ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

スコード・リーダーはびっくり箱だった

べっ、別にこことかここに触発された訳じゃないんだからねっ!!

Squad Leader

まず、箱絵がかっこいい。

最近のウォーゲームの箱絵(ジップロックとか雑誌の表紙も含みます)には多くの要素が含まれすぎだと思う。
そこへいくと「スコード・リーダー」の箱絵は最小限の要素なのに、ゲーム内容を微妙に連想させてくれるのがすごいと思う。

双眼鏡を持つ指揮官。
ちょっと小さめに地面に伏せてるっぽい兵士が数人。
1人は手榴弾を振りかざしてスタートを切っている。
むむっ、そういうゲームなのか!と思わせて、実際にそういうゲームなのがすごいじゃありませんか。

Squad Leader

ホビージャパン誌上でこのマップを見てさらにびっくり。
建物があって、道路があって、建物があって。
こんな配置のウォーゲームがあるのかっ!
スターリングラードが、ノルマンディが、バルジが、とかいうのとは違う。
道路を挟んで敵と向かい合うゲーム。
その間を戦車が走っていくゲーム。
そりゃすごい!と。

Squad Leader

兵隊のグループがコマになってることを想像するのは難しくなかった。
でも、機関銃が1挺ごとにコマになっている。
それを兵隊コマが持って運んで射撃する。
しかも、指揮官が別のコマになっている。
箱絵に偽りなし!!
といいつつ、手榴弾はゲーム中に具体的な形では出てこない。
でもそれはそれで「隣接ヘクスへの射撃の火力が2倍になることで表されています」という解説を読んで「カッコイイ~~~」と惚れ惚れしてしまうアバタもえくぼ。
(スコード・リーダーの「ですます調」の訳文が大好きです)

Squad Leader

シナリオカードがこれまたかっこいい。
既に持っていたPanzerblitzのように小さいカードじゃない。
モノクロに赤字あり、というシンプルなデザインがカッコイイ。
点描風のイラストにしびれまくり。
でも「せっかくマップが4枚入ってるのに、全部を使うシナリオはあんまりないんだなぁ」とちょっとだけガッカリ。

Squad Leader

名前入りの指揮官コマたち。
ゲーム制作に携わる人たちの名前をこのゲームを通じて覚えた。
というか、デザイナーさんたちの存在を意識したのはこのゲームがきっかけかもしれない。

でも、今回この画像を撮影しながら、コマに書かれた文字をまったく読めなかったことに驚いた。
こんなに文字が小さかったんだ orz。

Squad Leader

第3盤唯一の二階建て建築物。
ここに無線機を置いて砲兵を何度呼んだことか。
「2階」のルールはワクワクしながら読んだ。
でも、初期のシナリオに2階のルールを導入しちゃうと展開が劇的に変わってしまうんじゃないかなと思ったりもした。

Squad Leader

621高地。
ゲームスタート時にドイツ軍に一律でモラルチェックをするシナリオだったと思う。
当時は面倒くさいなぁと思ったはずだけど、今思うと(TCSの準備砲撃とかに比べて)すごく親切な単純化だと思う。

Squad Leader

ドイツ軍のAFV。
そういえば、タミヤのプラモデルを作ってた頃に「戦車」って呼ばずに「AFV」って呼ぶとオトナになった気がしたような。

砲塔のある戦車、突撃砲(対戦車砲、榴弾砲、ブルムベア)、ハーフトラック、トラック、という分類はすごく適切なんじゃないかと思う。
Cross of Ironが出たときに車種ごとのコマがあったり、砲塔が別のコマになったりしたのを見てワクワクしたけれど、スコード・リーダーのシンプルさはこれはこれでいいなぁ、と割とすぐに思い直したりした。
(といいつつ「虎の爪」とか「フーベ包囲陣」とかのシナリオを喜んでプレイしていたのですが)

Squad Leader

機関銃の使い方を説明する図。
遠くを撃つと撃てるヘクスの数が減りますよ。
引き付けて広い角度を撃つと敵に大損害を与えられますよ。
そんなことを説明してるんじゃないかったかと。

Squad Leader

これは守り方の説明と思われる。
図は覚えているけれど内容はすっかり忘れた。

Squad Leader

「街路を機関銃で制圧して、孤立した建物に煙幕を展開して突入」の図。
これを見て盛り上がらずに何を見て盛り上がると。
スコード・リーダーに限らず、僕は「矢印フェティッシュ」なのかもしれない。

とにかく「スコード・リーダー」は僕にとってびっくり箱のように驚きが詰まったゲームだった。
箱を開ける前から、それどころか、買うかどうか分からない時点でホビージャパン誌上の紹介記事を見た時点から、見るもの聞くものに驚かされ、カッコイイ!!とシビレまくっていたのだから。

「印象に残るルールがあったウォーゲームって何だろう」
そう考えてタイトルが浮かぶゲームはたくさんあった。
(Twitterにそのうちのいくつかをあげてみました)

