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ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

2008年7月

対面でプレイ
  • Here Come the Rebels! - South Mountain
  • Grant Takes Command - Race for Spotsylvania
  • 信長包囲戦
PBEM
  • Burnside Takes Command - Burnside Takes Command
対面プレイはすべてThe Old Musketeers Vol.2でのもの。
PBEMは今年の1月から続いているもの(いよいよ残り5ターン!!)。
「信長包囲戦」を除けば、全部GCACWシリーズという充実ぶり。
別にGCACWシリーズ以外をプレイすると充実しなくなるという訳ではないけれども。。。

実際にはここに書いたゲームの他に、The Battle above the CloudsのテストプレイをPBEMとソロプレイでチクチクとおこなっている。
プレイしているうちに、戦史に興味がわいたり、当時の地図を見てみたくなったりという誘惑があるものの、なかなか手が回らない。
その辺のことは僕以外のプレイテスターたちが色々知っているに違いないから、僕は僕ができる範囲でやってみよう、と開き直っている。
「日本人だし、他人の国の戦争のことはよくわからないんです、てへ」とか言って(ウソです)。

8月はASL Starter Kitトーナメントの敗者復活戦がある。
実のところ、この記事を書いている今日、僕の第1回戦が始まった。
シナリオはS15、「Hammer on the Teeth」で、僕はアメリカ軍担当である。

また、GCACWシリーズのPBEMトーナメントの3回戦も始まり、こちらは「Gaines Mill」をプレイする。
ぼちぼちソロプレイをして、担当決めビッドくらいはスラスラできるようにしなければ。
(本当は練習プレイをしたいところなのだけれど、On To Richmond!は持っている人が少ないので対戦相手を探すのが大変そうで。。。)
# by gameape | 2008-08-03 22:21
コマンドいちねんせい Zさんを真似て、ホッテントリっぽいタイトルにしてみました。
以下の本文中に書かれている作業は10個ではないと思います
ごめんなさい、ついカッとなって書きました、今は反省している、ホッテントリっぽいタイトルになれば何でも良かった。

A grove of ASLのASL Starter Kitのトーナメントで敗者復活戦がおこなわれることになった。
シナリオはS15「Hammer to the Teeth」である。
先にセットアップするアメリカ軍を担当する僕は、事前にセットアップ済みのファイルを相手プレイヤーに送るべく、VASLを開いた。

マップをキャプチャしてMS-Excelに読み込んで、勝利条件ヘクスに丸をつけたり、配置可能ヘクスの境界となるヘクス列に線を引いたりしながら、何か不自然なものを感じていた。
たしか以前このマップで別のシナリオをプレイしたときにあった建物がないのである。

家にある「紙の」ASL Starter Kit #2のマップを見てみたところ、やっぱりW盤の丘の上には建物がある。
もしかしてSSRで建物がないことにするのかとも思ったけれど、シナリオカードにそれらしい記述はないし。

僕が持っているシナリオのファイルが古いのかもしれないと思い、VASLのサイトへ。
Download、Scenariosを経由して「Scenario Setup Archive」から「ASL Starter Kit」をダウンロード。
これを展開してVASLで読み込んでみたが、依然として建物がない。。。

続いてマップが古い可能性を考え、同じくVASLのDownloadページから「boards and overlays」に行って「w(v4.1)」をダウンロード。
これを展開してVASLフォルダ内のBoardsフォルダに貼り付け(念のため古い方のファイルは名前を変えて保存)。
再びシナリオS15を読み込んでみたところ、やっぱり建物がない。

。。。と思いきや、一呼吸置いたところで丘の上の忽然と建物が登場。

ASL Starter Kit S15 on VASL w/o Buildings on Hill

これが。。。

ASL Starter Kit S15 on VASL with Buildings on Hill

こうなった。

念のため、「紙の」マップと見比べてみる。
おそらく同じだと思う、おそらくだけど。。。

ふー、イマココですよ。

これから大砲のルール読んで、バズーカとパンツァーシュレッケのルール読んで、配置考えて、お布団取り込んで、スターシップトルーパーズ観にいって、って時間あるのか。
そんな状況にもかかわらず、Webに載せたいと思う衝動を止められないまま、画像をキャプチャしたり、Flickrにアップロードしたりしながら、夏の暑い土曜日はどんどん過ぎていく。。。

