ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

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ミショナリー・リッジ

Battle above the Clouds - Chattanooga

南北戦争で敵軍の陣地を正面から攻撃して大損害をこうむったという事例をしばしば見る。
1862年12月のフレデリクスバーグや1864年のコールド・ハーバー。
ゲティスバーグの戦いにおける「ピケットの突撃」もそうなのだろう。
(ゲティスバーグのことはあまり知らないのです。。。)

GCACWシリーズの戦闘システムも、正面からだけ攻撃する軍隊にはより多くの損害が生じるようになっている。
だから、プレイヤーはよほどの兵力差ができない限りは敵の側面へと機動しようとする。
または、大事なヘクスに敵より早く部隊を送ることによって敵に不利な攻撃を強制しようとする。

VPを得点できるヘクスに塹壕を掘って「ふっふっふ、正面突撃以外の選択肢はないはずですよ」と無言で問いかけるとき、僕の鼻の穴はフガフガしているに違いない。

でも、正面突撃が常に失敗していた訳ではないのかも、という事例に行き当たった。
Battle above the Cloudsで扱われる「ミショナリー・リッジ」である。

チャタヌーガを包囲している南軍を北軍は正面から攻撃するしかない。
兵力で勝ってはいるものの、南軍は高地に塹壕を掘って待ち受けている。
(ミショナリー・リッジは新しい地形「丘(Hill)」です)

北軍(シャーマンとトマス)は部隊を集めてミショナリー・リッジに突撃する。
戦闘結果が良ければ南軍の包囲環にほころびが生じ、それを取り繕おうする。
これはなかなか面白い展開。
(サウス・マウンテンのシナリオに似ているかも知れない)

でも、最初の突撃が全部失敗してしまうと南軍はパスするだけで勝ててしまう。
実際にそういう状況だったのだから、とデザイナーは言いたいのか。

そういう状況だったのにグラントは正面突撃を敢行したのか。
はたまた、正面攻撃で抜かれてしまうような陣地を南軍は長期間かけて構築していたのか。

何か僕が大事なことを見逃しているのか。
それともシナリオに何か問題があるのか。
デザイナーとしては、現状で面白いシナリオになっていると思っているようなので、僕に見えていない何かがあるのだろう。

完成したBattle above the Cloudsが最終的にこの戦いをどう描くかを楽しみである。
また、現時点において「南軍は何もせずに勝てるよ」と文句言ったり、「南軍の陣地は実在しなかったのでは?」とか言う他のプレイヤーのご意見を伺ったりできるのはプレイテスターの楽しみのひとつだと思って楽しませていただいている。

それにしても、ビックスバーグを遠大な迂回機動で攻略し、ミショナリー・リッジでは正面突撃を成功させたかと思えば、コールド・ハーバーでは正面突撃で多大な死傷者を出すというグラントの戦歴は非常に興味深い。
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by gameape | 2009-01-28 00:10 | Comments(9)
アメリカ在住のウォーゲーマーさんが仕事の都合で東京を訪れるとのことだったので、お会いさせていただくことになった。
東京のウォーゲームショップを見たい、とのことだったので書泉ブックマートと新宿のイエローサブマリンを知らせたりしているうちに、書泉で待ち合わせをすることになった。

