ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

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Blue vs Gray - 3対1の現場

3個軍団が1個軍団を攻撃する場合を考えてみる。
まず、北軍による攻撃。

Blue vs Gray - 3:1 combat example 1

北軍はリーダー1枚、歩兵の軍団ユニット3枚からなるコマンド。
戦力は1、5、5、4で合計15。

南軍はリーダー1枚、歩兵の師団ユニット3枚からなるコマンド。
戦力は1、2、1、1で合計5。

ちょっと恣意的すぎる切り出しかもしれない。
でも、これで戦力が3対1で戦力差がちょうど10になる。
結果は防御側敗北が4/6、攻撃側敗北が1/6。

双方のリーダーのイニシアティブが同じならば、1/6でステイルメイト。
(ステイルメイトは双方が損害を出して攻撃は失敗、という結果です)

なお、上の画像では攻撃側のビュエルのイニシアティブが0で、防御側のヒルが1なのでステイルメイトにはならず、南軍が勝利することになる。


続いて、南軍による攻撃。

Blue vs Gray - 3:1 combat example 2

南軍はサブコマンド3個を軍司令官が束ねていて、戦力の合計が15。

北軍はリーダー1枚と歩兵の軍団ユニット1枚の組合せで、戦力は合計5。
結果は前述の北軍による攻撃と同じ。

Blue vs Grayの戦闘システムを要約すると次のようになる。

同等の戦力なら、勝てる可能性はフィフティ・フィフティ。
戦力が5ポイント上回ると、ソルジャーズ・バトルで勝利できるようになり、勝つ可能性が1/6上がる。
戦力が10ポイント上回れば、+1のダイス修整を得られるのでさらに1/6上昇。

戦力が20ポイント上回れば、+2のダイス修整を得られるけれど、そんな戦力のコマンドを作ることはかなり難しい。
(南軍の「夢の巨大コマンド」の戦力は30戦力にも満たないのです)

敵の戦力の3倍を用意して当たっても、押し戻される可能性が17%もある。
そして、敵の3倍の戦力をもって攻撃できる機会は滅多にない。

南北戦争における戦いは、双方がある程度大きくなれば勝敗はフィフティ・フィフティ。
Blue vs Grayの作者はそんな風に考えているんじゃないかと思う。
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by gameape | 2011-02-28 23:06 | Comments(0)
Blue vs Grayにおいて、リーダーとユニットはカードで表される。
そして、1枚以上のカードで「コマンド」を攻撃や防御をおこなう。

コマンドは3種類に分類できる。

まず、歩兵ユニット1枚だけで作ったコマンド。
これは防御ができるだけで、攻撃はできない。
(ルール3.4にあるこの「攻撃ができない」というルールをいつも見失ってしまいます)

そして、リーダーとユニットの組み合わせによるコマンド。
騎兵ユニットは歩兵と違い、1枚でも「リーダー+ユニット」の扱いになる。
なので、騎兵ユニット1枚のコマンドや「騎兵ペア」もここに分類。

Blue vs Gray
(北軍デッキの左側が「リーダー1人、ユニット1枚」なコマンド×2個、右側が「騎兵ペア」です)

最後に、コマンドをより上級のリーダーが率いるコマンド。
北軍では「軍集団司令官」が「軍司令官」を、南軍は「軍司令官」が「軍団長」を指揮できる。

Blue vs Gray - Confederate stongest army
(リーの下にジャクソン、ロングストリート、ハーディーを付けた夢の北バージニア軍!)

