に行く」とかが見逃せないウェイトを占めていす。

その辺りを明確にするために「PnMnP」(プリント・アンド・マニュファクチャリング・アンド・プレイ)という名称がアタマに浮かびましたが、長いし感じ悪いしで誰も(僕も)使わないわなと思います。

by gameape | 2019-03-21 16:06 | PnP | Comments(0)
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Pendragonを4人でプレイしました。シナリオは前回と同じ「Barbarian Conspiracy」で、約5時間で最後まで進められました。担当はドゥクス。

オケアヌス・ゲルマニクスからサクソンが襲来し、ドゥクスがそれをインターセプト。キウィタスは海洋交易で富をたくわえ、スコティはドゥムノニアの岬に居留する幕開け。ドゥクスとしては蛮族退治でプレステージは上げつつも、ブリトン・コントロールの不用意な回復はキウィタスの勝利につながるので注意しました。

Pendragon

最初のエポックは「コンスタンティヌス3世」。キャバルリー3個を派兵したドゥクスは見事にガリアで勝利を収めて名声を高めます。スコティとサクソンのレナウンはそれぞれ11で、ブリトン・コントロールは35。キウィタスの自動的勝利は回避して、軍人優勢のローマ支配で最初のエポックを通過です。

2回目のエポック(このシナリオではゲーム終了)に向かって、各勢力は勝利に向けてひたひたと近づいていきます。サクソンはイケニに居留し、人口2ポイント以上のリージョンをもう1つ支配すれば勝利できる状態に。スコティは勝利に必要な居留地を保有しており、襲撃と誘拐で名声を高めるのみ。

Pendragon

活発化する蛮族によってブリトン支配の領域が減っていきますが、これによってキウィタスの勝利の芽が出てきます。ブリトン支配の減少でブリテン島がローマ支配から自治(オートノミー)に移行するとキウィタスの勝利条件が緩和され、それによってキウィタスが勝利条件を達成してしまうのです。

詳しくは次のような状態です。
  • ブリトン・コントロールが30以下になると、ローマ支配から自治にかわる。
  • ローマ支配ではブリトン・コントロールが36超でキウィタスの勝利だが、自治なら27超でよい。
  • なので、ブリトン・コントロールが28から30ならば「自治に下がってキウィタスの勝ち」になる。
こうなるとドゥクスのできることは蛮族をとにかく攻撃し、彼らの勝利の因子を潰していくことと、蛮族を除去することでブリトン・コントロールを回復させて自治への移行を食い止めて、キウィタスの勝ちをなくすることです。攻撃はどれも成功して、よしこれで同点決勝に持ち込めるぞ、と思ったのですが…。

Pendragon

キウィタスはここで民兵を集結させて、ブリトン・コントロールをさらに増やしてきました。ローマ支配でも勝てる状態を達成してしまったのです。ひっくり返す方法が何かあるのではと長考させてもらいましたが、すでに万事休す。市民寄りのローマ支配でブリトン・コントロールは37。キウィタスの勝利です。くやしいけれどお見事でした。

なお、2枚めのエポックカードは「ホノリウスの勅令」。ブリテン島はローマの支配から地元出身者による統治、または群雄割拠の時代に入っていくということなのでしょう。

プレイしている途中はゲームシステムと格闘するので精一杯でしたが、その後にプレイブックやWikipediaをパラパラしながらゲームを振り返ると、歴史方面の満足もいくぶん補給できるようになってきた気がします。テーマ的にもプレイヤーを4人揃える的にも容易ならざるゲームだとは思いますが、ハードルを乗り越える価値があるゲームですよ、と申しておきます。




by gameape | 2019-03-17 15:17 | プレイせず書く | Comments(0)
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去る2月14日に「自分にバレンタインデー」ということで発注したものが届きました。残念なことに、ゲティスバーグのルールブックが入っておらず、現在出版元に問合わせています。しかし、一番のお目当てはTable BattlesのGaines Mill。手に入れられてすっかりご機嫌です。

