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ウォーゲーム、シミュレーションゲームのあれこれ


by たかさわ

2007年、入手したゲーム、入手したいゲーム

入手したゲーム
  • ASL Starter Kit #3
購入したゲームはついに1作だけだった。
しかも、ASL Starter Kitの最新のルールブックが欲しくて買っただけである。
それがなければ、または最新のルールを手に入れる別の手段があったならば、このゲームの購入は見送ったと思う。

既にプレイを楽しんでいるゲーム、そして既に持っているけれどまだプレイしたことがないゲームだけをプレイするだけでも大変な時間がかかる。
僕の自由時間全部をウォーゲームに投入し、さらには自由じゃない時間にもウォーゲームのことを考えていたとしても、まだまだ時間が足りない。
そんな状態で、お金を払ってまで新たなウォーゲームを手に入れるのはあまり合理的ではないと思っている。
それでもやっぱり買いたい、と思うくらいの魅力を感じさせてくれるウォーゲームは滅多にないのである。

入手した雑誌
  • プラン・サンセット #3
  • Club千葉 #2
  • Club千葉 #3
  • Club千葉 #4
  • Club千葉 #5
  • C3i #19
  • Operations #50
  • Operations #51
ウォーゲームに関する文章を読むのは楽しいから、ウォーゲーム雑誌を手に入れたいとは思う。
でも、4000円近くするウォーゲーム雑誌は、ちょっと高すぎて手が出ない。
しかも、付いてきたウォーゲームがプレイされないまま増えていくのは観ていて悲しい。
前述のリストがウォーゲームのついていないものばかりなのは、そのような事情からくるものである。

雑誌に書かれているウォーゲームの多くは、持ってもいないし、プレイしたこともないものばかりである。
だから、読んでいても意味がよくわからなかったりすることも少なくない。
でも、何となく楽しい気持ちになるのが不思議である。
文章が英語で書かれていて、意味がほとんど分からなかったり、面倒くさくて見出しと写真だけを追うような読み方をしたときでも、似たような楽しい気持ちになる。

雑誌であれWebであれ、僕がウォーゲームについて書かれた文章を読む理由は、この「何となく楽しい気持ち」になりたいからなのだと思う。
もちろん、自分が好きなゲーム、興味を持っているゲームについて書かれた記事をキッチリ読むのも楽しいけれど、「何となく楽しい」だけでも十分なのだ。
その楽しさが、自分の好きなウォーゲームをより楽しむための動機付けとなるような気がするのである。

Club千葉、4号と5号
Club千葉 #4 と #5

入手したいゲーム
  • The Battle Above The Clouds
  • Stonewall Jackson's Way 2
  • Shenandoah: Jackson's Valley Campaign
発売されたらすぐにでも欲しい、と思えるゲームはこの3点だけ。
他にも気になるゲームがないわけではない。
CWBの「Barren Victory II」、GBACWの「Battle with the Gringos」などなど。
でも、これらには手に入れてすぐにプレイするほどの熱意を持てないんじゃないかと思う。

「The Battle Above The Clouds」と「Stonewall Jackson's Way 2」はいずれもGCACWシリーズ。
前者はシリーズ8作目にして、西部戦域を舞台にしたシリーズの1作目。
チカモーガやチャタヌーガでおこなわれた1863年の戦役を題材にしたもの。
後者は、シリーズ第1作目の「Stonewall Jackson's Way」の改訂版に、1861年夏の第1次ブルラン戦役のモジュール「All Green Alike」を追加したものだそうだ。

「All Green Alike」の上級ゲームシナリオのテストプレイ版は僕の手元にもある。
南軍は時間を稼いで、シェナンドアとマナッサスの部隊を集結させたい。
北軍が徴兵期限切れで部隊がどんどん細っていく前に戦闘をしかけたい。
GCACWのスケールは、このようなジレンマを提示するのに大変適したシステムなんじゃないかと思う。
(単に筆者が、GCACWシリーズなら何でも好きなだけかもしれないが)

どちらのゲームも、まだMMPのプレオーダーにすら載っていない。
発売が待ち遠しいけど、いつ出てくるか分からないから、気長に待つのがよろしかろう。

最後の1点は、Columbiaの積み木ゲーム。
1862年春のシェナンドア渓谷を舞台にしたゲームらしい。
できれば広い範囲をマップに収めた、戦役全体を扱うゲームになってほしいとは思う。
でも、クロス・キーズとポート・リパブリックの戦いを題材にした積み木ゲームも面白いかもしれない。
シェナンドア川の両岸を進んでくる北軍を相手にするジャクソンは、プロイセン軍とイギリス軍を相手にする、ワーテルローでのナポレオンのような決断と機動を求められるかもしれないし。

入手を迷っているゲーム
  • ドイツ戦車軍団
  • ドイツ装甲軍団
  • 天下強奪
プレイしてみたいと思っているものの、購入に踏み切れないゲームは3点。
特に意識はしていなかったが、いずれもコマンド・マガジン日本版の付録ゲームだった。
ウォーゲーム付き雑誌に対して僕が感じている「気にならないわけではないのだけれどサイフのヒモが緩まない」という気持ちがそのまま表れてしまったか。

そもそも「ドイツ戦車軍団」についてはエポック版であれ、国際通信社版であれ、中古を探さなければならない。
その労力を使う根性は僕にはない。
「ドイツ戦車軍団」の「防御側ユニットの退却先を攻撃側が指定し、退却したユニットは次のプレイヤーターンに動けない」というルールがとても好きだ。
容易に入手できる機会はいくらでもあったのに、時既に遅し。
そういうものだ。

「ドイツ戦車軍団」のシステムで、フルマップ複数枚のビッグゲームを作ったら面白そうだと思う。
どなたか、ぜひがんばってください。

「天下強奪」はWebなどにある情報を見た限りでは、とても面白そうに感じる。
各ユニットが所属陣営まで含めてアントライドになっているゲームということなんだろうか。
だとしたら、かなり惹かれる。
「ドイツ装甲軍団」とあわせて、コマンド誌の在庫状況に注意しつつ、引き続き迷いたいと思う。
by gameape | 2007-12-29 17:27