「なるほど、司令官が複数のコマンドを束ねてより強い軍を編成するゲームなのね」

ルールを読みながら僕はそう思った。
しかし、プレイしてみるとなかなか思うようにならない。
特に北軍が難しい。

そもそも、北軍には軍集団司令官が3人しかいない。
ハレック、グラント、シャーマン。
まずはこれらをドローする必要がある。

運よく軍集団司令官を手に入れたとしても、次の苦労は「人の下で働きたくありません」と言わないリーダーを探すことだったりする。
マクレラン、バーンサイド、ポープ、ローズクランツ。。。
どいつもこいつも「自分がトップじゃないなら他を当たってください」なのである。

Blue vs Gray - USA army commanders (non-subordinate)
(「オレ様より上がいるなら」な人たち。。。)

でも、中間管理職を引き受けてくれる素敵な将軍たちもいる。
北軍のリーダーを地道に充実させていけば、物量にモノを言わせられるときがくる。

Blue vs Gray - USA army commander (subordinate)
(「中間管理職もやりますよ」なミード、トーマス、ビュエル、マクダウェル、バトラー、フッカーは北軍の宝です)

グラントは2個軍と1個軍団を率いることができる。
その下に、それぞれ5個軍団を擁するミードとトーマスを入れて最強の軍隊を!!

Blue vs Gray - Invincible Army
(こういう大きさの「無敵の北軍」がブイブイ言わせるゲームだと思ってました)

しかし、サブコマンドを指揮するとき、多くのリーダーはキャパシティがぐーんと下がる。
自分がトップのときには5個軍団とかを束ねたくせに、人の下で働くとなると2個とか3個軍団しか率いてくれない。

結局のところ、グラントが束ねられるのは歩兵7個軍団。
マクレラン1人でも6個軍団を束ねられるので感動もそこそこ、と。
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by gameape | 2011-02-27 16:17 | Comments(0)
南軍による速攻の手法、続き。

3. バックハンドブロー

攻勢場所は状況に応じて東部でも西部でもよい。
大事なのはタイミング。

デッキに横向きで差し込まれている「1864年選挙」が「次かも!」という位置に上がってきたら東部に侵攻。
北軍の達成している目標が差し引きで3個以下になれば成功。
(「ヘイビアス・コーパス問題」を抱えていれば4個以下)

Blue vs Gray - CSA69
(ギャンブルな反撃を実践したフッドは、攻撃時だけイニシアティブが高いです)

この手法の難点は、北軍が「1864年選挙」をドローするタイミングを正確に把握できないことかもしれない。
北軍は毎ターン2枚から5枚(後期戦になっていれば6枚)のカードをドローする。
なので、南軍の構えを見てさっさと選挙カードをドローするなり、逆に選挙を遅らせて南軍を合衆国から追い出す時間を多くとったりできるはずである。

なので、慣れた北軍プレイヤーには通用しないのかもしれない。
逆に、選挙直前に無理矢理カードを何枚もドローさせ、ゲームの進行を早めさせる手法として活用すべきかもしれない。

4. DC強襲

Blue vs Gray - USA04
(ゲーム中最強のカード、ただしDCから出られません)

ワシントンDCには戦力10の守備隊が配置される。
そして、それはどんどん増強される。
しかも要塞による-1のダイス修整もある。

そうは言っても、戦力差を10未満に抑えて攻撃すれば「1/6の確率で終戦」。
ギャンブルと言えばギャンブルだと思うけれど、それに備えずにサドンデス負けするのは甘い。

Blue vs Gray - CSA72
(ワシントンDCの襲撃を試みたジューバル・アーリー)

さらに、イニシアティブが2のリーダーで攻撃すれば1/6でステイルメイトになり、1/6で損害が「ヘビー」になる。
守備隊が単独で守っていればDCはカラになる。
南軍がもう1回攻撃できるリソースを持ってれば、これまた終戦のチャンス!

Blue vs Gray - USA55
(GCACWでは第2次マナッサスの後でいなくなってしまうハインツェルマンが率いる第22軍団)

ギャンブルどころか、補給と部隊がちょこっと余ったからDC攻撃しておこう、なのかもしれない。
それで勝敗が決まったとしても、備えを怠った北軍の責任。

Blue vs Gray - USA16
(ベンハーの作者さんがいたことで有名な第8軍団は単独でも戦えるので、南軍の反撃に身を挺することができる)

マクレランからマクダウェルを取り上げてDCの守りにあてたり。
また、北部侵攻を始めたリーを横目にリッチモンドに進もうとしたフッカーを引きとめたり。

リンカーンはそういう判断を積み重ねてDC襲撃に備え、そして戦争に勝った、と。
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by gameape | 2011-02-26 21:58 | Comments(0)
南軍は速攻で勝負をつけるか、ゲーム終了まで持久戦を続けるか。
この両方を意識して勝機を逃さない決断を、という感じ。