お会いした後は、お酒を飲みつつ、ご飯を食べつつ、時間を忘れてとても楽しい話をたくさんできた。
僕が英語をちゃんと聞き取れていたか、思ったことをきちんと英語で伝えられていたかはわからないけれど、次のような事柄を話したり聞いたりしたつもり。
僕より年下だったのでビックリ / Panther GamesやHPSのPC用ウォーゲームから紙のウォーゲームに進んだ / 激マンとスターリングラード強襲とGJ百年戦争(すべてMMP版)が好き / Conflict of HeroesのVASSALモジュールがもうすぐ完成するよ / 最近はコールドハーバー前後の戦役に興味がある / 父親と一緒に観にいった「遠すぎた橋」 / 一番好きなテーマは7年戦争 / 戦場を訪問する / プレイはもっぱらVASSAL / 質対量の戦いは面白い / 経済的な低迷の影響でゲームショップが減っている / プレイしないゲームは買わない / 買うゲームの数は年に数個程度 / アメリカのゲームショップはテーブルがあるのが良いところだけれど、ウォーハンマーとかで使われていることが多い / 好きなゲームのオリジナル版が掲載されているGJを買おうかと思ったけれど高いし、お土産にレゴを持って帰ったりするので荷物を増やせないので諦めた / 飛行機でプレイするためにIsraeli Independenceを買ったよ / ウォーゲーマーを増やすために何かしてる? / ウォーゲームのポッドキャストが面白い / 日本では軽いゲームと重いゲームのどちらに人気があるの? / ゲーム会でHannibalをプレイし終わってテーブルを離れた後、対戦相手がシモニッチ氏本人だと知った / 近所で定例のゲーム会はあるけれど、ドミニオンとかRace For The Galaxyとかが人気
ウォーゲームとは関係ないが、店で供される食物を英語で説明するのが難しかった。
ダイコン(大きな白いにんじん)、タケノコ(とっても若い竹)、コンブ(海草の一種)、ゴボウ(植物の根っこ)、などなど。

ウォーゲーマーと話すのは本当に面白いが、今回はとりわけ刺激的だった。
国籍が違う、というのがそもそも大きいけれど、僕の予想したアメリカ人ウォーゲーマー像と大きく違っていたことが要因だと思う。

ウォーゲームの対戦は調整が色々大変だけれど、ウォーゲーマーと呑み食べしながら話すのはとても簡単でとても楽しい、と改めて再認識。
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by gameape | 2009-01-23 23:32 | ウォーゲーマーと呑み食べ会 | Comments(2)
Grant Takes Command - The Overland Campaign - Setup

今年の初対面プレイはGrant Takes Commandの「長い方のキャンペーン」こと「オーバーランド戦役」。
とあるウォーゲーム以外中心なゲーム会にてテーブルをお借りした。
周囲で「アグリコラ」「ドミニオン」「フォーミュラ・ディー」などがプレイされている中、「じゃぁ、騎兵を狩りに行きますね」とか言う僕はちょっと(かなりか)浮いていたていたと思われる。

午前10時ちょっと前からセットアップを始め、ゲーム開始は10時40分頃。
午後8時くらいまでプレイして16ターンを終了。
続きを別の日にプレイすることを誓って、終了時の状況を紙に記録した。

Grant Takes Command - The Overland Campaign - Recorded on paper

北軍を担当した僕は北バージニア軍の歩兵と一度も戦火を交えないまま半月を過ごすというヘタレぶりで、ひたすらリッチモンドへの迂回路を見つけ続けた。
マップ外ではSigelがピクリとも動かないかと思えば、BatlerががんばってBermuda Hundredを一歩抜け出してVPを稼ぐ健闘。
さらに、歩兵2個軍団と騎兵全軍を使って南軍の騎兵2個旅団を壊滅させてVPを稼いで喜んでいたら、戦略イベントで命じられた砲兵の退却を忘れてチャラになってしまう失態。

Grant Takes Command - The Overland Campaign - Off Map Display

非常に面白いシナリオであることに間違いはないものの、補給、郡の支配、海軍などのルールが複雑に絡み合っており、それらを上手く活用することは非常に面倒くさい。
その面倒くささが面白さになっているのではあるけれど、ルールブックと首っ引きで対面プレイするのは結構大変だと思う。

続きをプレイするのが楽しみだけれど、その前にルールのおさらいをしておこうっと。
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by gameape | 2009-01-19 21:51 | Comments(0)
セットアップ時に3個ある集積所をどこに配置するか。

Richmondへの配置は定められているので必須。
これによりHanover郡は補給下にできる。

あとは序盤に主戦場となるOrange、Spotsylvania、Caroline、Louisa郡をどうするか。
今のところ、Hanover JunctionとGordonsvilleに置くのが良さそうに思える。

