好きなルール
2007年 07月 29日
仮にそういうことがあるとして、その要因はゲームとして面白さを実現するが故である場合もあるだろうし、戦争を分かったような気持ちにさせてくれるが故である場合もあるだろう。記述が合理的であるが故に好きになることもあるだろうし、読んでいるときは回りくどく思えたのにプレイしてみると分かりやすくて惚れ込んでしまうこともあると思う。
好きなルールとして最初に思いつくのは次のルールである。
プレイが先に進んでしまったのなら、以前の結果は訂正できない。つまり、誤りが見つかったときにすでにほかの行動が行われていたのなら、たとえそれがルールに違反するようなことであってもゲームをその時点まで戻してやり直せないのである。これは、ホビージャパンが出版したASLのルールの日本語訳の「A.2 誤り」の最初の二文である。ASLのみならず、ほとんどのウォーゲームにそのまま使えるルールだと思うし、実際僕は相手プレイヤーが同意してくれるならば、このルールを使ってルール誤りに対処したいと思うことが多い。
とはいえ、今回この記事を書き始めるまで、このルールを好きだと思う理由を深く考えてみたことはなかった。単に、このルールを読んだときにとてもスッキリした気分になれたし、実際にこのルールを使ってウォーゲーム(ASL以外のものを含む)をプレイすると、大抵はいい気分でゲームが進められるように思うのである。時には、最初からゲームをやり直した方が良いようなルール間違いをしてしまうこともあるのだけれど(汗)。
結論の無い話になってしまった。。。