方位記号を愛でる
2015年 03月 20日
唐突に思い立って家にあるSPIのマップの方位記号を次々に眺めた。単に無性に見てみたくなっただけで、解決したい疑問があったとか、発見があったとかではない。マップに方位記号がある、というのはウォーゲームの結構大事なところだなとは思った。
基本は現代の戦争用(左)とより昔の戦争用(右)の2種類。BoardGameGeekでざっと調べたところ、「Red Sun Rising」が「現代型」で「Frederick the Great」が「昔型」だった。1900年が境界なのかもしれない。
「昔型」のデザインは雰囲気があって大好き。高校生のころはDungeons & Dragonsの野外マップを作成する際、この方位記号を模写して悦に入っていた。なつかしい。
「Empires of the Middle Ages」の中世っぽい方位記号。特にゲーム的な意味や機能があるわけではなく、雰囲気を出すためのデザインのようだ(雰囲気はもちろん重要)。もしかして古い時代(火薬以前?)のゲームに使われているのかもと思ったが、とりあえず「Agincourt」と「The Punic War」は「昔型」だった(BGGに感謝!)。
ダイスで方角を決めるゲームの方位記号。右が「Crete」で左が「Cedar Mountain」。時代にかかわらず同じデザインになる模様。ヘクス列が南北か東西かで配置が変わっているところが興味深い。古い方の「Starship Troopers」のように、方角ごとの数字が順番に並ばないゲームではどうなるのかを妄想してみたり。
コマがヘクスの辺と頂点のどちらにも向けられる「Air War」の方位記号。「Standard Hex Module」と書かれているけれど、他のゲームでも使われているのだろうか。使われることなくSPIが終わった、とかなのかもしれない。合掌。