移動ポイントを持ち越せるゲームと、譲れるゲームをそれぞれ1点ずつ書きなさい(灘高校 平成29年)。
- パリのシャンゼリゼが幅100メートル
- 名古屋と広島に「100メートル道路」がある(若宮大通は行ったことあります)
- 山手通りの渋谷~豊島間が40メートル
- 東名高速は片側3車線だと32メートル
- 知識追認型(お、自分が知ってるとおりの展開、解釈だ)
- 知識拡大型(知ってることと違う、知識拡大の機会をありがとう)
- 反面学習型(このゲームは正しくないが、知的刺激を受けた)
- 知っていることとゲームが食い違って納得がいかない
- 歴史を知っているけれど、それをゲーム化することに抵抗がある
- 軍事的な知識はあるけれど、ゲームするときくらいはそれを忘れたい
- 題材を知らないけれど、とにかくゲームとして面白い
- 題材自体がゲームのように面白いので、ゲーム化してもやっぱり面白い
- 現実に縛られないゲームの方がより面白い
- 知識の多寡が有利不利につながるのがしんどい
- 比較として、知らない題材よりは知っている題材のゲームが好き

歴史家たちは、戦役における両軍の全体的な目標を無視するという真空状態においてゲティスバーグを見ることがあまりに多い。この戦役の結果の大部分がゲティスバーグの戦場において決したことは真実であるが、意義深い多くの出来事は会戦の前と後の両方に起きた。さらに、実際の会戦は本質的には偶然であり、容易に他の場所で、大きく異なる状況で起こりえたものである。この戦役における北軍及び南軍の目標の達成(または達成の欠如)については、7月1日以前と7月3日以降に両軍がどう機動したかを理解しない限り、完全に把握することができない。
フリートシリーズぐらいのスケール感で、作戦全体を再現する、今度は地図版を使うタイプのゲームをいつか作ってみたいなと思っています。
そのゲームが終わった後、1位獲った人に、プレイングについて、いろいろ喋ってもらうタイミングはあってもいいかなと思います。ヒーローインタビューみたいな。何かがヒラメいたであろう人インタビューとして。Tumblrにもコメントしたとおり、勝者さんに積極的に話してもらうようにするアイディアは面白いと思う。勝ったときに自発的に勝った理由などを話すことを遠慮する人に、周囲が積極的にしゃべってもらう。インタビューする。会話をするのではなく、敗者さんや2番手以下さんたちが聞き手になる。
何かがヒラメいたであろう人インタビューはどうでしょう: Papas & Richards
試みに、先にポストしたF-16のソロプレイの勝者さんである、北ベトナム軍プレイヤーへのインタビューをお送りします。
まずは一勝、おめでとうございます。
ありがとうございます。
全機無傷のまま2機退出の完封勝ち。お見事でした。
とにかく全力で突っ走りました。
では、まずは配置から伺いましょうか。中央線の左右にMiG-21とMiG-19を分けて配置してきましたね。21と19を互い違いにしたり、両者をもっと横に離したりすることはお考えになりましたか?
中央に寄せたのは左右から攻撃されにくくするためと、互いが支援できるようにです。21と19を左右に分けたのは特に意味はないです。どこに置いても敵はそれを見て好きなところに配置できますので。互いがあまり離れず、かつマップ中央を進むための配置です。
なるほど。で、その後は曲がりませんでしたね。
はい、そういう命令でしたので、信じて突っ走りました。うまくいったと思いますが、最初から最後までずっと降下してスピードを上げればよかったです。高度は十分にありましたので。
MiG-19だけは途中で曲がりましたね。
はい。直進するとスパローが当たりそうだったので旋回しました。
F-4との距離が最小射程未満になってスパローははずれ。その後はF-4が前に来ましたね。
驚きました。ああなるもんなんですね。F-4のパイロットも驚いてたんじゃないかと。
驚いてました。最後に、今回の勝因は何ですか。
F-4のパイロットが旋回場所を間違えたことだと思います。F-4が180度旋回した時点でMiG-21との距離が離れすぎていましたし、MiG-19に対しては近すぎたのでミサイルも当たらず、最終的には追い越してしまうことになりました。
とはいえ、より早く旋回するとMiG-21の前に出ちゃいますよね。
そうですね。難しいところだとは思います。いずれにせよ、敵のミスで勝ちをもらいました。
わかりました。第二戦もがんばってください。
ありがとうございます。応援よろしくお願いします。
以上、ソロプレイの勝者である筆者に、敗者である筆者が第三者の気持ちになってインタビューするという、ソロインタビュー。はたして、2人以上でプレイしたときに実際にインタビューをしてみたらどうなるのか。インタビューを対戦相手がするのか。第三者がインタビュアーをつとめるとしたら、その人はゲームをどの程度把握してことにあたるのか。
勝者インタビューの報告、どなたかぜひよろしくお願いします。YouTubeにポストするとモアベターかも!
読んだ。非常に面白い。手軽に読み返せるよう、とりあえずEvernoteに保存。こういうすてきな記事をまとめてKindleとかで一冊の書籍にできるとよい(願ってるばかりですみません)。
この記事にゴロゴロと含まれている妄想のオカズや、ウォーゲーマー大喜利のお題にできそうな話題に思いをめぐらせつつ、ついつい余計なところで目と気持ちが止まってしまった。曰く、
3.1d 輸送ユニット 輸送ユニットは、兵員や兵器の輸送を主目的とするトラック、ハーフトラック等の非戦闘車輌を表します。ソースはTactical Combat Series(TCS)のルール和訳。このシリーズを真剣にプレイしたのは10年以上前のことで、ルールの大半を忘れてしまっている。最新のルールがどうなってるのかも全然わからない。
でも、ハーフトラックが非戦闘車輌、で大丈夫なんだろうか。MMPのサポートページで英語版のPDFを閲覧してみた。
3.1d Carrier Units. Carrier units represent trucks, half-tracks, and other vehicles whose purpose is the transportation of men and equipment.もともとの英語はこうなっていた。非戦闘車輌というのはどの部分だろう。戦闘車輌に隣接するヘクスを通って退却できない、なんてルールがあったりしないんだろうか。TCSをプレイする人たちに穏やかなプレイ体験がおとずれんことを。
本件、ウォーゲームになじみの薄い読者さん向けに、「ハーフトラック」という単語がことわりなく使われるウォーゲームの世界、と説明するふりをしつつ、ウォーゲーマーをひきつけるひとつの小さなフックとして、この引用元が選ばれているのかもしれない。
おそるべしmoon Gamerさんに、メリー・クリスマス。