ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

Across Five Aprils ソロプレイ

Across  Five Aprils - Pea Ridge

Pea Ridgeをソロプレイしました。Across Five Aprilsをプレイしたいというよりは、ピー・リッジの戦いを手軽にプレイできるゲームを、と思ったためです。2回プレイして、どちらも南軍が1日目で勝利を決めました。1ゲームのプレイに要する時間はセットアップを含めて1時間くらいです。

Across  Five Aprils - Pea Ridge

1回目のプレイでは南軍のPriceがElkhora Tavernをあっさりと占領し、McCollochも大きな困難なくLeetownを奪取して終了しました。北軍は増援を西寄り(登場ヘクスD)からくるものはLeetownに、東寄り(登場ヘクスC)からくるものはTelegraph Roadに、と深く考えることなく配分し、敵軍との間合いをきちんととらずに前進して包囲殲滅されたりしているうちに負けました。

チット引きアクティブ化とマストアタックを組み合わせたこのゲームでは、その時点でどのチットが引かれているかをきちんと把握しないと、こちらが次に移動するより前に敵軍が(そのターンのより後の時点と、次のターンの序盤に)2回動くことになり、あっさり包囲されてしまうことになります。1回の移動フェイズに同じユニットが敵軍ZOCの退出と進入の両方をしてはならないというルールを見逃していたことも大きいです。

Across Five Aprils - Pea Ridge

1回目のプレイで「ゲーム内感覚」を少しつかみ、少しルールを読み直した後に臨んだためか、2回目のプレイはそれなりに面白い展開になりました。Elkhora Tavernをあっさり南軍の手に落ちるまでは同じですが、南軍はMcCullochを東に進めて全軍でUnion HQに向かいます。チット引きのタイミングに恵まれてPriceは早い時点でUnion HQに隣接しましたが、規模、モラルともに良好とは言えない兵力であるが故に、たった2ユニットに守られたUnion HQを攻めあぐねてしまいます。

午後になってMcCullochが西から来援したものの、北軍もLeetownに最小限の兵力をおいた他はすべてのユニットをUnion HQ方面に投入しているので、Union HQを直接攻撃できるのがPriceだけであるという南軍には悩ましい展開となります。

1日目に決着を付けるのは難しいかとあきらめかけた午後4時(次のターンに1日目の勝利判定)、PriceはUnion HQへの2:1の攻撃を敢行し、これが成功します。北軍ターンによる奪回の試みは最終ターンにおこなわれましたが、Union HQにいた南軍スタックに「1」の戦闘結果を与えたものの、うち1ユニットがモラルチェックに成功してその場にとどまり、北軍はその後に続く攻撃をおこなえなかったため、ギリギリのところで南軍が1日目での決定的勝利を守りきることになりました。

Across Five Aprils - Pea Ridge

ゲームが2日目に進んだとしても、プレイにかかる時間に大きな違いは出なかったのではないかと思います。サクサクと2時間たらずでプレイできるゲームでありつつ、熟考し始めればチットを引くごとにかなりタップリと考えてプレイできるゲームでもあるように思います。ユニット数が少ないこともあって、ちょっとしたミス(や考慮不足)が致命的な結果に繋がることもあるので、それなりに考えてプレイした方が面白くなるかもしれません。

南で守る北軍に対して北側の複数方向から南軍が攻めてくることや、最終日まで守りきれば北軍が勝てることなどからゲティスバーグの戦いを思い出しました。そういえばSPIの「Pea Ridge」のサブタイトルが「西のゲティスバーグ」だったなと思い出したものの、Googleで検索してみると「Gettysburg of the West」でより多くヒットするのはニュー・メキシコのグロリエタの戦いでした。勉強になりました。
[PR]
by gameape | 2012-03-17 21:13 | Comments(0)