僕が2019年に遊んだウォーゲームをリストにしたところ、出版年が2000年より前のものと後のものとが、ちょうど半々になりました。大晦日ですので、これを紅組と白組に分けないわけにはいきません。
リストは上から遊んだ日数が多い順です。「遊んだ」というのは対戦やソロプレイの他、ショップに発注した、受け取った、ルールをスキャンした、読んだ、コマを切った、なども含みます。
遊んだ日数が最も多かったのはTCSとASL SK。射程やLOSのないウォーゲームが好きだと思っているのですが、自分の嗜好は案外わかっていないものなのでしょう。どちらのシリーズにも未踏の領域が広大に広がっていますし、ゲームシステムへの理解が深まれば違った体験が得られるとも思っています。Arieteが発売されますように。
GCACWは「20年連続出場」みたいな存在。今年はPBEMトーナメントに参加したり、新作(ピータースバーグとナッシュビル、どちらも1864年)のプレイテストをさせてもらったり。Pendoragonはカードや図表を日本語で作ったりして、かなりマジメにお付き合いさせていただきました。4人プレイを2回も実現できたのはとてもいい話。
NATO Division Commanderは長らく気になっていたのですが、今年ようやく入手して、期待にたがわず大変に面白いゲームでした。コントローラーゲームをいつか実現したいです。喜んでコントローラーを担当します。Table Battlesは新作が出るたびに「名前を聞いたことしかなかった戦争」についての知見が、ほんの少し広がるのがいい感じです。
Flashpoint: Golanは今年最大の問題作でした。5ヘクスとか10ヘクス先にLOS不要で臨機射撃できる、しかも1ヘクスが4kmという世界。シミュレーションとしてもゲームとしても、とてもユニークな存在だと思います。A Gate of Hellはチャールストンの戦いを描くゲームとして期待したのですが、うまくルールを理解することができず、プレイには至りませんでした。残念。
Berlin ’85と東大安田講堂強襲は、実在の市街地マップを使うゲームが並びました。どちらも、攻撃側にそれほど余裕がないというか、数で圧倒していて包囲もしているけれど、リソースを遠慮せずに使ってしまうと勝てない、という点でも共通しています。
ここまで書いて、21時を過ぎました。年内にポストしたいので、手短かに。。。
OCSはゲーム自体よりも、OCSを楽しんでいる人たちの話が楽しさに惹かれてプレイ。Westphaliaはプレイヤーが6人揃う日を気長に待ちます。ドイツ戦車軍団はエポック版のルールブックを読みたくてオークションで入手。This Guilty Landはゲームの意図をまだつかみきれていない印象。独ソ電撃戦はエポック版をプレイしただけで、北マップは2020年代に持ち越しです。Absolutely Acesはカードの絵柄がおもしろい。
英国の戦いはEWE(エポック・ウォーゲーム・エレクトロニクス)のアレです。まさか実物に触れるとは思いませんでした。The Battle of Gettysburg(C3i 32号の付録)のシステムはウォーゲーム史に残る発明と言っていいでしょう。戦車狂騒曲はゲームはもとより一緒にプレイしたメンバーが非常においしゅうございました。弓張嶺夜襲作戦は、ウォーゲーム・ハンドブック10周年おめでとうございます。
紅白ですから、勝ち負けを決めましょう。
この二組のうちのどちらかを、ということになると、懐古っぽくなりますが「紅組」の方が高得点です。ASL SKやWestphaliaはプレイしたいし、Table BattlesやGettysburgやGuilty Landの新しさはすばらしいのですが、TCSとNATOとGolanの「
蝶よ花よと愛したくなる」ところが2019年らしい、ということにさせてください。
あと2時間半たらずで2020年。引き続きウォーゲームを楽しむ所存です。