ネガティブ・コメントについて
2010年 11月 13日
何度か発言して、それに対してコメントをいただいて、さらにコメントを返して、とやっているうちに、自分の考えがフラフラにブレてしまった。
気まぐれなので、そういうことが多い。
反省してはいるけれど、おそらく変わらないんじゃないかとは思う。
そもそも、僕はネガティブな発言がそれほど嫌いじゃない。
むしろ、ポジティブはいいけど、ネガティブはダメ、みたいな考え方に暑苦しさを感じてしまうことがあったりする。
「どんなゲームにもいいところがあるよね」という話も面白い。
でも「いやぁ、やっぱりコレはダメなんじゃない?ダメだと思うよ」という話に惹かれてしまうことも少なくない。
時と場合によるかもだけど「コレはダメ。問答無用」というのもアリだと思う。
ウォーゲームの現状をネガティブに評することによるネガティブな影響って軽視しない方がいいと思う
http://twitter.com/gameape/status/26347280785先月のはじめ、Twitterにこんなことを書いた。
この発言に反応をいただくうちに気持ちがブレていったかもと思う。
この発言で問題にしているのは「ウォーゲームの現状」をネガティブに評すること。
特定のウォーゲームだったり、ウォーゲーマーだったり(いずれも複数可)への評のことではない。
「こういう人はダメ」とか「こういうゲームは良くない」という発言はネガティブな影響をある程度予想できると思う。
議論になるなり、面白い理解への糸口になったり、「あぁ、違う考え方だね」と袂を分かつなり、その後の進展はある程度想像(または期待)した上での発言なんじゃないかと。
僕はそれが自分に向けられたと思えば、そのときどきの反応をしようとするだろう。
でも、現状を漠然と「今のウォーゲームの環境ってダメ」みたいに言われるとやり場がなくて気持ちが沈んでしまったりする。
もしかすると、僕と似たような感覚の人が複数凹んでたりするのはイヤだなとも思う。
もちろん、発言者が複数のウォーゲーマーを暗くしたり、凹ませたりしたいなら、それはそれで仕方ない。
でも、そうじゃない人がいるのかも、という気持ちが前述の「軽視しない方がいいと思う」という発言の源なんじゃないかと思っている。
(自分のことなのにこんな書き方ですみません)
前述の発言の直後にTwitterでしたやりとりや、その後にTwitterで実況したインメルマン定例会での会話、さらには先日のUstreamでの発言では、「ネガティブな発言はよくない」というような話をちょっと違う意味でしたと思っている。
そこで僕は「特定のウォーゲームとか、ウォーゲーマーとか、プレイスタイルとかをネガティブに評すること」をネガティブに評していた。
それはそれで僕の気持ちなんだとは思う。
だから撤回する気は全然ない。
でも「ネガティブに評すること」のネガティブな影響を軽視した、軽率な発言だよなぁ、と後悔している。
どうか、多くの人が自分の言いたいことを言いたいように言い続けてくれますように。
ウォーゲームを楽しみ続けてくれますように。