速攻の手法はいくつか考えられる。

1. 東部での攻勢

Blue vs Gray map

まずはハーパーズ・フェリーを攻略。
その後、ボルチモアかハリスバーグも奪取。
この時点で北軍の鉄道は分断されるので、南軍は目標を3個達成してゲームセット。

Blue vs Gray - USA #12 Blue vs Gray - USA #72

ただし「マップC」と「奴隷解放宣言」が未プレイ、かつ北軍が何の目標も達成していないことが前提条件になる。
史実で言うと1861年にしか成立しない。
(62年の春にはマップCが戦場になっています)

アンティータムやゲティスバーグで南軍が勝ったとしても、戦争があっさり終わることはない。
このゲームの作者さんはそう考えている模様。

2. 西部での攻勢

Blue vs Gray - CSA western targets

ケンタッキー州を通って北部に進入し、合衆国を東西にちょん切る。
都市を3〜5個くらい占領し、鉄道を分断してサドンデス勝ち。

占領する都市の数は「奴隷解放宣言」の有無や、北軍が達成している目標の数によって変わる。
ケンタッキー州が連邦を離脱したときはこの作戦を実行に移すチャンス。

南軍が速攻で勝つ手法として、おそらくこれが最も現実的だと思う。
マップCが出ていないからと西部をおろそかにした北軍プレイヤーに弁明の余地はない。

いずれにしても、速攻で勝つつもりが疲弊しまくり、分散しまくりのまま北軍ターンを迎えると、今度は南軍が大変なことになるので注意、と。
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by gameape | 2011-02-25 22:57 | Comments(0)

Blue vs Gray - 北軍の戦略

Blue vs Gray - Perfect USA Map

北軍の目標は8個ある。

・ミシシッピ川流域の支配
・リッチモンド支配
・シェナンドア・バレー支配
・アトランタ支配
・大西洋岸の港湾制圧
・メキシコ湾岸の港湾制圧
・鉄道分断
・海上完全封鎖

これらをどんな順番で達成していくかが北軍の戦略ということになると思う。
目標はマップ上に散在しているから、うまく考えないと時間切れになったり、南軍に反撃のスキを与えてしまったり。

単に目標を達成していくだけより、目標の達成で南軍が弱まる方がよい。

例えば、海上封鎖や港湾制圧は南軍の補給や補充を減らす。
すべての港湾を制圧すれば、海軍戦隊すべてを西部に投入できる。
そして、ミシシッピ川を制圧すれば「コントラバンド」によって南軍の補給や補充がさらに減る。

これはそのまま、開戦当時に提唱されたという「アナコンダ・プラン」と同じある。

アナコンダ・プラン
(Wikipediaより、この絵は現在パブリックドメインになってるようです)

リッチモンドとアトランタを占領して「工業」で、
またはシェナンドアの占領と鉄道分断で「食料」で、
いずれも南軍の補給と補充を細らせることはできないではない。

しかし、これらは連続して達成するには離れすぎているんじゃないかと思う。
海上封鎖、港湾制圧、ミシシッピ川支配という流れを作れる「アナコンダ・プラン」の方が、より効率がよくて魅力的だと考えるのは、単なる後知恵ではないんじゃないかなぁ。
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by gameape | 2011-02-24 22:29 | Comments(0)
Blue vs Gray map

Blue vs Grayは乱暴に言ってしまえば「ポイント・トゥ・ポイントのマップを使った陣取りゲーム」である。

マップ上に約60個ある都市を奪ったり、奪われたり。
全部を制覇すればもちろん勝ち。
でも、そんなに極端なゲームではない。
(現実の南北戦争でも両軍はそこまで極端な展開は求められなかったはずです)

両軍にはそれぞれ異なる「目標」が複数設定されている。
目標はいずれも敵陣内の適切な都市を奪取することで達成される。
北軍が達成した目標の数から南軍のそれを引き、その値で勝敗を判定する。

