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ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

第2次マナッサスの戦いを追体験

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Stonewall Jackson's Way 2のシナリオ「Bag The Whole Crowd」です。GCACWワールドシリーズで、南軍を3人のプレイヤーが受け持ち、僕は総司令官(Lee)の役割をプレイしました。VASSALを使ったネット越しのライブプレイで、ゲーム終了までに約5時間を要しました。

最初のイニシアティブを取った北軍にThoroughfare Gapを塞がれたものの、その北にあるギャップを抜けたLongstreetが北軍の左翼を包囲攻撃して敗走させ、南軍にとって非常によい滑り出しになりました。Hey MarketとGainesvilleの間に布陣している北軍は、左右両翼のどちらにも滑り込めるすき間があったので、「これは早い段階で南軍が勝ってしまうかも」と感じました。

Stonewall Jackson's Way II>

Jackson担当のプレイヤーは、北軍のPorterとBanksがどこに向かうかを心配していました。しかし、僕はPopeの主力を左右から包囲攻撃すれば、一気に勝負をつけられると考えました。Jacksonに攻撃を提案したところ、それに応える形でGainesvilleへの攻撃が成功。Popeを包囲する環がぐっとせばまります。

Stonewall Jackson's Way II

包囲攻撃の目標にするはずの北軍が次々とFlank Refusedになっていく中、PorterとBanksはGrovetonへと北進していきます。Jacksonがこれを巧みに包囲して攻撃、これが決定的な一打になるのかなと思いました。しかし、戦闘のダイスは北軍が5で南軍が1。立往生したJacksonを横目に、北軍は返す刀でTaliaferroを敗走させてしまい、Groveton周辺ががらあきになってしまいます。

Stonewall Jackson's Way II

できることの少なくなった南軍は最後のギャンブルに出ます。D.R. JonesがLeeとLongstreetとともに北軍の側面を迂回し、Grovetonに突撃。その少し後ろにはEvansを随伴させ、タクシーのようにLeeとLongstreetを連れて舞い戻ります。そして、Hey Marketに対する最後の突撃でチェックメイト。Grovetonの突撃には、Stuartの騎兵を後方に回り込ませます。

イニシアティブを取られてしまい、北軍が先にGrovetonの周囲を固めてしまうアクシデントがあったものの、D.R. Jonesは正面突撃で見事にGrovetonを奪回します。しかし、南軍のがんばりもここまで。北軍はGrovetonのD.R. Jonesを次々と取り囲み、対抗できる南軍はJacksonの1個師団だけという状態。

ここで両軍の協議があり、Grovetonに対する北軍の突撃の直前でゲームを終了となりました。この時点の勝利ポイントでは北軍の実質的勝利。ゲームを続ければ北軍がGrovetonを取り返して、決定的勝利となったように思います。いずれにせよ、北軍の勝利は間違いありません。

振り返ってみると、Hey MarketとGainesvilleの間に、両方の側面にスキを作って布陣したのは、北軍の罠だったのかもしれません。南軍はここを主戦場にしてしまった結果、最も勝利ポイントの高いGrovetonに投入できる兵力が足りなくなってしまいました。

このシナリオのタイトルは、「we shall bag the whole crowd」というPopeの発言に由来します。今回のプレイでは逆の立場にあるはずの僕が、「北軍を一網打尽にして圧勝できる」と考えてしまい、史実におけるPopeと似たような形で負けてしまったことになります。

ゲームに負けて喜ぶのは礼を欠く態度かもしれませんが、第2次マナッサスの戦いのけるPopeの体験を追体験できてしまったことは、大変においしいプレイだったんだよなぁ、かなりうれしく感じているのであります。

by gameape | 2020-04-05 18:17 | 対戦