ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

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Stonewall Jackson's Way II 到着

Stonewall Jackson's Way II

8月15日に届きました。プレオーダーした人には徐々に届き始めるものと思われます。

箱絵は第1版とは変わりましたが、Battle Above the Cloudsとは違ってKeith Roccoの絵です。東部戦域はKeith Roccoで、ということにするのかもしれません。Here Comes the Rebels!の初版はチカモーガの絵でしたが、第二版ではメリーランドな絵に変わるのでしょうか。一体いつの話になるのかとは思いつつも興味はつきません。

Stonewall Jackson's Way II

マップは抑え目ではあるものの光沢のある紙です。2枚のマップを加工(切断)せずに繋げられる仕様になっているのはありがたいです。Battle Above the Cloudsで追加された地形「Hill」がところどころに使われている他、若干の変更があるようです。また、ヘクス番号は初版に比べると格段に見やすくなっています。The Skirmisher #1に書かれていたマナッサス周辺の鉄道(建設中を含む)はばっちり描かれています(ただし、その一部は1861年シナリオでは使いません。。。)。

Stonewall Jackson's Way II

コマはBattle Above the Clouds仕様です。1862年のシナリオであれば初版のコマでもプレイできるはずです(The Skirmisher #1のカウンターがあるとモア・ベターです)。

1861年のシナリオの一部はHere Come the Rebels!のマップを使いますが、Here Come the Rebels!を持ってないからといってStonewall Jackson's Way IIを買い控えるのはどうかなぁ、と思います。大概の人はどうせ全部のシナリオをプレイしないでしょ。

あ、でも「パターソンの出てくるシナリオをやりたい!!!」という熱烈な方がいらっしゃるとしたら大問題です。100パーセントアウトです。そういう方がいらっしゃるようでしたらご相談ください。力になれるかもしれません。

それにしても、コマンドマガジンが「今後しばらくはないと思われる南北戦争特集」で、今年はお祭りだなぁと思っていたら、GCACWシリーズの新作まで出てきてしまいまして、さすがゲティスバーグ150周年の夏は違うなぁ、と脳内が沸騰しそうな夏の昼下がりであります。
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by gameape | 2013-08-17 11:55 | Comments(2)

マナッサス

ワシントンDC行きの国際線が到着するダレス空港(「ダイ・ハード2」の舞台になった空港)はバージニア州北部にあって、マナッサス(またはブル・ラン)までは車で20分ほどです。この近さゆえ、僕が最初に訪れた南北戦争の戦場跡になりました。

センタービルでウォレントン・ターンパイク(現在は「リーズ・ハイウェイ」という名前になっています)に入り、しばらく西に進むとブル・ラン川を渡ります。それなりに注意して走らないと川を渡ることに気づけないかもしれません。

Stone Bridge across Bull Run

ストーン・ブリッジは現在の道路のすぐ横にあります。歩いてすぐ近くまで行くこともできるのだろうと思います。僕は路肩に車をとめてしばらく眺めるだけにしました(バージニア州で南北戦争の名所旧跡をすべてじっくり観光したら、時間はどれだけあっても足りないです)。

Bull Run

当時の兵士たちがブル・ラン川を橋や浅瀬なしで渡ることができたのか。150年の間に川幅や水量に変化があっただろうとは思いますが、この幅であれば渡れたのではないかなという気はします。ストーン・ブリッジで一進一退の戦闘がおこなわれている横で、何人かの兵士がこの川を渡ったりしなかったんだろうか、と想像するのはなかなか面白い体験です。

Stonewall on Henry Hill

ビジターズ・センターはヘンリー・ヒルにあります(NPSによると、2013年7月から12月は工事中のようです)。横にはジャクソンの巨大なモニュメントがあります。ここでブローシャーやロードマップをもらっておくとその後の行程が非常に楽になります(カーナビ付きの車を借りればもっと楽なんでしょうけれど)。

Henry House

ヘンリー・ハウス。本当にこの1軒だけがぽつんと建ってたのでしょうか。そうであるなら、地形効果がないのは納得です。

Manassas Battlefield

ビジターズ・センターからヘンリー・ハウスを眺めるの図。多少のアップダウンはありますが、「丘」といっても「山」よりは「平地」に分類される地形だと思います。砲兵のLOSが通りまくる感じです。

この後、周辺の戦場跡を車でざっと見て回りました。途中でひどい雨になったので、車の窓は閉めたまま、車は走ったまま、というひどい見方をしたところも少なくありません。マシューズ・ヒル、サドリー・スプリングス、チン・リッジ、などなど。時間がいくらあっても足りません。

Manassas Battlefield

上の画像は第2次マナッサスでジャクソンが北軍の攻撃を受けた、未完成鉄道の周辺です。地形がどうこうというよりは、有名な戦場跡との距離感を体感できることが何より興味深いです。ポープがこっちから、ロングストリートがこっちから、などと今思い出しても妄想が止まらなくなります。