Blue vs Gray - Objective Total Track

+6になったら、その時点で北軍の勝利。
+5以下に迎えたままゲーム終了になれば南軍の勝利。

また、-4になった時点で南軍の勝利。
北軍が「奴隷解放宣言」カードをプレイしていなければ、-3になれば南軍の勝ち。

さらに、「1864年選挙」カードがプレイされた時点で+3以下なら南軍の勝ち。
このときに「ヘイビアス・コーパス」が正しくプレイされていなければ、+4でも南軍の勝利。

北軍はゲーム途中で負けないよう注意しつつ、+6の達成を目指す。
南軍は+5以内に抑えるよう注意しつつ、ゲーム途中で勝つチャンスをうかがう。

ゲームの展開はおおよそそんな感じで言い表せるんじゃないかと思う。
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by gameape | 2011-02-23 22:34 | Comments(0)

Blue vs Gray ソロプレイ

Blue vs Gray - Solitair

最近はソロプレイをVASSALなどでやることが増えた。
その方がセットアップや片づけが楽だし、途中で保存もできるし、テーブルの上を片付ける必要もないし。

現物を使ってソロプレイをするのは、対人プレイに向けて準備するときくらい。
コンポーネントが揃っているの確認とか、現物を使ってプレイする感覚をつかむとか、いつもと違う方角からマップを見ても大丈夫なようにとか。

でも、カードゲームはやっぱり現物を使うほうが楽に感じる。
ソロプレイ用にと作ったGuerillaのモジュールも全然開いてない。

そんな訳で、現物を使ってBlue vs Grayのソロプレイ。

序盤、南軍はリーダーを全然引けず、ユニットだけがどんどんたまっていく。
西部はペンバートン、東部はハーディーが切り盛り。

北軍はさらにひどく、リーダーはバンクスとミードだけで、ユニットをほとんど引けず。
両軍共に補給を残さずにせっせとカードをドローして軍隊の増強を目指す。

ようやくポトマック軍を5個軍団編成に育てたミードがマナッサスへ前進。
迎え撃ったハーディーを撃退したが、更なる前進には失敗し、シェナンドアへの攻勢も失敗。
北部バージニアでの戦いはしばらく膠着状態に。

西部ではケンタッキー州が合衆国に付き、マクレラン率いるテネシー軍がドネルソン砦を攻略したが、コリンズを狙った更なる前進はペンバートンに撃退された。
しかし、ここでペンバートンが戦死。
南軍は東部をジャクソンとプライスに任せ、ハーディーを鉄道で西部に送って急場をしのいだ。

相変わらずリーダーを充実させられずにいる北軍に対し、南軍は東部にリー、西部にジョー・ジョンストンという布陣で揺さぶりをかける。
西部ではケンタッキーを踏破してシンシナティへと侵入。
東部ではリーから分遣されたジャクソンがシェナンドアを抜けてハーパーズ・フェリーを攻略。

さらに、リーの本隊がワシントンDCを飛び越えてハリスバーグへ向かったのを見た北軍はたまらず「特別命令191」をプレイして、これをキャンセルさせた。
そして、「特別命令191」による+1DRMを使ってハーパーズ・フェリーを奪回しようとしたものの、東部に着任している、最大の兵力を持てるリーダーはジョン・ポープ(とほほ)。
グラントも東部にいたものの、彼は下に有能なリーダーがいないと大軍を編成できないのである(そしてそういうリーダーは北軍では希少なのです)。

ポープ対リーのアンティータム会戦は「ジェネラルズ・バトル」となりリーの勝利。

この時点で北軍の手札には「奴隷解放宣言」があり、序盤にミードが5個軍団でハーパーズ・フェリーに対する攻撃を成功させていたので、このカードをプレイできた。
そうすれば北軍のサドンデス負け条件を緩和できる(-3VPから-4VPに変わります)。
しかし、「ヘイビアス・コーパス」をプレイしてからにしたいと思うのが人情というもの。
(これをやっとかないと、北軍が勝利するためのVPが1ポイントきつくなるのです)

