ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

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努力していない領域

ウォーゲームという趣味の世界に新規参入する人が少ないことを心配したり、嘆いたりするコメントなどを見聞きすることがしばしばある。

確かに、「ウォーゲームに興味を持った人」が「ウォーゲームを趣味とする人」になる経路に、厄介な壁があるのではないかと思うことがない訳ではない。
そして、その壁の先に進むためのお手伝いというのを誰かがすべきであろう、という意見を支持することに迷いもない。

とはいえ、僕としてこの「お手伝い」を行動に移そうと思うことは今のところない。
いつかはそういう努力をできたらいいな、とは思っているけれど、今も今までもそういう努力をしていないように思う。
先日、たかさわさんが言っていた話しで面白かったのが、本当に初心者拡大をするのなら「ドイツ戦車軍団のエルアラメインを丁寧にルールを教えて、一日じゅう何回でも対戦で付き合ってあげるようなゲーマー」がたくさんいないと現実化はできないのではないかというのがあった。
これは「ウォーゲーム日本史2号を入手する - bqsfgameの日記」からの抜粋。
この中の「たかさわさん」が僕。
思いつきで言ったことがWebに載ってしまって恥ずかしい限りだけれど、思うところとはズレていない。

いつか「ドイツ戦車軍団のエルアラメインを丁寧にルールを教えて、一日じゅう何回でも対戦で付き合ってあげるようなゲーマー」になりたいと思っている。
今のところは全然行動していないけれど、きっといつかはと思っている、というのは本当。

(ただし、「ドイツ戦車軍団」は持っていないし、「エル・アラメイン」はほとんどプレイしたことがありません。ごめんなさい)
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by gameape | 2009-07-28 12:51 | 考えごと | Comments(3)
The Old Musketeers Vol.4にて「Gettysburg」をプレイした。

僕はゲティスバーグのゲームをプレイした経験があまりない。
Roads to Gettysburgはキャンペーンもシナリオも何度となくプレイしている。
けれど、その他の、いわゆる「ゲティスバーグ会戦」のゲームをプレイは数回だけ。
思い出せるのは「Badge of Courage」だけだ。。。

別にそういうゲームが嫌いとか惹かれないという訳ではなく、単に何となく縁がなかっただけだ。

そして、今回このゲームをプレイする縁に恵まれてみて、とても面白い時間を持つことができて、またこのゲームだったり、その他のゲティスバーグの会戦ゲームだったりをやってみたいと思うようになった。

Across Five Aprils - Gettysburg

上の図はゲーム開始時の状況。
Gettysburgの北西をBufordの騎兵がポツンと守るおなじみ(?)の配置。

Across Five Aprils - Gettysburg

南軍は北西からAP Hillの軍団を前進させる。
北軍は騎兵に遅滞戦術をとらせつつ、南からやってくる増援で守りを固める。
(DH Hillがいない戦場でもついつい「AP Hill」と呼んでしまいます。。。)

Across Five Aprils - Gettysburg

ゲームは時間の関係で第7ターンで終了。
所要時間はだいたい3時間。
途中でルールを読み直したりして進めたので、慣れたプレイヤーならもっとサクサク進められると思う。

北軍はGettysburgの西から北に楕円形の防衛線を何となく整えた。
南軍はAP HillとEwellの強力な2個軍団で北軍をグイグイと押す。

両軍共に奇をてらうような策もとらず、大きなミスもなかったように思う。
史実における展開とほぼ同一になっているのはそれゆえか。

Across Five Aprilsはカップに残っているチットの構成を把握してプレイすることが重要だと思っている。

敵の移動が既に終わっているならば、不利な戦闘を強いるような移動をする。
自軍の戦闘が先に起これば自動的退却で逃げる。
自軍の戦闘も既に終わっているならば、言うことなしである。

今回は久しぶりだったのでこの辺を意識してプレイすることが難しかった。
さらに慣れてくれば、次のターンのことまで念頭においてコマを動かせるようになって、さらに面白くなってくると思う。

実を言うと、僕はこのゲームに割と低めの優先順位をつけていた。
けれど、今回のプレイを通じてGettysburgはまたプレイしてみたいなと思うようになった。
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by gameape | 2009-07-25 13:25 | Comments(0)

