ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

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Charles S. Roberts (1930-2010)

僕が初めて手に入れたウォーゲームはAvalon Hillの「Stalingrad」で。。。

Charles S. Robertsさんの訃報を読んで、そんな書き出しの文を書こうと思った。
でも、BoardGameGeekで調べてみたら「Stalingrad」のデザイナーは別の人だった。
(Lindsley SchutzさんとThomas Shawさんだそうです)

Robertsさんがデザインしたゲームのリストを見てみた。
でも、僕が手に入れたことがあるものは1個もなかった。

Afrika Korpsはプレイしたことがある。
とても面白く、いつでも再戦したいと思うゲームだ。
Bismarckは1980年版を持っているけれど、これは特に根拠なくJack Greeneのゲーム、という印象が強い。

MidwayとかBattle of the Bulgeも別の人のデザインだったのね。
我ながら、随分でたらめな知識を持っていたのだなと思う。
訃報をきっかけに気づいたことがちょっと後ろめたい。

戦闘結果表(Combat Result Table)。
部隊名と戦闘力と移動力が書かれたコマ。
グリッドと地形が書かれたマップ。

これらはいずれもRobertsさんによって世に出たものなのだそうだ。

僕がウォーゲームに触れたとき、これらにビリビリと痺れさせられた。
そして、これらのコンセプトを引き継いだり、裏返して活用したり、あえて別の手法を選んだりしてさらなる痺れを追求するウォーゲームたちに囲まれ、僕は幸せな趣味の世界を生きている。

ウォーゲームに限らず、自分が好きなもののルーツに触れるときってある。
「あぁ、この曲(とか映画とかマンガとか(以下略))の手法は昔のアレからきてるのね」
そういう種類のことに気づく体験。
そんなとき、今好きなものは依然として大好きで、「昔のアレ」にはやんわりとした感謝の気持ちを持ったりする。

僕はウォーゲーマーとしてRobertsさんにそういう種類の感謝をしているのだろう。

その程度の距離感だから、好きでした、とか、思い入れがすごいです、とか、そんなことはおこがましくて言えない。
でも、この人がいなかったら自分の大好きなあのゲームや、このシリーズが生まれなかったかもしれない。
そう思うと、やんわりした感謝が積もり積もって、ものすごくありがたい気持ちでいっぱいになる。

Robertsさん、いまさらではありますが、どうもありがとうございます。
今何か感じてらっしゃるとすれば、それが安らかなものであることを願っています。
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by gameape | 2010-08-31 12:24 | Comments(0)
Twitterでtaku9113さんが書泉ブックマートに来ていると発言したのが昼。

これを見たkoharu5150さんがインターセプトの試み。
さらに、ちょうろ神保町を訪れていたenumuraさんも合流。

こうして、めでたくウォーゲーマー呑み食べ会となった。
夜遅くまで途切れることなく楽しい話が続き、覚えているだけでも次のような話をした。
全員がTumblrユーザだ! / 90年代にエポックメーキングなゲームはあったか / 東京は事情が違う / D&Dは戦術級ゲーム / フライトリーダー / パンツァー・コマンドからグランド・タクティカル・シリーズへの進化 / ガンダム・ドミニオン / ASLのマップ17がいい / LOS判定グッズ / ナンを食べるのは初めて / 第二次大戦の作戦級にそれほど惹かれない / コツがわかってない状態でカードドリブンをプレイするとコテンパンにされる / Up Front!は面白さを教えられる人とプレイすべき / 日本語で読める後継者戦争の通史 / White Death / ウォーゲーマーは先天性 / コンピュータ対人間の将棋 / 10面体ダイスのゲーム / ブリッツ・リーダー後継者たちで歩兵が強くなった / ウォーゲームはウォーゲームではないゲームの影響を受けているか
これまでも、インターネットをきっかけにウォーゲーマーさんと呑み食べしたことはある。
でも、今回のものすごいスピード感はちょっとこれまでとは違う面白さがあった。

呑んでいる途中にもツイートしながら、と思わなかったではない。
でも、話したり聞いたりしている方が面白くて、それどころではなかった。
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by gameape | 2010-08-22 00:19 | ウォーゲーマーと呑み食べ会 | Comments(0)

ウォーゲームのウォー

ウォーゲームからウォーの要素を取り去ったらどうなるか。
常にではないけれど、ときどきそんなことを考える。

マップ上にコマが並び、それが動く楽しさ。
メリットとデメリットを天秤にかけて決断する面白さ。
そういったものたちは、ウォーゲームからウォーを取り除いたとしても残ると思う。

プレイヤーは自分の手番に好きなだけ自分のコマを動かせる。
相手プレイヤーのコマがあるヘクスには入れないが、隣接ヘクスにコマを動して、相手のコマを立ち退かせたり、ゲームから取り除いたりできる。