Hanover郡は既に述べたとおりRichmondから補給が来るので、本来は集積所は要らない。
しかし、Spotsylvania、Caroline、Louisa郡の補給をここでまかなうのは合理的である。
より前方に集積所を置いても、後方に続く鉄道をSheridanに切られるだけなのではないかと。

Gordonsvilleはより後方に駅がなく、それを守る必要がない。
Orange Court Houseを取られるとOrange郡の支配を失い、周囲の郡に補給を展開できなくなる。
けれども、既に述べたとおり他の3つの郡はHanover Junctionから補給を送っているので、GordonsvilleはOrange郡のためだけのものと割り切ればよい。

南軍はとにかくHanover Junctionとそれに続く鉄道を守る必要がある。
駅を焼かれたり、途中に塹壕を掘られて鉄道を切られたりするのを防ぎたい。
逆に北軍としてはここに弱みを見出すことができ、StuartがSheridanに誘い出されてしまったのはそのような背景によるものと言えるのだろう。

郡の名前と位置は以下の画像を参照してください。

GCACW series - county border
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by gameape | 2009-01-14 00:49 | Comments(0)
昨年末にBattle above the Clouds (以下、BAC)のプレオーダー受付が始まった。
もしかすると本当に今年発売されるのかもしれない。

既にあちこちで書いているが、僕はこのゲームのプレイテストに参加させてもらっている。
ウォーゲームのプレイテストをするのは初めてのことで、何をすればいいかわからない。
とりあえずはあまり無茶をしないように気をつけながら、大好きなゲームシリーズの最新作を一足早くプレイできる状況を楽しんでしまっている。

僕がプレイテストに参加し始めたのは昨年の6月。
この時点でBACのプレイテストキットのバージョンは3.6。
既に何人かのプレイヤーによるテストを経てそこまで発展してきたのだと思う。

ルールやシナリオはMicrosoft Word形式で配布され、出版直前の体裁になっていると言ってよいと思う。
それを読んでプレイして、誤りや不明瞭な点を洗い出したり、微調整するための材料を見つけるのが僕らの仕事なんだろう。

プレイテストはADC2とVASSALを使っておこなわれる。
GCACWプレイヤーには古くからADC2を使っている人が多いが、最近はVASSAL使いも増えてきた。
僕は両方を使って3人と同時にプレイを進めている。

気になる点などはTrackerという仕組みを使って管理している。
以下はその画面をキャプチャしたもの。

Battle above the Clouds - Playtester's Tracker

書き溜めた直後は「状態」の欄が「メモ」になる。
デザイナーに連絡したものは「報告」に変え、納得できる返答がくれば「完了」にし、そうでもないものは「保留」にする。
「却下」という状態も用意してあるけれど、今のところは使っていない。

今のところプレイした回数はソロプレイを含めて15回。
プレイ中が3ゲーム。
当初 Ver.3.6だったキットは現在5.0に上がっている。
まだしばらくは変更が続くんじゃないかと思う。

8月のWorld Boardgame Championshipまでに発売されるんだろうか。
じっくりデベロップされて欲しいと思いつつ、早く発売されて欲しいと思いつつ。。。
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by gameape | 2009-01-11 20:57 | Comments(0)
気になるところ、大事そうなところをメモ。

14.0 上級ゲーム プレイの手順
・マップ外フェイズはランダムイベントの次
・戦略サイクルは4日ごと

15.0 ランダムイベント
・雨、指揮の停滞(両軍)、北軍の夜間行軍の3種類
・北軍は「夜間行軍」で軍司令官活性化の成功率が上がる

16.0 戦略イベント
・マップ外の戦況関連2種、司令官の病気、補給関連4種、北軍砲兵の撤収
・北軍砲兵は4日でStafford郡、Fauquier郡、自軍集積所、北軍支配下の支配郡都にたどり着けるようにしておく方がよい

