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ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

トークショーで語られた「ウォーゲームの今」(推測)

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トークショー「『○○とウォーゲームと独ソ戦』 〜過去と今と未来の話〜」に行ってきました。当初、会場をロフトプラスワンだと勘違いしまして、Naked Loftにたどり着いたのが開演直前。席はほとんど埋まっていました。主催者(ですよね?)の羽田智さんによると30人ぐらいの来場者とのこと。

ウォーゲームと独ソ戦の話はありましたが、タイトルの「○○」に何が入るのかは教えてもらえませんでした。「過去と今と未来」(何の?)についても、まとまった話はなかったように思います。進行役を務めた徳岡正肇さんと中黒靖さんが、いくつかのネタふりをしていましたが、話がどこかに着地するというよりは、ウォーゲームの話題がどんどん拡散していくのが楽しかったです。

国際通信社のスタッフさんがビデオカメラを回していましたので、トークショーの内容が記事になるのを楽しみにしています。また、k-takahashiさんのブログに当日の話題がリストされています。

イベントで話されたことを元に「ウォーゲームの今」を勝手にまとめてみました。もしかすると、聞き間違いや僕の思い込みが含まれているかもしれません。また、これらはウォーゲームの今のすべてではなく、ひとつの側面にすぎません。取り扱いにはご注意ください。

  • ウォーゲームのトークショーを土曜の昼に新宿で開催すると30人強の、ウォーゲーム歴20年以上の人たちが集まる。紙のウォーゲームに触れたことがない人も数人来る。
  • 「2人用の重ゲー」としてウォーゲームに興味を持っているボードゲーマーが存在する。ボードゲームの裾野が広がったことが背景にあるのだろう。
  • 「令和版・独ソ電撃戦」のような広いマップのゲームは、紙のコンポーネントの方が視認性が高く、直感的かつ迅速に操作できる。コンピュータでプレイする場合には大きな4kモニタが必要。
  • 初めてゲームを作って売るならば紙のウォーゲームがよい。ルールを含めて原価150円ぐらいで作って500円で売れる。オンデマンドで作れるので在庫を持たなくてよい。
  • 書籍「独ソ戦」によって独ソ戦像がアップデートされた。デザイナーもプレイヤーも独ソ戦観をアップデートできる状態。
  • ウォーゲーマーは初心者に攻撃側を勧めることが多いが、電ゲーでは防御ゲーム(タワーディフェンス)が人気である
  • 勝利条件を理解できなかったり、勝利条件にかかわらず全力で敵を全滅させようとしたりする(総力戦を好む)プレイヤーが存在する。

by gameape | 2020-02-20 22:31 | 考えごと