トークショーで語られた「ウォーゲームの今」(推測)
2020年 02月 20日
- ウォーゲームのトークショーを土曜の昼に新宿で開催すると30人強の、ウォーゲーム歴20年以上の人たちが集まる。紙のウォーゲームに触れたことがない人も数人来る。
- 「2人用の重ゲー」としてウォーゲームに興味を持っているボードゲーマーが存在する。ボードゲームの裾野が広がったことが背景にあるのだろう。
- 「令和版・独ソ電撃戦」のような広いマップのゲームは、紙のコンポーネントの方が視認性が高く、直感的かつ迅速に操作できる。コンピュータでプレイする場合には大きな4kモニタが必要。
- 初めてゲームを作って売るならば紙のウォーゲームがよい。ルールを含めて原価150円ぐらいで作って500円で売れる。オンデマンドで作れるので在庫を持たなくてよい。
- 書籍「独ソ戦」によって独ソ戦像がアップデートされた。デザイナーもプレイヤーも独ソ戦観をアップデートできる状態。
- ウォーゲーマーは初心者に攻撃側を勧めることが多いが、電ゲーでは防御ゲーム(タワーディフェンス)が人気である
- 勝利条件を理解できなかったり、勝利条件にかかわらず全力で敵を全滅させようとしたりする(総力戦を好む)プレイヤーが存在する。