ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

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Stonewall's Last Battle

上の画像は1863年5月2日未明のフレデリクスバーグ周辺を、Stonewall's Last Battle(AH)でセットアップしたものです。このゲームをご存知の方向けに言うと、シナリオ「Salem Church」または「Sedgwick to the Rescueの東半分」にあたります。

GCACWシリーズは戦闘ユニットの下に、現在の戦力をあらわすマーカーを置きます。このマーカーは敵軍のものでも自由に見られますが、いちいちユニットをめくってマーカーを見るのが億劫、というのが普通の感覚だと思います。このシリーズが大好きな僕は、そんな不満を感じることは全くありませんけれど。

Stonewall's Last Battle

マップを拡大すれば、ユニットとマーカーを重ねずに配置できます。これで各ユニットの戦力は一目でわかります。攻撃目標を悟られないために、すべての敵軍ユニットをめくって「調べてるふり」をする必要はもうありません。

Stonewall's Last Battle

戦力マーカーを「もっとアナログ」にすることもできます。上の図ではキューブが1ポイントを、スティックが5ポイントをあらわしています(「5のタバ」と「バラ」で数を示すカリキュラマシーン方式)。前の2つに比べるとヘクスごとの部隊規模がより明瞭になります。

チャンセラーズビルの戦いでフッカーが苦境にあったとき、フレデリクスバーグのセジウィックが積極策に出たらどうなったか。見るだけで北軍の持っていた(そして失った)好機を直感できる、なかなかよい表現手法になっているように思います。

ただし、マップがものすごく広くなり(オリジナルを250%拡大)、ユニットの移動はとても面倒になるので(キューブやスティックを正確に動かさねば!)、セットアップを眺めてブヒブヒ喜ぶだけのことが多そうです。

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by gameape | 2017-08-31 22:30 | 考えごと | Comments(0)
読みました。

空母戦や海戦についての話を見聞きして、南北戦争との類似性を感じるときがときどきあります。今回、前述のtakobaさんのポストを拝見して、Roads to Gettysburgのデザイナーズ・ノートを思い出しました。以下、訳して引用。
歴史家たちは、戦役における両軍の全体的な目標を無視するという真空状態においてゲティスバーグを見ることがあまりに多い。この戦役の結果の大部分がゲティスバーグの戦場において決したことは真実であるが、意義深い多くの出来事は会戦の前と後の両方に起きた。さらに、実際の会戦は本質的には偶然であり、容易に他の場所で、大きく異なる状況で起こりえたものである。この戦役における北軍及び南軍の目標の達成(または達成の欠如)については、7月1日以前と7月3日以降に両軍がどう機動したかを理解しない限り、完全に把握することができない。
引用おわり。これを書いたJoseph M. BalkoskiがFleetシリーズもデザインしたことを思うに、takobaさんの以下の発言にはムフフとなってしまうわけです。
フリートシリーズぐらいのスケール感で、作戦全体を再現する、今度は地図版を使うタイプのゲームをいつか作ってみたいなと思っています。
主に収納スペース事情から、Fleetシリーズには手を付けずにおこうと思ってるのですが、理力の大きな乱れを感じます。困ります。バルコ好キー。

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by gameape | 2017-08-16 12:29 | 考えごと | Comments(3)