ASL Starter Kit - 警戒移動と煙幕
2007年 06月 01日
この対戦で、自分が警戒移動(Assault Movement、以下AM)と煙幕のルールをきちんと理解できていなかったことを痛感したので、改めてルールを読みなおしてみることにした。
- AMを実施しながら煙幕を張ったり、SWを拾ったりすることができる
- AMをしながらDouble Timeをすることはできない (SK3のルールに追加された)
- MAより多くの移動コストを払えない
- AMのメリットはFNAMがなくなること(当り前か)
- MAが許すならば、煙幕張りとSW拾いと1ヘクスの移動を1回の移動フェイズにおこなえる
ASL SKのルール日本語訳では、歩兵による煙幕の存在するヘクスからおこなわれる射撃には+3のDRMが適用されると書かれているが、SK3の英文ルールを読んだだけで万人がそのように理解しないかもしれないと感じた。プレイ前に対戦相手と同意を持った方がよいかもしれない。
今回の対戦では相手プレイヤーが、MPhに移動せずに煙幕を焚くというテクニックを使っていて感心した。逃げ場のないヘクスで敵から防御射撃を受ける可能性が高い場合、この技はとても有用だと思う。
Squad Leaderが発売されてから今年で30年になるはずである。これまで、30年にわたってさまざまなテクニックが考案され、切磋琢磨されてきたのではないかと思う。僕は「繰り返しプレイされたことにより生み出されたウォーゲームのテクニック」が大好きだ。30年かけて熟成されたSquad Leader ~ ASLのテクニックに、安価かつ容易に触れることができると思われるASL Starter Kitは僕にとってとても魅力的なゲームである。