Malvern Hill 対戦 - 2010-08-07
2010年 09月 05日
インメルマンの例会でシナリオ「July 1st」をプレイ。
僕は南軍を担当し、ゲーム開始から終了まで約6時間を要した。
南軍の勝利条件は、Malvern Hillのおそらく頂上と思われる3ヘクスを支配し、かつ損失を敵軍より少なく抑えること。
しかし、Malvern Hillの周辺にはこれでもかと言わんばかりの北軍がいる。
上の図はゲーム開始時の状況。
右側が南側で、北軍がMalvern Hillを囲むように配置される。
勝利条件はいかんせん無理な注文だなと思わないでもない。
とはいえ、無理スジの軍事行動を試して「やっぱり無理だった」と実感できるところもウォーゲームの魅力。
上官から「お前、手を抜いただろう」と言われないマジメな作戦をきちんと考えてみることにした。
と言っても、結局のところは「戦争ではなく殺人」と後に言われるような正面攻撃が精一杯。
これに加え、前日までの戦闘で消耗しているLongstreetとA.P.HillにMalvern Hillの東側に迂回する命令を与えた。
これで少しでも北軍の守りが乱れてくれることを願うばかり。
ターントラック上には一度マップを出てまた戻ってくるユニットと増援が置かれる。
Malvern Hill周辺の北軍。
こんな強固な布陣をかつて見たことがあったか!!
Glendaleを通過する南軍。
前日までの戦闘で「ちょっと損害をこうむれば崩壊」という状態のLongstreetとA.P.Hill。
三方向からMalvern Hillに向かう南軍。
西からMalvern Hillをけん制しようとしたHolmes。
北軍の待ち伏せに突っ込む形となってたちまち崩壊。
師団ごとにバラバラのタイミングで攻撃を始める南軍。
こういう展開にはすっかり慣れてしまい、改善の努力をしなくなってしまった感あり。。。
LongstreetとA.P.Hillは程なく崩壊して攻撃中止。
命令を迅速に実行してくれた分、崩壊するのも早かった。
Jacksonがなかなか攻撃を始めてくれないのはお約束か。
先に攻撃を始めたMagruderも1時間半ほどで攻撃中止。
Magruderは戦死、Jonesは負傷。
3時間の遅延の後にJacksonが攻撃を開始。
Winderが早速負傷。
いかんせん北軍が多すぎるし、強すぎる。
結局、1200時までプレイし、南軍は勝利条件を満たすことができなかった。
ゲームは北軍の決定的勝利ということになる。
今回のゲームでひとまず「CWB七日戦争・五番勝負」を終わらせることができた。
プレイを通じていろいろと面白い気づきに出会えたけれど、まずは終了後に呑んだビールのおいしかったことといったら!!