Flying Colors 対戦 - 2009-07-19

The Old Musketeers Vol.4にて2回連続してプレイ。

1ゲーム目- 「エル・フェロル」

架空の海戦を題材にしたシナリオとのこと。
イギリスとスペインの戦い。

Flying Colors

上の画像はゲーム開始時の配置。
黄色がスペイン、赤がイギリス。
プレイヤーは3人で、指揮官が2人いるイギリスを2人が担当。
僕はイギリス軍のよりランクの低い方の指揮官を受け持った。

Flying Colors

綺麗に「八」の字に並んでゲームを始めた両軍の艦隊は、開始後数ターンで上の画像のような状態に。
(紫のコマは船の動きを考えるために使っていたもので、プレイには関係ありません)

イギリス軍の艦隊司令官を乗せた先頭の船が口火を切ってスペイン船に最初の損害を与えた。
しかし、その直後にスペイン船に前後を挟まれる形になり、砲弾をワラワラと浴びて程なく沈んでしまった。

唖然としたまま僕は士気チェックのダイスをふった。
そして、この士気チェックは失敗に終わり、イギリス軍の敗北が瞬く間に決まってしまった(汗)。

2ゲーム目- 「オルテガル岬」

今度はイギリスとフランスの戦い。
トラファルガーの海戦の後、逃げ帰るフランス軍をイギリス軍が追撃するシナリオとのこと。

Flying Colors

青が先行する(逃げる)フランス軍。
赤がそれを追うイギリス軍。
イギリス軍は風上側を取っている。

Flying Colors

フランス軍はまっすぐに逃げればいいかと思ったが、最終ターンまで直進を続けるとマップ端にぶつかって沈没してしまう。
さてどうしたものか、と思っていたらイギリス軍が先手を取り120度のターン。
これをやると、まず左舷の大砲を撃ち、ターンした後に右舷の大砲を撃つ、ということができてしまうのである。

砲撃で損害を受けたのには困ったが、こういうテクニック自体はとても好き。
ここから両軍の船はグルグルと向きを変えはじめ、乱戦に突入した。
このゲームはこういう展開になるのが普通なのかも、とこの辺で思った。

Flying Colors

1隻を取り囲んで袋叩きにしているつもりでいると、残りの船がすーっとやってきて逆にボコボコにされてしまったりもする。
できればもっと先を読んで、さらには風向きも計算して、と言いたいところなのだけれど、身近にいる敵の船を意地になって撃ちまくることについつい身を任せてしまった。

Flying Colors

結局、イギリス軍を1隻沈めたものの、フランス軍は2隻を沈められ、1隻は航行不能になって漂流。
イギリス軍が勝利を収めた。

なお、2ゲームともにプレイに要した時間は1時間半くらい。
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by gameape | 2009-07-25 01:28 | Comments(0)

ユサールの会

南北戦争限定のゲーム会である。
参加者を正確に数え忘れた。
でも、20人は参加していたと思う。

これは、すごいことだ。

南北戦争限定ですよ。

別に僕は南北戦争のゲームが好きというわけではない。
好きなゲームがたまたま南北戦争だったというだけで。

。。。

うーむ。
面倒くさいことをいうのは止めよう。

正直に申し上げて、今日はかなり興奮した。
周囲から「ジャクソンが」とか「リッチモンドが」とか「ゲティスバーグが」とか。
そういう単語がステレオで聞こえてきてしまうのだ。

そんな中でLee vs Grantをプレイした。

北軍だけが一方的に損失を出し、Petersburg周辺も上手い具合に守れていた。
「勝ったかな」と思ったのもつかの間、リッチモンドに押し入られてサドンデス負け。

悔しかったが、自分の判断ミスが正しく負けに繋がっているあたりに「いいゲームだなぁ」と感心したり。
その一方で、GCACWシリーズへの進化の過程で改訂されたと思われる箇所に「やっぱり、ちょっとこなれてないな」と感じたり。
ともあれ、とても面白くプレイできた。

すばらしい機会を作ってくださった主催者さんに深く感謝。
少なくとも僕には南北戦争限定なんていうニッチな企画をやる度胸はありません。
尊敬!