正確にはイマココ。
# by gameape | 2008-08-02 12:50

平均さん

 こんなことを書くと、「平均的なゲーマーにとって…」って意見を言う奴がいる。私に言わせれば、そんな意見に意味はない。ある程度層が厚い世界ならともかく、シミュレーションゲーム業界などという薄っぺらなクセに多様性の高い世界で「平均」に何の意味がある?結局のトコロ、「平均」という言葉を使って「自分にとって」どうこうって話を正当化しているだけだね。
 
 ただ、「初歩的すぎるモノと難しすぎるモノでは、難しすぎるモノの方がまだ読んで面白いのでは」って指摘はもっともと言わざるを得ない。これを否定されると、私のブログの存在意義がなくなっちゃう。「いかについて行けない話題を面白く読ませるか」がこのブログ最大のテーマだってのは、何度も吼えてきたことだ。そう考えると、やはり内容は高度なモノが望ましいのは確か。

ウォーゲームに関する文章を書く際に、どこまで説明が必要であるかについて悩むことは少なくない。

「ターン」「ヘクス」「フェイズ」「ZOC」あたりは面倒なので説明したくない。
「強ZOC」とか「PGGシステム」とかは、僕自身がその意味を正確に想起できないの使わないことが多い。
「PGG」に限らず、過去のゲームを引き合いにした説明についても、それがどれだけ通用するのかは疑わしいと思っている。
(そもそも「PGG」が「Panzergruppe Guderian」の略だとわかる人がどれだけいるのかすらわからないし。。。)

そうは言っても、Webに掲載する文章について、僕はこの種の心配をほとんどしていない。
わからないことについては、その場で検索して解決したり、コメントを書いて疑問を呈する機会があると思うので。
もちろん、読んでくださっている人の中には、ネットに繋がっていない状態でWebを読む人や、いちいち検索することが困難な環境である人(携帯で読むときとかは、いちいち検索は面倒だと思う)もいらっしゃるだろうけれど、そういう配慮より書き手のフットワークを軽くすることを重視したいと勝手に考えている。

問題は、紙の媒体に掲載される文章である。
これらはWebの文よりも、よりスタンドアローンなものであるべきで、読みながら調べ物などをさせるのは、書き手側のサービス不足ではないかと感じる。

以前、コマンド・マガジン日本版に記事を掲載していただいたことがあるのだけれど、これを書いているときに「読んでいる人はどんな人なのか」という悩みにぶち当たってしまった。
説明をしすぎれば文章の情報量が減ってしまうし、省略しすぎると自分しかわからない文章になりそうだし。。。

冒頭で引用した文章でF男さんが指摘している「初歩的過ぎるモノよりは難しすぎるモノ」という考えには強く賛成する。
自分が何かに興味を持って、そのジャンルに関する雑誌を手に取るときも、初歩的な記述があるものよりは、「難しくて何だかわからないけれど、面白そうだなぁ」という記事の方が面白いと思うし。

とは言え、記事を書きながら壁にぶつかった僕が、ウォーゲームにおける「初歩的」と「難しすぎ」の基準がそもそもわからない状態にあったのも事実である。
そのとき以来、「架空の標準的、平均的な読者像」というのがあったらいいなと思い続けている。

その人が知っているウォーゲーム用語。
そもそもプレイしたことはあるのか。
歴史的イベントは何を知っているのか。
解らない単語は自分で検索することがどの程度あるのか。

果たしてどんな切り口でこの「平均的ウォーゲーマーさん」をプロファイリングすべきなのかわからないけれど、書き手が迷ったときにこの「平均さん」にお伺いを立てることができるなら、ちょっと便利なんじゃないかと思うのだ。
# by gameape | 2008-07-27 11:41 | 考えごと
「アメリカ人はケチャップが好きですよね」