17.0 北軍指揮の姿勢
・戦略サイクルごとにdrで指揮値以下なら指揮値1ポイントを獲得
・指揮値はSigel、Batlerは3、Hunterは4
・指揮値1ポイントを払えば「積極的」になれる
・マップ外のユニットを動かすには「積極的」にする必要あり
・マップ上への影響は無し

18.0 アクションサイクルの無作為終了
・イニシアティブのDRがピンゾロで発生
・drで軍司令官の指揮値-2以下を出せば無効にできる
・指揮値はGrantが5、Leeは健康なら6、病気なら4

19.0 司令官の病気と死
・戦略イベント、戦闘で両軍に発生
・戦闘のDRがピンゾロで、その後のdrが2以下なら戦死

20.0 戦略移動
・行軍をおこなっていないユニットのみ
・自軍支配下の郡のみ
・敵から8ヘクス未満になってはNG
・司令官活性化でもOK
・延長行軍はF4(疲弊ならF3以上)のみ

21.0 鉄道移動
・各ターンに南軍歩兵1個(F1以下、最大10MV)のみ
・乗車は1アクション消費すれば自動(drは不要)
・駅から開始して最大40ヘクス移動、延長行軍不要
・無傷じゃない駅、橋、敵支配の郡、敵ZOCはNG

22.0 水上移動
・北軍はPotomac川、Rappahannock川、Pamunkey川(大)とMattapony川(大)のみ
・南軍はJames川のみ、ただし要Drewry's BluffとChaffin's Bluff
・敵ZOCではない揚陸所で開始
・砲兵、F2以上、18MV超(北軍)、5MV超(南軍)はNG
・乗船の試みは南軍が1ターン1回、北軍が1ターン3回まで
・北軍は1ターン最大22MV、4ターン最大40MV(Transport Suppliesだと5、10になる)

23.0 砲艦
・北軍はPamunkey川(大)とMattapony川(大)のみ
・南軍はJames川のみ

24.0 郡の支配
・VP得点、戦略移動、鉄道移動、集積所構築、駅修理に影響
・歩兵または砲兵を支配郡都に1MV以上、郡全体に兵科を問わず2MV以上置けば支配
・北軍が支配しなければ南軍が支配

25.0 増援
・可変増援は南軍が1~4MV、北軍が1d6~1dr×3
・北軍の可変増援は次の戦略サイクルまで使えない
・南軍はWE JonesをValleyに呼べるが、北軍のCrookとAverellを呼ぶことになる
・WE JonesはBreckinridgeがValleyを去らないと呼べない
・Sigelが大敗すると8日後にHunterがくる

26.0 Shenandoah Valley
27.0 Bermuda Hundred戦役
・戦略サイクルごとに 北軍移動 > 南軍移動 > 戦闘 を実施
・Valleyでは塹壕構築がNG
・戦闘の修整は指揮値と戦力比だけ
・戦闘結果はrかRなら勝ち、修整後DRが0か-1なら継続、-1未満なら負け

28.0 移送
・移送フェイズはターン開始直後(ランダムイベントの次)
・Winchester ~ マップ北端 = 5日
・New Market ~ マップ西端 = 4日
・Charlottesville ~ マップ西端 = 2日
・Staunton/Lynchburg ~ Gordonsville = 2日 (南軍のみ、鉄道)
・Burkeville ~ マップ南端 = 2日
・Drewry's Bluff ~ マップ南端 = 即時
・Petersburg / Port Walthall Station ~ マップ南端 = 1日 (南軍のみ、鉄道)

