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ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

ムカデ高地、第一回戦

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Bloody Ridge(MMP)のシナリオ「The Planned Assault」のソロプレイです。ガダルカナル島のムカデ高地(またはルンガ・リッジ)をめぐる2日間の戦いの1日目(9月12日の夜と翌朝)だけを扱います。ムカデ高地の頂上であるHill 123を占領するか、その他に3つある目標のうちの2つを占領すれば日本軍の勝ちです。

日本軍はまず、ムカデ高地の西側にある橋(Log Bridge)を攻撃して、3時間の激戦の末にここを奪取。その後に北へ少し前進したものの転進し、ムカデ高地南端のHill 80に向かいます。両軍が白兵戦でHill 80を何度も奪い合う展開の末、ゲーム終了ターンにちょうどHill 80を占領していた日本軍の勝利となりました。

Bloody Ridge

序盤はジャングルの夜戦なので、敵に隣接するまでは戦闘が起きず、ひとたび戦闘がおきれば至近距離での射撃か白兵戦で大きな損害が出る。夜が明けた後のムカデ高地は遠くからの射撃が届く上に、アメリカ軍の空襲が毎ターン降ってくる。とても対照的な2種類の戦闘になったと思います。

海兵隊が1個小隊ずつ塹壕で守るところを、日本軍が1個中隊をドカンとぶつけていくのも強烈でした。先日「Semper Fi!」で朝鮮戦争の中国軍を見ましたが、今回の日本軍は「もっと人海戦術」な戦い方になりました。

のんびりとしたペースで、途中に何度も中断をはさんでゲームを進め、3日間かけて最後までプレイできました。思っていたより決断も機動もあるシナリオで、またプレイしてみたいです。もちろん、TCSの他のゲームもプレイしてみたくなったので、遊ぶ時間はいくらあっても足りません。

by gameape | 2019-05-08 21:53 | ソロプレイ