Stonewall Jackson's Way Lee vs Grant Lee's Greatest Gamble For the People Lee vs Grant Lee vs Grant Lee vs Grant Seven Days Battle Lee vs Grant Lee vs Grant Lee vs Grant Lee vs Grant Ironcrads Bobby Lee Lee vs Grant Lee vs Grant Lee vs Grant Seven Days Battle + Seven Pines Seven Days Battle + Seven Pines
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by gameape | 2009-07-20 22:44 | Comments(2)

The Old Musketeers Vol.4

The Old Musketeers Vol.4 - Name Plate

The Old Musketeersは1914年以前を題材にしたゲームだけをプレイするゲーム会である。
昨年11月におこなわれた第3回に続き、第4回も開催地は東京。
20人を超える参加者で大盛況だった。

僕は何も予定を入れずにふらりと遊びに行った。
そうやって参加したゲーム会は消化不良になることが少なくないのだけれど、今回はとても楽しんだ。

Flying Colorsをルールを教わりながら2回プレイ。
その後にルールを思い出しながらAcross Five AprilsのGettysburgをプレイ。

どちらもとてもとても面白かった。
特にFlying Colorsは欲しくなってしまって困るほど面白かった。

明日は南北戦争限定の「ユサールの会」である。
The Old Musketeers以上のニッチを志向したゲーム会がどんなものになるか、今からとても楽しみ。

Napoleon at the Danube Napoleon at Bay Bonaparte in Italy Tai Hei Ki Ravenna Ravenna Ravenna Flying Colors Flying Colors Seven Days Battle Kou-U to Ryu-Ho Ravenna Flying Colors Flying Colors Flying Colors Flying Colors Flying Colors Seven Days Battle Across Five Aprils - Gettysburg Nichi-Ro Sensou (Russo-Japanese War) Across Five Aprils - Gettysburg Peter the Great Seven Pines (S&T) Peter the Great Across Five Aprils - Gettysburg Across Five Aprils - Gettysburg
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by gameape | 2009-07-20 01:01 | Comments(6)
Lee vs Grant - Victory Conditions

Lee vs Grantの上級ゲームシナリオでVPを得られる地点をマップに書き込んでみた。

・数字は鉄道の破壊によって得られるVP。
・赤い丸は焼いて0.5VPの駅。
・赤い星は焼いて1VPの駅(GordonsvilleとHanover Junction)。
・赤いギザギザの星は焼いて2VPの駅(Petersburg)。

一番長い上級ゲームシナリオ(9ターン)において北軍は26VPを得点すれば勝利する。
(南軍は25VP以下なら勝ちなのだけれど、25.5VPだったら引き分けでしょうか。。。)

Richmondより北の領域をすべて制圧したとしても、北軍は14VPしか得られない。
残りの12VPを南軍に与えた損害だけで稼ぐことはよほどのことがなければ難しい。

北軍はRichmondを奪取することができればそこで自動的勝利となる。
とは言え、自動的勝利が設定されているくらいだから容易には達成できないことなのだろう。
となると、James川をどこかで渡ってRichmondの南か西へと進む必要がある。

Richmondの西でJames川を渡った場合、補給線を確保することが難しいんじゃないかと思う。
とすると、史実と同じようにRichmondの南東でJames川を渡ることになるのかな。

いずれにせよ、南軍はきちんとBatlerの軍を「瓶詰め」にしなければならない。
前回プレイしたときにはそれに失敗して、早々に南軍が負けてしまった。
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by gameape | 2009-07-17 00:31 | Comments(0)
On to Richmond - Destruction of Army of the Potomac

上の画像はOn to Richmond!の第65ターンの状況。
1862年6月8日にあたる。

Richmondから30ヘクス(約54km)まで前進した北軍のPotomac軍は完全に包囲されてしまった。
この後に南軍はさらに連続してイニシアティブを取り、北軍のスタック3個を次々と敗走させている。

On to Richmond - Destruction of Army of the Potomac

マップを拡大するとこのようになる。
北軍が半島をまっすぐに前進せず、南に回ってしまったことが致命的だった。
南軍は一度放棄したYork川とJames川の砲台を奪回し、北軍の連絡線を絶ってしまったのである。

さらに、史実より多くの部隊をShenandoah Valleyに投入し、北軍に十分な損害を与えた上で呼び戻した。
Jacksonは間もなく半島に到着するが、北軍がMcDowellを呼び寄せることができるのはまだ数週間先のことになりそうである。