この日は1時間ちょっとの滞在でマナッサスを離れましたが、帰国する日の朝、少し早起きしてマナッサスを再度訪問してからダレス空港に行きました。空港から近いがゆえ、別の、例えば家族旅行とかビジネスとかでワシントンDCを訪れた際に、ちょこっとだけ寄り道する戦場跡としても適しているのでしょう(ただし、到着がビジターズ・センターの営業開始前だったので、お土産を買うためにしばらく待たねばなりませんでした)。
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by gameape | 2013-08-08 23:14 | 旅行記 | Comments(4)
Across Five Aprils - Bull Run

対戦もソロプレイも過去に何度かしてきたゲームですが、久しぶりにソロプレイしてみたところ思っていた以上に面白くて驚きました。1:1とか1:2といった低いオッズでも自動的退却せず、積極的に攻撃するようになるとゲームの表情は随分変わります。

今回のプレイでは、南軍が序盤にあっさりストーン・ブリッジを奪われ、その後に「南軍は目標ヘクスを全部占領していないと負け」という勝利条件に気づいて、あわててストーン・ブリッジ奪回の攻撃を繰り返すという展開になりました。

Across Five Aprils - Bull Run

北軍は北から迂回してきた2個師団をヘンリー・ハウス・ヒルに差し向けましたが、南軍にうまく守りきられてしまいました。ヘンリー・ハウス・ヒルを取らなくてもストーン・ブリッジだけで北軍は勝てるのですから、戦況に応じて部隊をストーン・ブリッジ側に差し向ける判断が必要でした。

南軍はストーン・ブリッジの対岸に回りこんだスチュアートの部隊が包囲殲滅されるという失敗はしたものの、ヘンリー・ハウス・ヒルの部隊を一部引き抜いて反撃し、ストーン・ブリッジを奪回してゲームに勝利しました。

Across Five Aprils - Bull Run

両軍ともに、兵力をどこにどれだけ振り向けるかの決断があって面白いです。ゲーム終了時に北軍が目標ヘクスを1個でも占領していれば勝ちという勝利条件もスリリングです。各軍20個以下というコマ数はちょっと物足りなく感じますが、そう思ったらより重いゲームは色々ありますので、そちらに進む(またはそちらに他人を誘う)ための踏み台としても役立ちそうです。

実際、「Red Badge of Courage」をプレイしたいという気持ちがどこからともなく。。。
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by gameape | 2013-08-08 00:10 | Comments(0)

Gaines Mill 対戦

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CWBのGaines Millを4人でプレイしました。シナリオは「6.4 Across the Chickahominy」。ゲインズ・ミルの戦いがあった1862年6月27日を夜明けからプレイするシナリオです。

今回、4人でCWBをプレイしようということになり、役割をどう分担するかあれこれ考えました(「CWBの多人数プレイを考える」を参照)。結局、事前に結論を出すことはできず、当日の朝に会場にあった黒板にあれこれ書いて話し合い、3人が南軍で北軍は1人がプレイすることになりました。僕は北軍を担当して3人からの攻撃に耐える1日です。

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史実におけるゲインズ・ミルの戦いは午後から始まりましたが、今回のプレイでは未明の時点でAP Hillが攻撃を開始し、ついでLongstreetとDH Hillが戦場に駆けつけて攻撃を開始する展開になりました。

攻撃が順調に進めば兵力で圧倒される北軍はひとたまりもない状態でしたが、南軍が攻撃停止判定でピンゾロを連発し、プレイヤー全員が何度となく悶絶する展開となりました。

とはいえ、南軍は兵力のみならず指揮官の能力でも圧倒的で、Leeの手を借りるまでもなく師団長たちが独断でどんどん攻撃を再開してくることになり、増援のダイスにも恵まれなかった北軍は兵力も弾薬もどんどん減っていくという、非常に厳しい展開を堪能できました(「ひどい目にあうこと」はCWBの大きな楽しみのひとつです)。

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ゲーム内の時間が昼ごろまで進んだ時点で実際の時間が夕方になったので、勝利ポイントを計算してプレイを終了しました。この時点で勝利ポイントは「引き分け」の状態でしたが、あと何ターンかプレイすれば両軍ともに損害が増え、その時点で南軍の勝利が決まっただろうと思います。

突然の攻撃停止や、損害と弾薬切れで徐々に弱体化していく部隊のマネジメントといった、CWBの特徴的な面白さを堪能できました。

とはいえ、北軍は初期配置された場所を守り続け、南軍はそれをゴリ押しし続ければある程度の結果を出せるので、「面白い命令を書いて相手プレイヤーを出し抜く」とか「せっかくいい命令を書いたのにそれが実行されなくてトホホ」といったプレイにはなりませんでした。

南軍がゲインズ・ミルの東へと迂回する命令を出すと、ゲームの表情はガラリと変わるのかもしれません。他にも、南軍がJacksonの到着まで攻撃を控えたらどうなるかなど、試してみたいことはあれこれあるのですが、プレイに丸1日かかってしまうゲームゆえに、何度もプレイしてあれこれ試すような機会はなかなか取れないだろうなぁ。。。
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by gameape | 2013-08-03 12:03 | Comments(0)