躊躇する北軍を笑うように、ジョー・ジョンストンとハーディーが西部合衆国を蹂躙。
コロンバスはジョンストンの手に落ち、ハーディーがセントラリアを攻撃して万事休すかと思いきや、ここはバーンサイドがからくも守った。
(バーンサイドはここで負傷したことが大きく響くのですが)

ここで北軍が「ヘイビアス・コーパス」をドロー、矢継ぎ早に「奴隷解放宣言」とあわせてプレイ。
(ここは非常にドラマチックでした)

一息ついたかに見えた北軍だったが、セントラリアで負傷したバーンサイドのあとを継ぐリーダーがなく、次なる南軍の攻勢を止めることができないままインディアナポリスを失ってゲームセット。

北軍が運と南軍に翻弄されるものの、たぶんプレイして面白いのは北軍、という印象を受けた。
これは南北戦争ゲームにしばしば見られる特徴かもしれない。

一度将軍に据えたリーダーを入れ替える手間の面倒くささと、せっかく順調に戦い始めたリーダーがあっさり死傷だったり解任だったりでいなくなったりする大変さを乗り越えて軍隊を切り盛りする作業の面白さが、Blue vs Grayの大きな魅力だと思う。
加えて、東部と西部のどちらに、いつ、どれだけの軍隊を集めるか。
そして、東部なり西部なりの部隊をいくつに分割し、どのルートで敵を攻撃させ、敵の攻撃にどう対処するか。
さらに、手札にどれだけのユニットとリーダーを残し、戦闘を有利に展開し、リーダーの戦死や解任に備えるか。

うーむ、このゲームはかなり面白いと思う。
やりこみまくったプレイヤー同士でやったら壮絶なプレイになるんじゃないかな。。。
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by gameape | 2011-02-20 22:30 | Comments(0)

2011年1月

対面

・ASL Starter Kit

PBEM

・Lee vs Grant
・Not War But Murder
・Battle Above the Clouds

プレイしたゲームは2010年およびそれ以前とほぼ同じ。
幸せなマンネリ。

この1か月に何があったのかなと思い、自分のTwitterをさかのぼってみた。

「原因と結果が逆」の話

もっとも強く印象に残っているトピックがこれ。
「チット引き活性化システム」のゲームで、良いタイミングでチットを引いたことで展開が優勢になる現象が「原因と結果が逆だ」とする2ちゃんねるでの発言が元。

「空軍ポイントを投入すると戦闘結果が良くなる」というのは原因と結果が「正順」。
対する「逆順」は「戦闘結果が良かったら空軍ポイントを減らす」だろうか。

この例で言うと、プレイヤーが空軍をコントロールできる立場なら「正順」であるべきだし、そうでないなら「逆順」が良いということになると思う。
Squad Leaderの射撃の結果が悪いと弾切れになるという「逆順」のルールは、プレイヤーが機関銃ごとの弾切れ加減を把握しない立場であるが故、みたいな感じ。
(Hell's Highwayの補給ルールも似たような感じだったように覚えてます)

「チット引き活性化」に限らず、ウォーゲームのちょっとしたことを「正順か逆順か」で考えると面白いんじゃないかと思う。
CWBやTCSの命令ルールや、OCSの補給ルールは「正順」にこだわったルールなんじゃないかなぁ、なんて考えたり。

そういう考えをまったくしたことがなかった訳ではないけれど、簡便な言い回しを教えてくださった「名無しさん」に感謝。
どうもありがとうございます。

「超人ロック」と「南北戦争」

僕はエポック社の「超人ロック」が面白そうだなと思ってからマンガを通読した。
(通読と言っても、ゲームが扱う範囲だけなんですが)

で、よくよく考えてみたら、南北戦争もゲームに魅了されたのが先で、その後に関係する戦史を(ちょっとだけですが)読んだりしたので、あぁ「超人ロック」と同じじゃん、という話。

「Moser氏の思い出」がなくなった?