2回ソロプレイしてみました。1回目はSykesがDH Hillを一気に敗走させ、Jacksonがまったく動かなくなる大事故が発生しました。北軍の勝ちです。DH Hillが敗走した後にJacksonがどうにかなるルールを見逃しているのか。はたまた、Jacksonはそういうものだよという考えなのか。

Table Battles Gaines Mill

2回目は「僕の思うゲインズ・ミル」をほぼ忠実になぞる形。軽い感動を覚えつつも「無意識のうちに史実をなぞるプレイをしたのでは?」とか、「何を見てもヒストリカルだと感じてしまうのでは?」と心配にもなります。ウォーゲーム脳の恐怖。箸が転んでもヒストリカル。

北軍の攻撃能力をより高く設定し、南軍の攻撃は砲撃に妨げられ、北軍の損害を補う増援はいつどれだけくるのか。Jacksonは強力だけれど攻撃するためのハードルが高い。両軍とも攻撃したものは自らも損害をこうむるのは南北戦争のお約束。よくできていると思います。Table Battlesのポテンシャルの高さか。それともシナリオデザインが秀逸なのか。

ゲティスバーグが待ち遠しいです。Table BattlesのエクスパンションのPnP版も、C3i付録の方も。

by gameape | 2019-03-08 21:19 | ソロプレイ | Comments(0)

今週末開催のゲームマーケット大阪で「このシミュゲがすごい 2019年」が発売されるそうです。毎度記事を載せていただく(もちろん、入手した皆さまに見ていただく)ことだけでも、僕にとってはすごいことです。ですが、今回はさらにすごいことになっちゃいました。冒頭のTwitterの画像では隠れている、表紙の下の方を見るとですね…。

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な、な、なんと拙作「シェナンドー・ナノ」ですよ!いったい誰が、はたしてどんな記事を、については実物を手にとってぜひご覧ください。

もしかしたらこの記事がきっかけで、「シェナンドー・ナノ」に興味を持つ心の広い方がいらっしゃるかもしれない。そんな都合のいいことを考えまして、本作を再び入手できるようにしました。

ウォーゲームに限らず、雑誌やWebなどの記事が面白くて、または記事をより面白く読むために、その題材に触れるというのは結構あるんじゃないでしょうか。僕は映画とウォーゲームでそういうことがよくあります。例えば最近僕がOCSをプレイしてみたのは、ゲーム本体への興味よりも、それに言及している人や記事によるところが大きいです。

シェナンドー・ナノ

前回(昨年11月)と同じく、セブンイレブンのネットプリントです。プリント予約番号は「50576992」。A4片面カラー1枚で60円かかります。用紙サイズでA3を選択すれば、より大きくて読みやすくてプレイしやすく(100円かかりますが)。ルールだけならモノクロで足りますが、であればWebでご覧いただく(またはそれをプリントする)ほうがよいかも。

第2版ということで、前回とは次の点が異なります。
  • マップを大きくしました(だいたいA5サイズ)。
  • マップの意匠を少し修整(判読しやすくしたつもりです)。
  • 北軍のセットアップに関する記述を訂正しました(ストラスバーグは2個ではなく1個)。

ネットプリントには登録から1週間という期限がありまして、本件は2019年3月14日まで利用可能です。

「このシミュゲ」に掲載されたゲームのうちで、もっとも安価に入手できるモノをと思ったならコレ、というのは間違いないと思います。ご近所にセブンイレブンがない方にはお詫び申し上げます。

by gameape | 2019-03-07 21:40 | プレイせず書く | Comments(0)
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マサン(Masan)の一歩前に出ているUS第25師団の35連隊(5-3-3)を、チンジュ(Chinju)周辺にいる第6師団と第105戦車師団で攻撃します。

