ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

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Kickstarter

「きっくすたーたー」という名前を「ボードゲーム研究室」で聞いたのは今年の3月でした。それが http://www.kickstarter.com/ のことで、資金をネット上で集める仕組みであることは容易に調べがつきました。

面白そうだなと思ったものの、ウォーゲームの世界には既に「プレオーダー」という素敵な仕組みがあります。ゆえに、Kicstarterはウォーゲーマーからは幾分遠いところにあるモノで、「ユーロゲームの世界ではこういう仕組みが役に立つのね」くらいの他人事だと思いました。

それから半年くらい経った頃、GMTが「Thunder Alley」というレースゲーム(文字どおり「カードドリブン」なゲームのようです)の資金をKickstarterで集めるというニュースが届きました。「Up Front!」もKickstarterに登場し、好調に資金調達を成功させていました。

Kickstarterがどんな仕組みなのか、より詳しく知りたくなりました。というか、使ってみたくなりました。今のところ、Kickstarterについて分かったことはおおよそ以下のとおりです。

・作り手はプロジェクトをKickstarterに登録する
・出資者は好みのプロジェクトに出資額を宣言する
・出資額は1ドル以上ならいくらでもOK

・単に寄付するだけ、というのもできる
・出資額を増やすといろいろ特典を得られる

・出資はUS Amazonのアカウント(とクレジットカード)でおこなう
・期限までに目標額が集まると、出資者はクレジットカードに課金される
・目標額が集まらなければ課金されない

・Kickstarterは出資額の5%を受け取る
・プロジェクトは作り手のものであり、出資者は所有権を主張できない
・出資しなければ製品を入手できない、というわけではなさそう(資金調達に成功すれば、の話)

出資額を増やすことによって得られる特典が射幸心をくすぐる感じで面白いです。ゲームの中に出資者の名前を登場させられるとか、追加マップが手に入るとか。ゲームを買うとハガキゲーム(非売品)が付いてくるよ、という事例を連想します。

寄付だけできるのも素敵です。単に1ドルだけ寄付することもできますし、表示されている価格より高い額を投資することもできます。応援したいプロジェクトの成績が振るわない場合には「よーし、少し奮発してやろう!」というのが簡単にできるのです。

気になるのは、目標額に達してカードからの課金が済んだ後に、やっぱり制作に失敗しました、製品は発売されませんでした、となったとき出資者はどうなるのかということです。

僕としては特に心配しなくても大丈夫だろう、その辺はちゃんと考えられているんだろう、とタカをくくっているのですが、今後のなりゆきは少し注意して見ていこうと思っています。
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by gameape | 2012-12-20 22:46 | Comments(0)