でも、スコード・リーダーは印象に残ることがあまりに多く詰まっていた。
どれかひとつを抜き出して「これが印象的だった」と言うことができないくらい。
このゲームの存在を知り、手に入れて、箱を開けて、ルールを読んで、プレイして、雑誌記事を読んで。。。
楽しい、とか、ワクワクの連続だった。
今、プレイしよう、と思うわけじゃないけれど、すごいゲームだったのだなぁ、と書いておきたくなったので、勢いに身を任せてみた。

あぁ、いい気分(^^)。
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Commented by 舞方雅人 at 2011-05-03 00:17 x
おっしゃるとおりSquad Leaderのシンプルさはすごく捨てがたいと思うんですよね。
ASLのような細かいのもいいけど、(ASL等に比べれば)手軽に遊べるのも魅力だと思います。
どなたかがおっしゃっていたかと思うんですが、SLの弱点はシナリオ12まで終わった人用のシナリオ集的なものの発行がなかったことではないかとのこと。
確かに全ルールを使ってやるシナリオがもっとあればよかったのかなと思います。
(今はネット等でいくつか散見できるようですが・・・)
Commented by gameape at 2011-05-03 12:01
おお、触発元、もとい、シンクロニシティなブログ主さんの書き込み、ありがとうございます!

僕にとってスコード・リーダーは、ASLやASL Starter Kitに比べて良いとか悪いとかではなく、とにかく思い出深いゲームです。今、ルールを読み直したりプレイしたりする時間を作るかどうかは微妙ですが、思い出すだけですごく楽しいんですね。今回の記事を書きながらそれを痛感しました。

舞方雅人さんのコメントを拝見して、スコード・リーダーの全ルールを使うシナリオを一度プレイしてみたいかも、という気持ちがちょっと湧いてしまいましたが。。。
Commented by Huru at 2012-12-09 22:39 x
嗚呼、なつかしや・・・
ジェルジンスキートラクター工場
バーサカーになっちゃうロシア兵

日本レベルでは、想像しがたい大陸の戦場の
一戦場をうまい具合にゲームにしていると感じました。

倉庫の奥の奥に眠った数々のゲームを引っ張り出して
我が子に伝授したいもの・・・

我が子は、興味が無いみたい・・トホホ
Commented by Huru at 2012-12-09 22:43 x
スコードリーダーのシリーズは、

Squad Leader
Cross of Iron
Cressenndo of Doom
Anvil of Victory

と、当時、注文販売だった、各種マップボードとシナリオ群・・・
戦史書いろいろ読んで、ドイツ軍ひいきのシナリオも英語や独逸語で作ったなぁ・・・
Commented by Huru at 2012-12-09 22:45 x
ビヨンド・バラーってASLがあったみたいですが、

もう、そのころは、日本でのはやりも下火でした・・・残念
Commented by gameape at 2012-12-14 12:54
Huruさん、書き込みありがとうございます。

ご存じかもしれませんが、Beyond Valorは、今は第3版が流通しています。ウォーゲームはお世辞にもメジャーな趣味とは言えませんが、その中でASLは非常に大きな(もしかすると最大規模の)ポジションを確保しており、おそらく日本で最も対戦相手や話し相手を見つけやすいゲームになっています。

「そうですか、じゃぁ」と首を突っ込むにはいろいろアレなホビーではありますが、郷愁が盛り上がったときにはASLのプロダクトやプレイヤーを軽く探してみるのも面白いと思います。
Commented by Huru at 2013-01-04 03:08 x
ASLは、当時では、画期的なファイルフォルダーのルールブック?でしたよね・・・新ルールや、更新を差し替えるスタイル。
ちゃんと更新の度に、差し替えのサービス、サポートするのか心配で、手を出さなかった記憶があります・・・
Commented by Huru at 2013-01-04 03:12 x
それにしても、お蔵入りのゲーム・・・捨てられずに残ってます。
やっぱり、なかでもSLシリーズはよかったなぁ。
特にCoI・・・サムペキンパー監督の映画「戦争のはらわた」・・・この映画の英語タイトルは、「Cross of Iron」でした。
Commented by Huru at 2013-01-04 03:16 x
ちなみに、いちばんデカいゲームは、D-Day・・・・
当時2万円以上したなぁ・・・対戦相手には苦労しました。
シナリオは、友人とやりましたが、キャンペーンはソロプレイでしたね。駒(カウンター)も何千枚もありました・・・
ロンメルやルントシュテットになった気分でプレイしましたよ^^
Commented by Huru at 2013-01-12 01:22 x
↑ タイトルは The Longest Day でした。
Commented by gameape at 2013-01-14 13:57
↑ 2万円以上のD-Dayということで、もしやとは思っていました(^^)。
by gameape | 2011-05-02 22:58 | Squad Leader系 | Comments(11)