歩兵3個連隊だけで攻撃すると14:5で3:1まであと1足りない、と思いきやOCSは端数四捨五入なので14:5なら3:1です。AR差は+1で防御地形はClose。結果は2D6≧3で防御側退却、2D6≧9で防御側壊滅。攻撃側はいずれにせよ何かしらの損害を受けます。補給の消費は攻撃側が3REなので3T。防御側は2T。

砲兵(13火力)を投入した場合、Close地形による左1シフトを適用すると2D6≧7でDGです。防御側がDGなら戦力比は6:1(14÷2.5=5.6、電卓使いました)。AR差に+2に改善されて2DR≧5なら防御側を壊滅させられるようになりました。ただし、補給の消費は6T(1.5SP)に倍増。各ターンの補充が4SPであることを考えると、なかなかの贅沢かもしれません。

Korea: The Forgotten War

さらに戦車連隊を投入した場合。Open地形から攻撃する装甲ユニットは攻撃力が2倍なので、攻撃側戦力の合計は26まで上がります。防御側が額面どおりなら5:1で、DGなら10:1になります(あと1戦力あれば27÷2.5=10.8で11:1になるのですね、ピンときませんけど)。補給消費は戦車の移動と攻撃でそれぞれ1Tかかります。

戦闘解決がもともと2D6で、そこに(かの有名な)最大左右6シフトの奇襲判定が加わるため、戦闘結果の振れ幅は非常に大きいです。その一方で消費量が厳然と決まっている補給ポイントとのコントラストが強く印象に残る。それが僕のいまのところのOCSの感想です。

by gameape | 2019-03-03 14:06 | ソロプレイ | Comments(0)
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テーブルの上に直接置くのではなく、木製パネルの上にマップを置いてプレイするといろいろ便利です。ただし、マップのサイズはフォリオ(A2、ハーフサイズ)までが限界です。本当はフルマップでも同じことをしたいのですが、できない理由は後述します。

世界堂木製パネル、サンデーPET

ソフトマップなら450mm×600mmサイズの透明の板を上に置いて平らに安定させます。アクリル製の方が傷つきにくいように思うのですが、より薄くて軽くて安価なPET製の板を使っています。

世界堂

購入したのは新宿の世界堂。値引きがありがたいです。木製パネルの材質はラワンとシナベニアがあったのですが、見た目だけでシナベニアを選びました。もしかすると「反りにくい」とか「ヤニが出ない」とか「トゲが出にくい」などの違いがあるかもしれません。利用開始からそろそろ1年が経ちますが、今のところは大きな反りは生じていませんし、ヤニやトゲなども出ていません。

木製パネル

「木炭紙」というサイズです。650mm×500mm。日本製と外国製では紙の規格が違うので、マップの縦横比もちょっと違います。その両方をすっぽり覆うことができる透明板の大きさが450mm×600mmで、それがはみ出さない大きさのパネルというとこのサイズになるようです。

Korea: The Forgotten War

木製パネルの上にゲームを置くメリットはこんな感じです。
  • コマを並べたまま持ち運べる。プレイはリビングでしたい。でも、ずっと置きっぱなしにはできない。そういう場合に別の部屋に持っていける、またプレイするときに持って帰ってこれる、というのがすばらしいです。冒頭に書いた「フルマップのサイズにしたいけどハーフマップまで」の理由は、1人で持ち上げて拙宅内を安全に移動できるのがこのサイズまでだから、という事情です。
  • ソロプレイでマップを回転させることができる。ドイツ軍はこっちから見るけど、ソ連軍はこっちから、というのが簡単にできます。
  • 映り込みが気になるときに位置を変えたり、ほんの少しなら角度を変えたりもできる。照明が写ってしまう、部屋干しの洗濯ものが写りこんでしまう、などの回避に便利なのです。
パネルを何段か重ねて収納するラックを作れば、複数のゲームを途中でセーブしておけるのではありますが、それはそれで収拾がつかなくなりそうなので、今は「セーブは1ゲームまで」ということにしています。

by gameape | 2019-03-03 00:23 | ウォーゲーム用品 | Comments(0)