29.0 補給

集積所関連

・集積所は北軍が2個、南軍は3個
・北軍は駅か揚陸所、南軍は駅か鉄道のある市街地に構築可能
・北軍が使える揚陸所はPotomac川、Rappahannock川、Pamunkey川(大)とMattapony川(大)沿いのみ
・北軍が使える駅はOrange and Alexandria、Richmond, Fredericksburg and Potomac、Virginia Central
・鉄道補給線はRappahannock StationかFredericksburgから
・Rappahannock Stationからの鉄道補給線はMosby対策として12MVの守備隊が必要
・北軍は自動的に集積所を裏返せるが、次の戦略サイクルまでTransport Supplyになる
・南軍はdrが3以下なら集積所を裏返せる
・自軍支配郡内の駅を修理できる(戦略サイクルごとに破壊1個か損害3個)
・集積所(構築中でも)のある郡にいるユニットは補給下
・集積所(完成)があり、自軍支配下の郡に隣接する郡にいるユニットも補給下
・集積所の解体は宣言してから4ターン後(破壊じゃないのでVPを失わない)

その他

・徴発はdrで3以下が基本
・弾薬は戦略サイクルごとに2ポイント補充

30.0 代用ユニット
・Hoke、BR Johnson、Pickett師団は旅団への再編(とその逆)ができる
・Breckinridge + 歩兵ユニットをマップに移送するとBreckinridge師団になる

31.0 軍司令官の活性化
・dr=3以下で成功
・最大10ユニット
・移動力は歩兵司令官と同じ(騎兵は2倍)
・移動力のダイスは最低3になる(非公式ルールなので要確認)
・攻撃、ZOC進入はNG
・次のイニシアティブは自動的に負け

32.0 南軍の要塞
・戦闘力1、砲兵値2
・Drewry's BluffとChaffln's Bluffは戦闘力2、砲兵値4
・戦術修整は0より大きくならない
・堡塁扱い
・rかRで破壊

33.0 Upton
・AP司令官の突撃宣言時に配置
・塹壕を無効にする
・参加に失敗したら1ターン後に再登場

34.0 南軍の再編成
・5月19日(16ターン)~23日(20ターン)に可能
・Hoke、BR Johnson、Pickettが師団になる

35.0 ゲームの終了
・5月31日(28ターン)から判定開始
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by gameape | 2009-01-11 18:20 | Comments(0)
On to Richmond!のキャンペーンゲームのPBEMを始めて明日でちょうど3ヶ月。
ゲーム上の日付は1862年5月8日で、ゲーム開始から5週間が経過している。

南軍は史実と同じく、北軍の攻城砲の準備が整う5月初旬にWarwick川を放棄。
若干の後衛部隊に北軍の前進を阻ませつつ、攻城砲の効果が及ばないJames City郡に新たな陣地を作ろうとしている。

北軍の前進は南軍の遅滞行動の他、ターンの途中終了や雨、そしてMcClellanの「ぐずぐず病」の影響もあって芳しくない。
しかし、5月8日にようやく南軍のMagruderを包囲できるかも、という局面になった。

On to Richmond! - A battle of Williamsburg?

「ここはどこだろう」と近くの町の名前を見ると何と「Willamsburg」。
日付はちょっと違うが、史実においても追撃戦が発生したところである。

やっぱりOn to Richmond!はいいゲームなのだなぁ、と惚れ惚れ。
Gaines Millで偶然の一致を見てから4ヶ月後に、再びの偶然の一致。

「書物は何が起きたかを教えてくれる。ゲームはなぜそれが起きたかを教えてくれる」
Joseph Balkoskiはこのゲームのデザイナーズノートでこう述べている。
本当にそのとおりだ、すばらしい。

しかし、史実におけるWilliamsburgの戦いについてWikipediaを流し読みしてみると、このゲームの北軍はちょっと厳しいことになってるかもなぁ、と思う。
  • 南軍は既にLeeが司令官に就任している(史実では5月末のSeven PinesまでJohnstonが司令官)
  • 北軍はYork川を支配できていない(史実ではWillamsburgにいたLongstreetがGloucester Pointの傍にいてジャマしているのだ)
  • Norfolkも落ちていない(ゲーム上の明日に陥落させる予定)
On to Richmond! - May 8th., 1862

On to Richmond!の舞台となる「半島」の幅は10ヘクスもなく、ここではStonewall Jackson's Wayで起こるような大迂回機動は難しい。
しかし、その代わりに第2次大戦のような水上移動による迂回を念頭においた戦略を考えなければならない。

