紙でプレイする戸惑い
2008年 06月 14日
紙のマップやコマを使ったプレイとの比率を体感的に述べるならば、8対2とか9対1とかではないかと思う(少ない方が紙でのプレイである)。
そんな状態で久しぶりに紙のウォーゲームをプレイすると、結構戸惑いのようなものを感じる。
戸惑い、と言っても別に困るわけでも何でもなくて、「あぁ、思考することが違うなぁ」と面白がるだけのことである。
例えば、いつもPC上で見ているときとは異なる向きで見るマップは、ガラリと表情を変える。
上側にあるはずのヘクスが右側にあったり、左側から登場するはずの増援が下から出てきたり。
さらに、PC上でいつも俯瞰しているマップを、前方斜め上から見るのもなかなか新鮮である。
加えて、PCでは容易にできるズームだったり、全てのコマを消すだったりの機能は当然ない。
席を立って、見たいところまで歩み寄って、顔を近づけて、コマを手でどかして、ということは不可能ではないけれど、長考しないように心がけているので(単に面倒なだけだけど)、そんなことばかりはしていられないので、勢いでプレイすることも少なくない。
また、PBEMは対面でのプレイに比べるとゆっくりと考えることができる。
その気になれば、毎度、次の手番をソロプレイすることだって可能だ。
僕について言えば、PBEMでそれほど長考することはないのだけれど、それでも対面で、またはオンラインで対戦するときに比べればじっくりと考えているようには思う。
そんなこんなで、久しぶりに対面で紙のウォーゲームをプレイすると、不慣れなマップで、細かいところの情報をボロボロを見逃しながら、急ぎの思考を要求されてプレイすることになり、冒頭に述べた「戸惑い」を感じることになる。
これまた先に述べたとおり、この戸惑いは必ずしも悪いものではなくて、自分にとっては面白いものだったりする。
もしかすると、相手のプレイヤーからは「雑なプレイ」と思われるのかもしれないけれど、そのときはごめんなさい。。。