合議制でウォーゲーム
2010年 10月 18日
複数のプレイヤーが次の一手を秘密裏にプロットして一斉に開示する。
全員が同じだったらプロットしたとおりにプレイ。
違っていた場合、投票をおこなう。
各プレイヤーにはあらかじめ、「1」から「5」までの数字が書かれたカードを1枚ずつ配っておく。
投票になったら、プレイヤーは配られた5枚のカードから1枚を選び、出されているプロットのうちのひとつに伏せた状態で投票する。
全員の投票が終わったらカードを表にし、投票されたカードに書かれた数字をそれぞれ合計。
合計が最も大きいプロットが採用される。
案その2:空気読み型
複数のプレイヤーが次の一手を秘密裏にプロットして一斉に開示する。
全員が同じだったらプロットしたとおりにプレイ。
ここまでは「その1」と同じ。
でも、プロット内容が違った場合、その手番には何もできない。
そのまま次の手番に進む。
プレイヤー同士がいかに他のプレイヤーと同じプロットをするかが勝負になる。
以上の2つの案は、どちらも思いついただけで実際に試したものではない。
(後者は以前、将棋で実践されているのをテレビで見ました)
「その1」は1人で考えるよりも「文殊の知恵」になる可能性を期待できる。
さらに、数字の大きな投票カードをどの手番で使うのかも重要。
投票の前に1分程度の「説得タイム」を作るとか、
投票を同時ではなく、1人ずつ順番に進めるとか、
プレイヤーを司令官と参謀に分けて持ち点を変えるとか、
いろいろと試してみると面白いかもしれない。
「その2」は3人プレイをするときとか、
ビギナーさん1人と経験者2人の対戦とか、
そういうときに使えると思う。
(前述の将棋の例では、アマ棋士1人とプロ棋士2人が対局してました)
プレイするゲームは、1回の手番にたくさんのユニットを動かせるゲームより、1回の手番にできることが少ないものがよいと思う。
GCACWシリーズで、どのリーダー/ユニットを活性化するかプロットする。
Storm Over Arnhem系のゲームで、どのエリアを活性化するかプロットする。
カードドリブンゲームで、どのカードでどのユニットを活性化するかプロットする。
。。。といったやり方なら実現できるんじゃないかと。
使用するプロットが決まった後で、実際に誰がプレイするのかも決めておく必要がある。
選ばれたプロットを決めたプレイヤーがやるのが自然かもしれないけれど、逆に他のプレイヤーにプレイしてもらうのも面白そう。