人気ブログランキング |

ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ
2020年の猿遊会はありません_e0120077_00083277.jpg

このところ毎年、たくさんの皆様に来場いただいたり、ネットで声をかけていただいたりしてきたウォーゲーム会「猿遊会」ですが、2020年には開催しないことにしました。

新型コロナウイルス感染症と、うまく折り合いを付けられそうもありません。主催者(僕です)とその家族は、幸運にもいまのところ元気です。僕や家族の健康状態が理由で猿遊会を開催しないわけではありません。

今年の猿遊会に参加しようと考えてくださっていた方。今年の猿遊会でプレイするために何か準備をしていた方。ご迷惑をおかけすることをお詫びします。猿遊会を気にしてくださって、どうもありがとうございます。

ウォーゲームを趣味とする人、そしてウォーゲームに興味を持つ人が、楽しく有意義な時間を持てますように。僕はこのところ、大手をふって家にこもってウォーゲームしていられるので、これはこれで充実したウォーゲーム生活を送れています。

# by gameape | 2020-09-04 00:17 | 猿遊会 | Comments(0)

スマホをかざしたい

スマホをかざしたい_e0120077_14582829.jpg

米中に振り回される日本 : ソークオフだよ人生は」に次の記述がありまして、スマホを積極的に使いながらウォーゲームする妄想がふくらみました。

『今回は印刷したルールブックを商品に添付、アップデートについてはQRコードからGoogleドライブにアクセスしてもらう、という二刀流でいきたいと思います。』

もともと中黒さんは、QRコードでルールブックにたどり着く導線についてかなり前から言及していて、複数の製品でそれを実践しています。

Bismarck QRコード

マップやルールブックなどではなく、プレイ中に動かすものにQRコードを含めることはできるのか。ユニットやマーカーにQRコードを含めれば、忘れがちなルールをスマホに表示させたりできそうです。「対戦車ユニットは戦車に対する防御ならDRM+1です」とか、「第11ターンは天候判定があります」などとお世話されながらのウォーゲーム。

そもそも、小さなユニットに描かれたQRコードはそもそも認識できるのか。同じぐらいの大きさのQRコードで試してみました。

Bismarck QRコード

ここまで寄っただけではQRコードを認識しません。しかし、もう少しだけ盤面にスマホを近づけると。。。

Bismarck QRコード

QRコードを認識してWebページが表示されました。QRコードを認識する瞬間のスクリーンショットを取りたかたのですが、このようなボヤけた画像が精いっぱいでした。言いたいことがうまく伝わりますように。。。

ウォーゲームでは盤上に何十個とか何百個のコマがあるのが一般的でしょうから、いろいろなQRコードが盤上に散在、混在することになるでしょう。そこにスマホをかざせばちょうどいい情報が表示されるようにするのは、簡単なことではなさそうな気がします。仮に技術的に可能になったとしても、表示される情報を適切な内容に管理していくのはウォーゲーム提供者にとって難しい(というか手が回らない)ことだろうとも思います。妄想ですから、別にいいんですけどね。

冒頭の画像のようにQRコードなどなくても、コマに印刷されている文字やイラストを読み取って、損害記録シート相当の情報を表示できたりすると、スカウターっぽくてカッコいいです。当然、複数人が同時に編集もできますし、編集履歴をさかのぼって調べることもできる。ウォーゲーム用のツールとして開発実現されるというよりは、ウォーゲーム以外の分野で実現した技術が、うまいことウォーゲームで活用されるというのはそこそこありそうな話だろうと思います。


# by gameape | 2020-06-06 15:29 | 電源必須系 | Comments(0)
マップを額縁に入れるとバックギャモンっぽい_e0120077_13551984.jpg

「バックギャモンっぽさ」の基準には諸説あろうかと思います。Issy 1815(C3i magazine ♯32)のマップを額縁に入れたところ、コマやダイスを載せられる縁があって、食卓に載せられる程度の大きさに収まりました。僕はこれを見て「おお、バックギャモンっぽい」と思った次第。ダイスカップが欲しくなりました。

Battle of Issyをセブンプリント

もともとタブロイドサイズだったIssyのマップは、セブンイレブンのコピー機で、等倍でA3にプリントしています。タブロイドサイズはA3より縦が長いので、端っこにある地形凡例が収まりませんでした。縮小することも考えましたが、コマは現物を使うのでヘクスを縮めない方がよかろうとの判断です。

The Battle of Issy

コピーすることで色が若干変わってしまう、紙の質感が違う、律儀に折り目までコピーされている、などのツッコミどころはあります。でも、折り目がないマップができあがり、マップを汚したり傷めたりすることに遠慮がいらなくなります。粘着テープを貼っても、ピンを刺したりしても、オリジナルのコンポーネントは無傷のまま。収納するときも折らないままで、A3のクリアファイルに入れておきます。

IWATA A3額縁

額縁は1000円でおつりがくる安いやつです。A3もタブロイドも収まるサイズを探したのですが、近所のAEONにはこのサイズしかありませんでした。結果的にはA3サイズの額縁にしたことで、A3サイズにコピーしたマップがぴったりと収まり、マップの上に透明の板を置かなくても、マップをそれなりに固定することができました。折り目のないマップ、すばらしい。マップの上に透明の板を置かないので、照明や撮影者が映り込む心配もありません。

A3/タブロイド

プレイ中にコマを並べたまま移動することも難しくなく、縁があるのでうっかりコマを落としてしまうリスクも少なめ。カフェや新幹線や飛行機でプレイするにはちょっと大きいですが、家の中で部屋を移動したり、ちょっとした棚にそのまま収納しておくのは難しくありません。夕食後にリビングで1時間ぐらいウォーゲームして、寝る前に(比喩ではなく、ほんとうに)いったん棚に上げて、また翌日続きをプレイする、みたいに遊べます。

