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ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

ウォーゲームの「5W1H」

ウォーゲームのプレイについて「5W1H」を考えてみると面白いんじゃないかと思っています。念のため書きますが、「5W1H」とは以下の6つの単語の頭文字である「5個のWと1個のH」を並べた、Wikipediaによると「一番重要なことを先頭にもってくるニュース記事を書くときの慣行」なのだそうです。

・Who(誰が)
・What(何を)
・When(いつ)
・Where(どこで)
・Why(なぜ)
・How(どのように)

実際のプレイについて考えてみるのでも、予定されているプレイについて考えてみるのでもよいです。または「こんなプレイをしてみたい」とか「こんなプレイはイヤだ」というのもアリです。

ウォーゲーマーのスタイルは「5W1Hがどんな順番で決まるか」をもとに分類できるように思います。プレイする相手(Who)が最初に決まるのか、プレイしたいゲーム(What)があって相手を探すのか。はたまた、プレイする日時(When)や場所(Where)があって、その後にゲームが決まるのか、などなど。

「Who」が先か「Why」が先かというのもあると思います。「ガチで戦うぜ」「コミュニケーション優先」「プレイテストです」といった「Why」があって、それに適した「Who」が決まるといった感じです。

「How」は「Where」に影響されるかもしれません。自宅だったり駐車場のある会場だったりするから物量にモノを言わせようとか、テーブルが限られたゲーム会だからコンパクトにしようとか、直接会うことが難しいからオンライン対戦かPBEMにするとか。逆に魅力的なプレイであるなら「Where」は多少の無理してでも(例えば飛行機に乗ってでも!)調整つけちゃうぜ、なんて。

僕のひとつの理想は「好きなゲームを同じ嗜好の人とプレイすること」です。「What」と「Why」が最初にあって、それに合う「Who」が見つかって、あとは「When」と「Where」を決めていくという流れが合理的ではあります。

とはいえ、ふらりと遊びに行ったゲーム会で「同じゲームを同じ嗜好の人とでプレイする人」と出会うという、いわば「WhenとWhereが先行する形」への期待もないわけではありません。対戦相手が先に決まっていて「この人とならこういうプレイをしたいよな」と考えるような「Who」が先行して「Why」や「How」が追従するのも魅力的だし、この人とプレイしたいからこのゲームをプレイできるようになるぞと「Who」に「What」が引っ張られるならすごい、などと妄想は膨らむばかり。

昨日、「Who」と「What」と「Why」が既に決まっているという、かなり理想的なプレイ予定ができました(自慢です)。これから「Where」と「When」を考えなければならないのが楽しくもあり、億劫でもあり。まぁ、ウォーゲームはこの時点から楽しみ始めてしまうと面白さ倍増、と思いこんで面倒な場所探しをサクっと済ませてプレイの準備に入りたいところであります。
by gameape | 2011-07-29 21:56 | 考えごと