札幌歴史ゲーム友の会のWebにあった傑作コンテンツ「Moser氏の思い出」が見つからない。
archive.orgにも、Googleのキャッシュにもない。

大好きな記事なので、ぜひ復活してほしいなぁ。。。

Googleカレンダーの更新を再開

1月1日の記事に「更新を停止してます」と書いたものの、たった半月でその不便さに自分が耐えられなくなった。
Webは人のためならず。
(Webページは自分の楽しみや利便性のためのもので、他人のためのものではない、という中国の故事(大ウソです))

BoardGameGeekにダニガンさん降臨祭り

曰く「紙のゲームでは動くパーツすべてを見ることも、触ることもできる」。
すばらしい、両目がハートになる。

実際の司令官が見られない、動かせないものでも、ウォーゲームのプレイヤーが見たり動かしたりできたとしても、それを持って悪いと判断したくないと思っている僕は、こういう発言がすごく嬉しい。

他にもたくさん書き込みをしているようだけれど、英語をたくさん読むのは大変なので、とりあえず保存だけしてしておくべきか。
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by gameape | 2011-02-16 22:53 | Comments(2)

Blue vs Gray 対戦 - 2011-02-11

中野歴史研究会・Middle-Earth東京支部合同例会にて。

Blue vs Gray

まずはルールを確認するために、お互いの手札を隠さずにプレイ。

Blue vs Gray

ターンごとの手順とか、
部隊を編成する方法とか、
戦闘の勘所とか、
ゲームの進み方とか、

そういったことを結構長い時間をかけて確認した。
このゲーム独自の概念が多く、他のゲームでの経験を応用できない局面が少なくないので、こういった練習プレイが必要なゲームだと思う。

Blue vs Gray

ゲームは3時間くらいかけて中盤くらいまで進んだのだと思う。
丁寧に部隊を拡大していく南軍に対し、北軍(僕です)はメキシコ湾から徐々に内陸へと勢力を広げてみた。
南軍プレイヤーさんはすごく押されていると感じていたようだったけれど、北軍としてはマップCが全然出てこなかったので、ミシシッピ川を遮断できないのがしんどかった。

Blue vs Gray

完全封鎖、メキシコ湾の港湾制圧、シェナンドア、リッチモンドで北軍が4VPをとったところでゲームを終了することに。
北軍としてはこのまま行けば1864年選挙は乗り切れるものの、戦争に勝てるかどうかはまだ微妙、という感触だった。

少し休んだ後、担当を入れ替えて2ゲーム目を開始。

北軍はシェナンドアを占領し、2ユニット目の艦隊をプレイして完全封鎖。
さらにケンタッキー州が北部州になるマップCもプレイした。

Blue vs Gray

しかし、南軍はカイロから合衆国に侵攻。
セントラリア、シンシナティ、コロンバスと部隊を進めたところで鉄道遮断も達成。
ここで南軍の自動的勝利となった。

しばらくはゲームの感想を交換。
  • 戦力の大きさが戦闘結果に影響を及ぼさないことが多い
  • 南軍が短期決戦を挑んできたら北軍は対応が難しい
    (A House Devidedに似ているというコメントが何人かからありました)
  • カードの文字が小さくて読みづらい
  • カードにあるプレイに必要な情報と歴史的背景の記述が見分けにくい
  • このゲーム独自の概念が多く、それを習得する手間がバカにならないが、その手間をかけるくらいなら別のゲームをやった方がいいかもしれない
1日で2回プレイできれば文句なしと思っていたのだけれど、もう少し時間があったので3ゲーム目をお付き合いいただく。
ゲームを置きなおすのが面倒だったので僕は南軍のまま。

Blue vs Gray

今回はケンタッキーが中立。
より下のマップがなかなかプレイされないままマップCを北軍が押えてしまったので、南軍は事実上西部から追い出される形。
東部では小さい部隊を複数編成し、波状攻撃をかけて北軍を揺さぶる戦術をとる。
(この戦術は非常に有効だと思うのですが、部隊を増強する余力が無くなるので長期戦を戦えないのかもしれません)

Blue vs Gray

中盤くらいまでいったところで、ゲーム会が終わりそうな雰囲気になったで片付け。
今のところは完全封鎖による1VPを失っただけで、両軍ともにさぁこれからといったところか。

