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ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

ヘクスについて

ゲーム猿ノート:へクス

「日露大戦」のルールを読んでいて気になったことのひとつが、「ヘクスサイド」という単語を特に説明することなく使っていたことでした。ルール2.2に「6角形のマス目を「ヘクス」と呼び」という記述がありますが、そのヘクスの「辺」を「ヘクスサイド」と呼ぶことや、ヘクスではなくヘクスサイドに地形が割り当てられる場合があることは説明されていないように思います(たぶん。。。)。

別にそのことについて糾弾しようというつもりはありませんでして、それじゃ自分が「ヘクスについて知っている2、3のことがら」を書き出してみようとやってみたのが冒頭の画像です。使ったツールはiPadの「Muji Notebook」。このところこのアプリにぞっこんで、スキあらば使おうという感じなのであります。

「hex」を「ヘクス」と呼ぶか「ヘックス」と呼ぶかについては、正直なところ「どうでもいい」と思うものの、そう言いつつ「ヘクス」と表記かつ発音しています。英語で話すときも「ヘ」にアクセントをおくものの「ヘック」とリキむほどではない、という感じ。

「mix」は「ミックス」と発音するものの「ハウスクリームシチュー」は「ミクス」であって「ミックス」ではないとか、「mixer」は「ミキサー」とすべきで「ミックサ」と書いても何だか分からないよなとか、「サクス」でも「セクス」でも「タクス」でも「パクスロマーナ」でもないよなぁ、とか(あ、でも「サックソフォーン」とは言わないかも)。まぁ、こんなことはどうでもいいですね。

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(画像をクリックすると公式サイトを表示します)

ヘクスサイド地形に初めて出会ったのは「Fortress Europa」だったと思います。川をヘクスサイド地形にするという手法に感心したものの、程なくしてマストアタックとの相性がイマイチだなと気づいたように記憶しています。

ヘクスサイドとヘクスサイドの交点を指すとおりのよい呼び名は思い浮かびませんでした。「vertex」という単語をSPIのルールで見たような気がして、とりあえず手元にあったGBACWのルールをチラ見したものの該当なし。もしかするとAir Warにあるかもしれません。ASK Starter Kitを見たら「hexspine」という単語がそれっぽい位置づけでした。英辞郎によると「spine」には「尾根」とか「書物の背」という意味があるそうです。

ヘクスの数で距離を数える方法(基点は数えず、終点は数える)は、割と経験者向けのルールであっても明記していることが少なくないので、ビギナーを想定したルールには書いておいた方がいいのかもと思います。僕もその昔は結構悩んだ記憶がありますが「隣のヘクスまでの距離は1ヘクス」と考えるようになってから迷わなくなりました。

似たような案件に「増援をヘクス1101からヘクス1110の間に配置する」といった説明を見て、1101とか1110に配置してよいのかどうか迷う、というのもあります。英語では「inclusive」と書くだけで済ませられるのは潔いなと思いますが、果たして英語を使う人たちの多くがそれで意図を正しく理解するのかどうかは知りません。

「クモ男」の他にも六角形が印象的な物件として「プロゴルファー猿」の「蜂の巣カントリークラブ」(「紅蜂」は子供心にドキっとするキャラクターでした)とか、シモンズドラム(CCBはあんまり見なかったので印象に残ってませんが。。。)とかがあります。「ガメラ対バイラス」の宇宙船の中にも六角模様の壁があったかもしれません。

私事ではありますが、六角形にちなんでウォーゲーム関連のWebサイトに「ハニカム」というタイトルをつけようとしたものの、どうにもかわいらしすぎて思いとどまったことがあります。
by gameape | 2011-07-31 14:59 | 考えごと