Here I Stand - 1517年シナリオ6人プレイ
2007年 06月 19日
第1ターン、教皇のダイスがふるわず、プロテスタントの布教は順調に進んだ。ハプスブルグ家は教皇を支援しつつ自らはMetzの攻略と地球一周を達成した。オスマンはハンガリーを1ターンで圧倒。イングランドはスコットランドと開戦すると共に、五大湖とミシシッピを発見。フランスはアマゾンを発見。
第2ターン、シュマルカルデン同盟カードがプレイされ、プロテスタントがうっかり12個のスペースを確保していたものだからさぁ大変。その時点で選帝侯は3個しか確保されておらず、その後は武力で制圧していかなければならなくなった。イングランドはスコットランドを制圧。ハプスブルグ家はアステカを征服。オスマンは地中海に進出するも、チュニスの戦いに敗れた。
第3~第5ターン、ハプスブルグ家がドイツに軍隊を派遣したため、プロテスタントの布教が頭打ちになったばかりか、選帝侯スペースを奪われるに至った。オスマンはベニスにぐいぐいと進み、イングランドは嫁探しに奔走しつつハプスブルグ家に対する戦争に勝利し、フランスはシャトーの拡充に励んだ。
第6ターン、イングランドについにエドワード王子が誕生、さらにあわやサドンデスという局面を迎えたが、手札にあったコペルニクスカードをハプスブルグ家に奪われるというハプニングがおこった(イングランドプレイヤーはその後「あのコペルニクスがあれば。。。」と繰り返し嘆いていた)。プロテスタントとしては改宗の機運が高まっているイングランドへの布教に励みたかったものの、それによってイングランドがサドンデス勝利を収めてしまうために布教を進めることができなかった(イングランドでの改宗はイングランドプレイヤーのVPにもなってしまう)。
そんなときに、オスマンがキースペースをあと2個支配すればサドンデス勝利してしまう局面となった。その時点でVPでビリだった僕は、ドイツ国内でのハプスブルグ家との戦いを続けつつ、少しでもVPを稼ごうと聖書の翻訳を急ごうとした。しかしそこでハプスブルグプレイヤーより、
「Here I Standを使って、あの捨て札を拾って使えばオスマンの勝利を食い止められますよ」
というアドバイスが。
そうなのだ。カトリックだ、プロテスタントだと言っている場合ではないのである。ここはイスラムを食い止めなければならないのである。人類皆兄弟、一日一善、戸締り用心火の用心。
。。。といった感じでオスマンのサドンデス勝利を食い止めたところで時間切れとなり、ゲームは6ターンで終了した。
1: 12/15/11/17/16/3
2: 12/17/13/17/16/11
3: 14/19/13/18/17/11
4: 15/18/17/18/14/14
5: 19/21/22/19/17/14
6: 23/21/23/22/20/15
(オスマン/ハプスブルグ家/イングランド/フランス/教皇/プロテスタント、の順)
僕は最下位になったものの、とても楽しくゲームをプレイすることができた。またプレイすることができるならば、少々遠くても出向いていきたいと思ってしまうほどだ。少なくとも、各陣営を1回以上プレイしたいとは思っているのだが。。。