非常に面白いゲームだとは思う。
でも、テーマの好き嫌いがあると思うし、プレイも面倒、さらに繰り返しプレイしないと面白さが見えてこない感じで対戦相手探しも大変、同じテーマならより面白いゲームが他にあるかも、などなど、ネガティブな要因はいくらでもあげられる感じ。

とはいえ、プレイする機会を持てないだろうと思っていたのに、これで2人との対戦を実現させたことになる訳だから、その幸運を喜ぶべきなんだろうと思う。

Blue vs Gray

今回のプレイでものすごく役に立ったカード立て。
このゲームは後半に手札がかなり多くなるのでとっても便利。

Blue vs Gray

ルールのサマリーをEvernoteに保存して、それを見ながらプレイしようと思ったのですが、テーブルと電源が離れていたのでPCを起動し続けることができなかったのが計算外。
延長ケーブルやタコ足などはゲーム会の必須アイテムになってきたのかも。。。
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by gameape | 2011-02-13 11:54 | Comments(0)
雪だったにもかかわらず、会場にはウォーゲーム会としてはものすごい数の人。
(40人近い参加者さんだったそうです)

会場全体の画像を撮影しようかと思ったものの、顔を処理する作業が億劫になりそうだと思ってやめてしまった。

Twilight Struggle
Twilight Struggle、中国語(?)版のコンポーネント。

Marengo
Folio Seriesの「Marengo」、気になるシリーズではありつつ、優先順位がなかなか上がらない。。。

No Retreat!
No Retreat!、今年は僕もプレイしてみるつもり。

Combat Commander Europe
Combat Commander Europe、ゲーム会にいくとこのゲームのように「あぁ、これもプレイしてみたいんだよなぁ」と思うことばかり。

第一次世界大戦
よい評判をしばしば耳に(目に)するコマンド日本版の「第一次世界大戦」。

The Russian Campaign 2
The Russian Campaign 2はWBC版の出版でプレイされているのを見る機会が増えた気がする。

ドイツ装甲軍団 - スモレンスク
ドイツ装甲軍団の「スモレンスク」、セットアップ完了(たぶん)。

ドイツ戦車軍団 - エル・アラメイン
ドイツ戦車軍団の「エル・アラメイン」、準備中。

Blitzwar
Blitzwar、セットアップ開始。

Lightning Poland
Lightning Poland、インスト中(たぶん)。
(追記:正しくはLighting Midway、だそうです。。。)

Marengo
Marengoは割ときちんとした戦線ができあがる展開になっていた。

ドイツ戦車軍団 - ダンケルク
ドイツ戦車軍団の「ダンケルク」、プレイ開始直後。

Lightning D-Day
Lightning D-Day、この卓ではLightning Warシリーズが次々とプレイされていた模様。

Panzerblitz Hill of Death
Panzerblitz Hill of Death、お茶碗を利用できる施設はチット引きゲームにやさしい。

Blitzwar
Blitzwar、ユニット密度が低くていいなぁ。

ドイツ装甲軍団 - スモレンスク
「スモレンスク」、この先がどのような展開になったのか気になる。

Blue vs Gray
僕は終日、Blue vs Grayのプレイを堪能。

ドイツ戦車軍団 - ダンケルク
ドイツ戦車軍団の「ダンケルク」の説明中(と推測)。

Lightning Midway
Lightning Midway(たぶん)、発艦準備状態を表すためにカードスタンドを使っている、と話されていたような。

The Russian Campaign 2
The Russian Campaign 2は複数卓でプレイされていた。

ドイツ戦車軍団 - ダンケルク
プレイ中の「ダンケルク」、これは結構面白いゲームだと思う。

バルジ大作戦
SSシリーズのバルジ大作戦。

Wings of War
ミニチュアと素敵なプレイングマットを使ったWing of War。

WIngs of War
Wings of Warのミニチュア、数もすごいけど、雪の中これをもってきたことがすごい!!!
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by gameape | 2011-02-12 12:23 | Comments(4)