三角のコマは早く移動できず、戦力も弱いけど、数がある。
丸のコマは強くて早いけど数がない。

赤いヘクスは容易に移動できるけれど、そこで守ると弱くなる。
青いヘクスは進入するのは大変だけれど、そこで守ると強くなる。

両プレイヤーが交互に自分の手番をおこない、これを7回繰り返す。
その時点でマップ上にある黄色いヘクスをより多く持っているプレイヤーが勝つ。

そういうゲーム(でもウォーゲームじゃないゲーム)ってどんなもんだろう。

僕は基本的に多くのウォーゲームに備えられている「現実の戦争を想起させる因子」が好きだ。

それは「三角のコマ」ではなく「歩兵ユニット」という呼び名であったり、
「青いヘクス」ではなく「山岳ヘクス」であったり、
ヘクスに書かれた地名であったり、
「独ソ開戦から1週間の戦闘をシミュレートする」という呪文であったり、
そういったものである。

囲碁やチェスや将棋のように、戦争をより抽象化したゲームや、
戦争を想起させようという製作者の意図をそれほど感じさせないゲームを、
面白くないと思わないではないのだけれど、プレイのための時間や気力をどうわりふるかという優先順位付けにおいて、ウォーゲームをついつい優先してしまう。

優先順位が低いというのは、劣っているとか悪いとかではなく、本当に文字通り、時間や気力の投入先としての優先順位が上に来ないだけであることが多い。
時間も気力も困ってしまうほど少ないのである。
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by gameape | 2010-08-19 22:34 | 考えごと | Comments(0)

2010年7月

PBEM

・Battle Above the Clouds - McLemore's Cove
・Battle Above the Clouds - The Battle of the Chickamauga

入手

・鉄十字の軌跡
・コマンドマガジン93号「ドライブ・オン・クルスク」

対面でのプレイはなし。
「鉄十字の軌跡コンベンション」への参加を予定していたのだけれど、急用のた
めに諦めた。

コマンド誌はCWBの記事のお手伝いをした縁で入手。
スキャンして読もうと思いつつ、なかなか手をつけられないまま月が変わってしまった。
「鉄十字」はさすがにスキャンするのは大変だから、現物を読む予定。

紙の本は持ち運ぶのが面倒で、かといって家にいるときは読書以外を優先してしまうので、全然読み進まない。
本を読める程度に体調を崩して布団で読むとか、PC持ち込み禁止の医療機関に入院するとかしないとなかなか。

「鉄十字の軌跡」のトークショーはとても面白かった。

話されたことの面白さはもとより、話す人と聞く人がああいった形式で場所を同じくしたことが有意義だったんじゃないかと思う。

こういう企画が今後も開催されますように。
そして、話されたことや話されなかったことについて、面白い議論が広まっていきますように。

ビデオカメラを回していたようなので、YouTubeなり、コマンドの公式サイトなりで閲覧可能になればいいのに。
あ、「今度のコマンドは何と袋とじDVDが付録!!」という企画もいいかも!!
(もちろん、ノーカット無修正にてお願いいたします)
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by gameape | 2010-08-07 23:12 | Comments(0)
鉄十字の軌跡・出版記念トークセッション

ウォーゲームに関するトークショーとかパネルディスカッションがあればなぁ。
ずっとそう思っていた。

何年か前に「ウォーゲーム・ミーティング」という企画が関西であった。
困ったことに自分の主催するゲーム会と同じ日の開催。
でも、自分のゲーム会をキャンセルして見に行こうと思ったくらい気になっていた。
(結局はより重要な用事ができて、どちらもNGになってしまったのですが)

そして今回、コマンド・マガジンがトークショーを開催することになった。
もちろん、参加させていただくことにした。

鉄十字の軌跡・出版記念トークセッション

会場は中野サンプラザ。
うーむ、コンサートで何回か来たけど、こういう用事で訪れるとは。
(ここでタモリのコンサートツアー「今夜はサイコ」を見たことは僕の自慢です)

鉄十字の軌跡・出版記念トークセッション

入口付近にある案内板。
こういうところに具体的な表示があると気持ちが盛り上がるのは僕だけか。

鉄十字の軌跡・出版記念トークセッション

場内にはビデオカメラ。
おそらく全編が録画・録音されているはず。
みんでコマンド編集部に「見たい!!!」と書いたメールを送るなどしましょう。

2時間のトークショーがこれほど短いとは思わなかった。
学校の90分の授業ってあんなに長かったのに。

Togetter - 「『鉄十字の軌跡』出版記念トークセッション」

話されたことをできる限りTwitterに書き込んでみた。
会場でキーボードをカチャカチャいわせてすみません。

途中でTwitter上で質問がきたりするかと期待したのだけれど、ひとつもなかった。
とは言え、僕もいっぱいいっぱいだったので、質問をさばけなかった可能性が高い。

同じ日の夜、新宿の中華屋さんで懇親会。
ものすごくいろいろな面白い話があったと思うのだけれど、お酒と一緒にどこかに飛んで行ってしまった。
覚えていることを並べると次のような感じ。

