1. 紙のゲームを入手する
紙のゲームを入手します(大事なことなので二度)。

2. コマとマップの画像ファイルを用意する解像度は150dpiにしています。僕は7年前に入手したiPad 2を使っていて、非力なせいか大きな画像データを使うと動きがもっさりしてしまいます。よりパワフルかつ解像度のよい機種をお使いであれば、より高品質な画像を使ってもよいのかもしれません。画像ファイルはJPEG形式で、Photoshop Elementsで保存するときに「画質=中(5)」を選んでいます。
3. Numbersでファイルを新規作成
「空白」のテンプレートを使い、含まれているスプレッドシートを削除して、まったくの白紙を作ります。
4. 画像ファイルをNumbersにアップロード
エクスプローラまたはFinderからWebブラウザにドラッグ&ドロップするだけです。
コマも同様にアップロードします。
少し待てばアップロード完了です。
5. マップのサイズを決める
プレイに使うデバイスでNumbersを開いて、マップを好みの大きさに調整します。いっぱいまでズームイン(200%)すれば文字などが判別できるところまでマップの画像を拡大して、ヘクス番号が読めない、地名が読めない、地形が判別できないなどが生じないようにします。
これをいっぱいまでズームアウト(50%)してみて、空間に余裕がある場合はさらにマップを拡大します。A3とかA2サイズのマップであれば「ズームアウトすればマップ全域を見られて、ズームインすれば文字を判別できる」という大きさにできるはずです。
サイズが決まったら、マップは「再背面に移動」した後に「ロック」して動かないようにします(コマと一緒に動かないように)。
6. コマのサイズと意匠を決める
コマをちょうどいい大きさに変えます。僕は大概フィーリングで決めてしまいますが、本物と同じ比率にしたい場合は、元の画像のピクセル数から計算します。この作業は画像の大きさを数字で入力できるWebブラウザでするほうが楽です。
マップに載せたときに見やすいよう、コマには枠線と影を付けています。サイズ変更もそうですが、「すべてを選択」を使えば一度に済んで楽ちんです。
これで完成です。あとはコマを好きなように動かしてウォーゲームをプレイできます。スタックの取り回しが面倒だったり、コマを動かすつもりが拡大縮小してしまったりもありますが、専用アプリではないので我慢です。サイコロは本物を使うか、スマホアプリを使います(Apple Watchでもできる、のかな?)。
おまけ. 裏面のあるコマの処理
両面の画像をつなぎ合わせてひとつの画像にして、マスク機能でその一部だけを表示させるようにしています。他にも良い方法はあるんだろうなと思いつつ(画像をつなぎ合わせる作業は結構な手間です)、今のところはこのやり方です。
表の面がこういうユニットを、
ダブルタップすると通常はマスクされている画像の全体が表示されますので、
スルっと横にスライドさせて、
適切な位置になったところで適当なところをタップすると、
ユニット裏返し作業は完了です。