あ、でもエポックの「日露戦争」でも似たような思考があるので、「第2次大戦のような」という考え方は適当ではないのかもしれない。

Norfolkを陥落させた部隊を前線に送るのは、旅順の部隊を運ぶのに似ている。
容易に明け渡すと水上移動で痛い目にあうGloucester Pointは営口のようだし。
Shenandoah ValleyでMcDowellをひきつけるJacksonは明石大佐といったところか。。。

1862年の「半島戦役」と1905年における遼東半島における戦役が似ているように思えるのは、自然と言えば自然なのかな。
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by gameape | 2009-01-10 12:54 | Comments(0)
2009年のゴールデン・ウィークには「猿遊会」を開催しないことにしました。
別の時期に開催することについては何も考えていませんが、少なくとも4月より前に開催することはないと思います。

猿遊会を再び開催することが決まったときには、あちこちで告知させていただきます。
その節はよろしくお願いします。

(以下、蛇足です。である調に変わります。)

2009年の猿遊会の開催を見送っている最大の理由は、東京都やその隣接県で十分な数のゲーム会が開催されていることである。
(健康上の理由とか、経済的な理由とか、その他シリアスな理由ではないことは断言しておきます)

この時期に限らず、東京近郊では毎週末、どこかしらでウォーゲーム会がおこなわれている。
ゴールデン・ウィークには複数日連続のウォーゲーム会が日本のあちこちで開催されている。
そのような状況においてさらにゲーム会を増やすより、既にあるゲーム会に遊びに行く方が楽だし、面白いのではないかと思う。

猿遊会の開催を見送ることで、もしかしたら僕のウォーゲーム生活はより充実するんじゃなかろうか。
その勘が当たっているのかどうかを実験してみたくなったのだ。

そもそも、僕はウォーゲーム会について色々な実験をしてみたいと思って猿遊会を始めた。
例えば次のような事柄を猿遊会で試してみた。

テーブルの予約:
遠くから遊びに行ったのに必要なテーブルが確保できないのは困る。
朝ゆっくりと寝坊したり、午前中に仕事を片付けたりした後でウォーゲームをしたいときだってある。

会費の要らないゲーム会:
会費を支払いを任意にしたり無料にしたりしてみた。
以前、ゲーム猿ページでアンケートを取ったとき、会費の支払いに消極的な人って結構いるんじゃないかと感じていたので。

小猿遊会:
猿遊会でプレイするゲームを事前に準備したいという話しを伺ったので、前月と前々月に小規模なゲーム会を開催してみた。
(「こえんゆうかい」という名前が面白かったからやってみた、という理由も大きいですが。。。)

早めに日程を告知:
遠くから来てくださる方が割引航空券や宿泊先を予約しやすくなればいいなと。

多分他にも気まぐれで色々と試したのだと思う。
そして、その反応を感じることができるのが楽しかった。

また、これまでの猿遊会を通じて強く印象に残っていることもたくさんある。

その最たるものは、泊りがけで参加してくださる方が複数人いらしたこと。
そして、GCACWだけをコッテリと繰り返しプレイする機会を持てたこと。
どちらも僕にとってはものすごいことだ。

逆に、同じ日に「うぁー、このゲーム会に行きたいよ!」という企画がぶつかるのは悔しかった。
特に「ウォーゲーム・ミーティング」の開催日が猿遊会と重なったときは残念だった。
(結局、この年は僕自身の都合がつかなくて猿遊会そのものを中止にせざるを得なかったのですが)

何だか、猿遊会総括みたいな文章になってしまった。
でも、2009年の猿遊会もあくまで「中止」ではなく「見送り」。
ひょっこり開催したときには生温かく見守ってください。

2009年、あなたも僕もウォーゲームをたくさん楽しめますように。
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by gameape | 2009-01-04 23:14 | 猿遊会 | Comments(5)