テーブルの上に直接置くのではなく、木製パネルの上にマップを置いてプレイするといろいろ便利です。ただし、マップのサイズはフォリオ(A2、ハーフサイズ)までが限界です。本当はフルマップでも同じことをしたいのですが、できない理由は後述します。
ソフトマップなら450mm×600mmサイズの透明の板を上に置いて平らに安定させます。アクリル製の方が傷つきにくいように思うのですが、より薄くて軽くて安価なPET製の板を使っています。
購入したのは新宿の世界堂。値引きがありがたいです。木製パネルの材質はラワンとシナベニアがあったのですが、見た目だけでシナベニアを選びました。もしかすると「反りにくい」とか「ヤニが出ない」とか「トゲが出にくい」などの違いがあるかもしれません。利用開始からそろそろ1年が経ちますが、今のところは大きな反りは生じていませんし、ヤニやトゲなども出ていません。
「木炭紙」というサイズです。650mm×500mm。日本製と外国製では紙の規格が違うので、マップの縦横比もちょっと違います。その両方をすっぽり覆うことができる透明板の大きさが450mm×600mmで、それがはみ出さない大きさのパネルというとこのサイズになるようです。
木製パネルの上にゲームを置くメリットはこんな感じです。
- コマを並べたまま持ち運べる。プレイはリビングでしたい。でも、ずっと置きっぱなしにはできない。そういう場合に別の部屋に持っていける、またプレイするときに持って帰ってこれる、というのがすばらしいです。冒頭に書いた「フルマップのサイズにしたいけどハーフマップまで」の理由は、1人で持ち上げて拙宅内を安全に移動できるのがこのサイズまでだから、という事情です。
- ソロプレイでマップを回転させることができる。ドイツ軍はこっちから見るけど、ソ連軍はこっちから、というのが簡単にできます。
- 映り込みが気になるときに位置を変えたり、ほんの少しなら角度を変えたりもできる。照明が写ってしまう、部屋干しの洗濯ものが写りこんでしまう、などの回避に便利なのです。
パネルを何段か重ねて収納するラックを作れば、複数のゲームを途中でセーブしておけるのではありますが、それはそれで収拾がつかなくなりそうなので、今は「セーブは1ゲームまで」ということにしています。