20年前くらい前、春休みにフロリダで会った彼はそう言った。
確かワセダの学生さんで、卒業旅行中の4年生さんだったんじゃないかと思う。

「アメリカ人にも色々いるんじゃないの?」
「決め付けるのは良くないよ」

なぜかそう感じることはなく、僕は不思議な楽しさに満たされてしまった。
そして、彼のようにふるまうことの楽しさは、今でも僕にとって大切なものであり続けている。

誤解かも知れないし、誤解を招くかもしれないけれど、無害で楽しく、大胆かつ簡潔で、無防備な決め付け。

それは旅先でのことでなくても良い。
趣味のこと、食事のこと、お酒のこと、お菓子のこと、友人のこと、家族のこと。

慎重にヨロイを着せた言葉を選ぶばかりでなく、解ったような気になってみることで、それらをより好きになったり、楽しんだりすることができると思う。
# by gameape | 2008-07-26 11:57 | 考えごと
The Old Musketeersは1914年以前のゲームを専らにプレイすることを目的としたウォーゲーム会である。
今年の5月に第1回が開催されており、今回はその第2回目である。
風聞するところによると、その起源は何年も(10何年も?)前に遡るらしい。

僕は何らかのテーマや制限が設けられたウォーゲーム会に興味がある。
すべてのゲーム会がそのようなものであるべきだと思うのではなく、そういうゲーム会があってもいいじゃない、と思っている。

とは言え、東京の端っこに住んでいる僕が、札幌で開催されるThe Old Musketeersにおいそれと参加できる訳ではなく、第1回目は涙を呑んで本州から成功を願っていた。
そして今回、早くもその第2回目が開催されるとのことで、今度ばかりはということで参加させていただくことにした。

主催者であるサッポロ辺境伯さんをはじめとした北海道のウォーゲーマーの皆さんには、ただごとではない歓待を受け、嬉しいやら恐縮するやらで心がいっぱいになる思いだった。
同じようにおもてなしすることは自分にはできないかも、とちょっとビビっているくらいである。。。

ゲーム会に参加したメンバーは全部で5人。
プレイされたゲームは次のとおり。
  • Grant Takes Command
  • Here Come the Rebels!
  • Stonewall Jackson's Way
  • 信長包囲戦
  • Battle Line
Grant Takes Command
Grant Takes Command - Race for Spotsylvania
初めてGCACWシリーズをプレイするということで、WBCのビギナー向けセッションで使用されている「Race for Spotsylvania」を選択。
塹壕アクションを使うのはある程度GCACWシリーズに慣れてからの方が面白いのだろうけれど、ルールをまんべんなく使うこのシナリオは最良の導入シナリオの1本なのは間違いないと思う。

Here Come the Rebels!
Here Come the Rebels! - South Mountain
約1時間で終わる「South Mountain」。
短いシナリオを選択することで、より多くの札幌のプレイヤーと対戦させていただくことにした。
このシナリオは4人のプレイヤーによって4回プレイされていたと思う。
ゴリ押しと迂回、撤退と徹底抗戦のバランスをどう取るかが楽しい、何度でもプレイできるシナリオだと思う。

Stonewall Jackson's Way
Stonewall Jackson's Way - Jackson's March
この日にプレイされた、唯一の複数ターンのGCACWシリーズシナリオ。
Manassas周辺の駅を焼いて後退したJacksonに詰め寄ろうとした北軍に対し、南軍はStuartに弱体な北軍(Sigel)を襲撃させてポイントを稼いでいた模様。

信長包囲戦
信長包囲戦
ASLプレイヤーとして有名な「今日も6ゾロ」さんとの僕での対戦。
お互いにこのゲームに慣れておらず、途中何度もルールブックを読み返しながらのプレイとなった。
反織田をプレイした僕は最終ターンまで終始押されっぱなしで、最後の最後に徳川家康を中立化して織田側の支配エリアを減らすという姑息な技に走ったものの、やっぱり押し切られて敗北。

朝9時から夕方までの間に、参加者のほぼ全員と対戦させていただくことができ、GCACWシリーズを複数回プレイすることができ、しかも自分以外がGCACWシリーズをプレイしているのを見る(これが実に楽しいのである!!)ことまでできたという、文句なしのゲーム会になってしまった。
わがままを聞いてくださった札幌の皆さまに、いくら頭を下げても足りない状態である。

頻繁に実現することはできないが、今後も色々なゲーム会に参加してみたいという気持ちがますます強くなった。
また、The Old Musketeersのような個性的な企画が無理なく増えていけば面白いなと思う。
# by gameape | 2008-07-24 08:52