CDSってどうよ / ヘックス・アンド・ザ・シティ / ウォーゲームのデザインにはウソが必要 / サラリーマンです / スカーレット・ヨハンソンでしょう / 台湾では低コストでウォーゲーム雑誌が作れるらしい / うち抜きコマ付きハガキゲーム / ウォーゲームの攻略本があっていいのでは? / 歴史と歴史小説

もっともっと盛りだくさんだったとは思うのだけれど、思い出せず。

この他、参加者全員が自己紹介しつつ、好きなゲームを1点ずつ言う、という企画もあった。
名前の出たゲームは次のとおり。

Battle for Stalingrad / The Awful Green Things from Outer Space / The Conquerors / 函館戦争 / On to Richmond! / Twilight Struggle / 日露戦争 / Midway / Advanced Squad Leader / 冬の嵐作戦 / The Devil's Cauldron / スターリングラード / 作戦級なんでも / Rommel in the DesertかPrussia Defiant Stand / 戦国群雄伝 / ヒトラー電撃戦 / (まだプレイしたことがないけど)Arctic Storm / 日本機動部隊 / Pusan Perimeter / The Battle of the Bulge / タイガーI / Roads to Stalingrad

1個だけ選べというお題を華麗にスルーして返答したのは、他ならぬこの日の主役のお二人。
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by gameape | 2010-08-07 23:08 | Comments(0)

2010年6月

対面

・Malvern Hill - June 30th

PBEM

・Not War But Murder
・Battle Above the Clouds - McLemore's Cove
・Battle Above the Clouds - The Battle of the Chickamauga

6月のまとめを書き忘れたまま8月になってしまった。

特に忙しかったとか、イヤなことがあったとかではない。
無理矢理に理由をつけるとすれば、「Ustreamで生放送」で2010年上半期のまとめをやったことで、気が済んでしまったと言えるかもしれない。

対面でCWB、PBEMでNotWarとGCACW。

2010年の定番ばかりといった感じ。
過去にも書いたと思うけれど、マンネリであるとかはまったく思わない。
好きなゲームに安定して触れることができる幸せをただただ満喫。

実際のところ、別のゲームに手を伸ばそうという気持ちがほとんどおこらない。
ルールを覚えて、対戦相手を探して、という作業が面倒なので。
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by gameape | 2010-08-07 22:56 | Comments(0)
自分としては珍しく、開始と同時に会場へ。
でも、既に5人以上が来場。
うーむ、みなさま、こんなに早くから参加しているのですね、驚き。。。

9時過ぎから15時過ぎまでMalvern Hillをプレイ。
その後、コンビニで買ったビールとイカフライで出来上がって、会場の隅っこでうとうと。
普段出勤するより早く家を出たんだもん。。。

以下、会場でプレイされていたゲームたち。
いやぁ、かなりバラエティに富んでるんじゃないでしょうか。

Onslaught
Onslaught

Panzerblitz Hill of Death
Panzerblitz Hill of Death

Alexander the Great
Alexander the Great

Drive to the Baltic
Drive to the Baltic

War for the Union
War for the Union

函館戦争
函館戦争

Waterloo 20
Waterloo 20

Antietam
Antietam

Atlantic Storm
Atlantic Storm

Malvern Hill
Malvern Hill
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by gameape | 2010-08-07 22:48 | Comments(0)

ボードウォーク岡山店

うどんと桃を食べに香川と岡山に行ってきた。
せっかく近くまで行ったのだから、ボードウォークに訪れてみることにした。

岡山駅前の高島屋を出て、ビブレに向かって歩くこと数分。
Google Mapsによれば目的地に着いているはずなのに、それらしいモノが見つからない。

「ねぇ、コレじゃないの?」

DSCN1336

ビルの壁面にある表示をヨメが見つけてくれた。
結婚してよかった。
(こういうタイミングで言うことではありませんね、わかります)

DSCN1335

雑居ビルの4Fにある。
確かに、このビルに出入りする人たちにピンとくるものがあったのは確かだった。

「あ、もしかして仲間かも。。。」

日本でも、外国でも、ゲームショップを見つけるときにはそういう感覚を味わうことが多い気がするのは僕だけか。

DSCN1334

店内は決して広いとは言えないものの、すばらしかった。
壁面をぐるりと棚が囲み、在庫状況は非常に良好。
お店中央にはテーブルが複数あり、何人ものプレイヤーさんたちがカードゲームを楽しんでいる。
4組の対戦が進んでいたと思う。
(土曜の午後5時くらいだったと思います)

ビジネスホテルに戻っておいしいお刺身と桃を食べながら、

「あぁ、東京を追われるようなことがあったら、岡山がいいかも」

。。。と割と真剣に思ってしまうほど、ボードウォーク岡山店はいい感じのお店だった。
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by gameape | 2010-08-01 12:29 | ゲームストア | Comments(2)