僕はゲームを途中でやめることが好きではない。
このような状態になっても、引き続きプレイしたいと思わないではない。

僕は勝利条件に基づいた勝利を目指してプレイすることが大好きだ。
しかし、そのような勝利を達成できなくなったことが確実になった後でゲームを続けることも好きだ。
今回で言えば、北軍に動かすユニットがなくなるまでゲームを続けることに何の抵抗もない。

しかし、さすがにこの状況でゲームを続けるのは、対戦相手に申し訳なく思えてしまう。
ゲームをこのような状況に展開したこともお詫びしたい気持ちでいっぱい。。。
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by gameape | 2009-07-12 14:29 | Comments(0)
「日本機動部隊」が再版される。
素晴らしいことだと思う。
ビギナーさんによるプレイに適したウォーゲームが流通することは本当にいいことだと思う。
ウォーゲームに興味を持った人が、「日本機動部隊」を通してウォーゲームの魅力を知ってくれることを願うばかりである。

ビギナーさんではないウォーゲーマーは「日本機動部隊」にどう接するべきだろうか。
ゲーム選びに迷っているビギナーさんがいて、その人が第二次大戦の空母戦(とりわけ太平洋戦役)に興味を持っているならば、迷うことなく「日本機動部隊」をお勧めしてよいと思う。

少なくとも僕はそうする。
さらには、ビギナーさんに「プレイしましょう」と言える程度にルールを復習しておくとなおよい。
即プレイ可能な状態にゲームを所有して整えておければ言うことなし。

「日本機動部隊」を持っていない場合には買っておくべきだろうか?
難しい質問だと思う。

買った方がいいような気もする。
出版元を応援するというか、こういう出版をしてくれることを支持する気持ちを伝える意味で。

しかし、たくさん売れて売り切れてしまったら困る。
ウォーゲームに興味を持ったビギナーさんがサクっと買えなくなってしまう。
それでは再販前の状況に戻るだけである。

既に持っているなどの理由で買う必要がない人は購入を控えた方がよかったりするんだろうか。

ビギナーさん向けゲームがいつでも手に入る世の中になってほしい。
でも、小売店や出版元には、同じようなゲームを引き続き出版し続けられる程度に儲けていただきたい。

こんなことを僕が心配してもしょうがないのだろうとは思うが。

なお、僕はエポック版を持っているので買いません。
でも、僕はジャパン・ウォーゲーム・クラシックを心の底から応援する!
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by gameape | 2009-07-11 22:51 | Comments(2)

2009年6月

PBEM

・On to Richmond! - The Peninsula Campaign
・Stonewall in the Valley - Winchester
・Not War But Murder

対面やオンラインでのプレイは無し。
ゲームや雑誌の入手も無し。
この他、Battle above the Cloudsのプレイテストが2ゲーム進行中。

安定した楽しさ、である(自慢です。すみません)

今年の上半期にプレイしたゲームは次のとおり。

・Blue vs Gray
・Autumn of Glory
・Lee Takes Command
・Not War But Murder
・Here Come the Rebels!
・Stonewall in the Valley
・Stonewall's Last Battle
・On to Richmond!
・Grant Takes Command
・Battle above the Clouds

勝率は3割くらい。
もしかするともう少し低いかもしれない。

ウォーゲームで負けても悔しいと思うことは少ない。
悔しいと思うのは、どちらかと言うとルールを誤ったり、忘れたりしてプレイしたときだ。

とはいえ、あんまり負けの割合が高いとちょっと心配になる。
雑にプレイしてるんじゃないか。
雑にプレイしているという印象を相手プレイヤーに持たれるんじゃないか。
プレイして面白いと思えない相手だったら困るな、とか。

勝とう勝とうとカリカリしてるのとか、どんな手を使っても勝つぜ、というオーラがめらめらしちゃわないようにしたいなと思ってはいる。
(ちょっとした不注意で形勢が不利になっちゃったときは「どんな手を使っても勝ってやる」とルールブックを隅々まで読んじゃうようなときがありますが。。。)
でも、あんまり弱いというか、勝てないっていうのも、対戦相手としてあんまり魅力がないと思われちゃったら困るなと。

ということで、下期の目標は「勝率5割弱くらい、でも目を三角にしてプレイしない」ということにしてみよう。
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by gameape | 2009-07-03 23:05 | Comments(0)