コールド・ハーバー
2010年 07月 11日
1862年の七日戦争の旧跡を順にドライブして回る途中にコールド・ハーバーがある。
ゲインズ・ミルとチカホミニー川の間。
入り口にインフォメーションセンターがあるけれど、僕がいった日はお休み。
なお、地図とかを入手するならば、リッチモンド市街にあるインフォメーションセンターが圧倒的に充実している。
「ハーバー」という名前だけれど、水っぽい雰囲気は全然ない。
結構な数の木が生えているのだけれど、150年前には無かったらしい。
ただの野原。
1864年6月初旬にグラントが絶望的な突撃をおこなった戦場をぐるりと回る道路が通っている。
そしてその戦場を両軍の塹壕があったところから見ることができる。
これが北軍の塹壕。
中央の看板には「Union Trench」と書かれている。
こちらは南軍の塹壕。
まだ若干のくぼみが残っている。
そして、両軍の塹壕は驚くほど近かった。
南北戦争のいつだかにおいて、両軍の兵士が塹壕越しに会話をしたという話があったように思うけれど、そういう情景も想像できそうな感じ。
現地では「近いな」としか考えなかったけれど、今思うと「ここまで近づきあうまでになぜ砲兵に撃退されなかったのか」という疑問もわいてきたし。