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ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

Guerillaをソロプレイ

Guerilla

Guerillaは1994年にAvalon Hillから出版されたカードゲームです。出版直後に入手したものの、ルールが結構複雑なこともあってなかなか対戦することができず、ときおり(何年かに1回、という頻度で)思い出したようにソロプレイするだけのお付き合いです。

5人でのプレイを想定してソロプレイしました。各プレイヤーに名前をつけて、性格付けをしてプレイしてみようかと思ったものの、実際にそんなに器用なことはできず、攻撃できそうな部隊やカードがあれば、一番弱そうなところを攻撃する、というだけでプレイはすすみました。

プレイヤーはルーク(傭兵)、レイア(反乱軍)、ハン(政府軍)、ベイダー(反乱軍)、ターキン(政府軍)としました。

序盤、両陣営の強力な部隊を展開したルークが攻撃で次々とポイントを稼ぎます。レイアは初手で複数枚のコンプレックスを手に入れ、さらには他のプレイヤーのコンプレックスを奪いとっていきます。残りの3人はカードが冴えず、先行する2人においていかれました。

プレイが進むにつれて、各プレイヤーの前には強力な部隊ばかりが並ぶようになります。部隊どうしの戦闘はなくなり、デッキからドローされたばかりで守備隊のいないコンプレックスの奪い合いが横行します。徐々に反乱軍が支配するコンプレックスが増え、政府軍はポイントで徐々に引き離されていきます。

デッキの中ほどまで進んだ矢先に「革命」カードが引かれ、ルークが政府軍に、ターキンが傭兵に変わります。反乱軍に確定したレイアは反乱軍側でポイントをぐいぐいと重ねて独走状態に入ります。他のプレイヤーは展開されている反乱軍部隊を手札に戻し、次のターンに政府軍として展開するという対応をはじめます。レイアはひたすらカードをドローしてデッキを減らし、逃げ切りを図ります。

終盤になってターキンが手札から次々に「プレス」カードを出してポイントを稼ぎ、ルークも政府軍のポイントを重ねたことで、政府軍はついに逆転をはたします。レイアは依然としてポイント数でトップを走っていましたが、反乱軍が敗北するとポイントが半減するため、トップを明け渡すことになります。同じく反乱軍のベイダーもひたひたと追い上げてきました。レイアは反乱軍と自分自身にきっちり得点しなければならないという難しい立場になりました。

デッキがなくなった後のレイアのターン、レイアはまずテレビ局によるプロパガンダ攻撃で反乱軍ユニットを壊滅させ、続いて反乱軍部隊による攻撃でより多くのポイントを稼いで、反乱軍に勝利させつつ自分のポイントも増やすことを試みます。しかし、後者の攻撃が思ったほど効果を上げず、反乱軍と政府軍のポイントが同点になってしまいます。

Guerilla

ゲームはこのターンでサドンデス終了。同点ならば政府軍が勝利するルールによって各プレイヤーのポイントは次のようになりました。

・ルーク:59点
・レイア:32点
・ハン:35点
・ベイダー:22点
・ターキン:28点

なかなか面白いゲームだとは思うものの、いかんせん複雑すぎるようには思います。カードごとに決められたルールを使いこなして楽しむには、事前の準備なり、何度かのプレイを経なければならないとは思いますが、そのような段取りをふんだプレイヤーが4人も5人も集まることは稀ではないでしょうか(しかも入手が容易ではないでしょうから。。。)。

でもやりたいなぁ。できるかぎり濃密にプレイしたいなぁ。
と、短冊に書くことにしましょうか。。。
by gameape | 2012-07-07 14:47