# by gameape | 2020-05-23 14:45 | ウォーゲーム用品 | Comments(0)
Red Devilsが思っていた以上に面白かった_e0120077_20522410.jpg

Paratroop(SPI)に入っている3作のひとつ「Red Devils」です。A3サイズのマップにコマが60個、ルールが5ページ弱のミニゲームでありつつも、臨機射撃や対戦車ユニットのルールが適度な歯ごたえで、「おお、これだよ、ウォーゲームは」という気分が盛り上がりました。

40年近く前(高校生でした)に何度かプレイして、面白いゲームだとは思っていました。でも、今回ソロプレイしてみて「思っていたよりはるかに面白い」と感じました。ひと握りのイギリス軍空挺部隊がアーネム市街に滑り込み、押し寄せるSS装甲部隊にどれだけ耐えきれるか。そういうゲームだと思っていましたが、違いました。

Red Devils

イギリス軍は目標ヘクスの支配と、ドイツ軍に与えた損害と、生き残ったイギリス軍の数で勝利ポイントを得点します。アーネムを制圧すればもちろんイギリス軍の勝利ですが、オースターベークを確保しつつそこそこの数のドイツ軍を壊滅させ、自軍ユニットをそこそこに生き残らせれば勝てます。

ドイツ軍からするとネーデルライン川北岸を制圧しつつ、自軍の損害をおさえつつ、イギリス軍をすり減らさなければなりません。マップは狭いけれど、どのあたりにどのぐらいの兵力をどのタイミングで投入するか、という決断が要求されます。マップ全域に分散すると、イギリス軍に局地的な優勢を与えてしまうのが悩ましい。

今回のプレイではドイツ軍がアーネム奪回に夢中になりすぎて、他のエリアで損害がじわじわと重なり、それなりに生き残ったイギリス軍が、アーネム以外で少なからぬ目標ヘクスを支配しました。ネーデル・ライン川の北岸で第30軍団を出迎えることができたのではないでしょうか。

Red Devils

自軍ユニットからより短い連絡線を設定できる側がそのヘクスを支配する、というルールが面白いです。よくある「自軍ユニットが存在しているヘクスを支配」とか、「自軍ユニットが最後に進入したヘクスを支配」というルールとは一味ちがうやり方で、マーカー不要でヘクス支配を表せる良いやり方だと思います。

このルールが他のゲームで使われている例がぱっと思いつかないのですが、実は大きな欠陥があるとか、Red Devils以外のゲームではうまく働かないとか、そういう事情があったりするんでしょうか。いいルールだと思うんだけどなぁ。

# by gameape | 2020-05-19 21:45 | ソロプレイ | Comments(0)
ホーンブロワーの活躍、のはずが。。。_e0120077_22124149.jpg

Fighting Sail(SPI)のシナリオ「Beat to Quarter」をプレイしました。セシル・スコット・フォレスターの小説「パナマの死闘」で描かれる、リディア号とナティビダッド号の戦いです。ホーンブロワー艦長(主人公)の乗るリディア号はスピードとクルーで勝り、対するナティビダッド号は艦の規模で勝り、有利な風上でゲームを開始します。

「ホーンブロワーという帆船の艦長が主人公の面白い小説がある」という話は、高校生ぐらいのときにウォーゲーム仲間に教わりました。でも、読んだことがないまま50歳を過ぎてしまいました。何年か前にこの「Fighting Sail」を入手して、ホーンブロワーが出てくるシナリオがあるぞということで、ヒストリカルノートとして「パナマの死闘」を読みました。いまさらではありますが、非常に面白かったです。

Fighting Sail

勝負は(ゲーム内の)ちょうど1時間で決着しました。リディア号はウェアリングで反転して風上に向かい、ナティビダッドの風上に出たところで風下に向き直ります。その間、双方は複数回の砲撃をおこない、互いに2ヒットずつを相手に命中させます。そして、近づいてくるナティビダッドと直角に向き合う位置取りになったところが、上の画像です。

双方2ヒットの損害なのでボーディング(斬り込み)値はリディア号が2、ナティビダッド号が0。接舷して白兵戦にすれば、リディア号が6割以上の確率で敵艦を捕獲できます。対して、ナティビダッド号が勝つ可能性は約1割。スピードに勝るリディア号が先手を取って、正面からナティビダッド号にぶつかっていきました。

しかし、白兵戦のダイスはリディア号の2に対して、ナティビダッド号が6。主人公ホーンブロワーがまさかの捕虜になってしまう展開で「パナマの死闘」は幕を閉じることになってしまいました。

Fighting Sail

ゲーム全体を通じた双方の動きは上の画像のとおりです。ナティビダッド号は、リディア号から縦射されないよう注意しながら、距離をつめて射撃を繰り返すよう心掛けました。

一方のリディア号は、次の動きをどうするかをTwitterで募集しながらゲームを進めました。コメントをくださった皆さまにはお礼を申し上げます。非常に楽しくゲームを進めることができました。この「Play by Twitter(PBT)」形式のプレイを初めて試しましたが、ソロプレイで何をしていいかわからないときや、マンネリになってしまったゲームなどには、非常に有効な手法であるように感じています。

現在、N村さんがRed Storm(GMT Games)を、TOROさんがInvasive Species(One Small Step)をTwitter上でプレイしていますので、ぜひ参加してみてください。

# by gameape | 2020-04-14 23:53 | 電源必須系 | Comments(0)